見出し画像

カナダ留学日記106 新学期開始

年が明けて、新学期がやってきた。
くくりは「2024年の冬」学期となる。
先学期では私はスケジュールが選べずに授業が毎日午後からになり、バイトができずに大変不便であった。今回は、なんとしても自分に都合のいいスケジュールを組んでやるぞ!!!と意気込んで、履修登録が始まる時間、朝6時に起きて待機していた。(11月のことである)

こちらが私のスケジュール

あれ!?凸凹じゃない!?

今回は選び放題だったので、「金曜日は丸一日休み」もできたのだが、あえてのこの凸凹スケジュールである。なぜか。
第一に、私は水曜日に家庭教師のバイトをすることになっていた。水曜日の午後を空けなくてはいけない。
また、金曜日を丸々空けたところで、現在のバイト先でバイトができるのは夕方からである。朝から晩まで丸一日通して働ける場所を新しく探すのは手間だ。それならば、木曜日と金曜日の夕方を明けて、他の時間に授業を詰め込んだ方が良い。

そんなわけで
月曜日:朝8:30からよる20:20までみっちり
火曜日:朝8:30から夕方5:20まで
水曜日:朝オンライン授業で午後はフリー
木曜日:午後授業、夕方バイト
金曜日:午後授業、夕方バイト
土曜日:午前ボランティア、午後バイト
日曜日:一日バイト
というようなスケジュールになった。
なんと、休日がない!!

しかし、バイトができることが最優先である。生活費を稼がなくては!

今の所、休日がないことはそこまで辛くはないのだが、月曜日と火曜日の1限(8:30スタート)がめちゃくちゃに辛い。私は早起きがものすごく苦手なのである。引っ越した新居からカレッジに行くのに、バスを乗り継いで1時間半かかる。7時に家を出なくてはいけないのである。これは辛い。朝6時に起きるのが辛すぎて、ギリギリの6時半まで寝ている。また、月曜日は朝から夜まで授業なので、昼ごはんと夜ご飯を持っていかなくてはいけない。めんどくさい。しかし、これもバイトをするためのスケジュールなので仕方ない。

7時に家を出る。まだ暗い。カナダの冬、こんな暗いの!?

火曜日は飛行機業界のクラスがあるのだが、そこで日本の飛行機事故のニュースが紹介された。日本の2024年の幕開けは凄まじかった。

クラスのディスカッションのテーマになっていた

今学期は、授業がメインで行われる棟が変わった。

ちょっとおしゃれな内装である

とにかく雪が降る。帰宅にも時間がかかるのでしんどい。

月曜日と火曜日は1限と次の授業の間に4時間ほどの空き時間ができる。雪が降っていて外に出たくないので、1日この棟の中で過ごした。最初の1週間はオリエンテーションなので、授業に出席しない生徒が多く、建物がガラガラであった。とても静かだった。

ガラーン・・・・・・・

なんと!電子レンジがこんなに!!メインの棟の電子レンジコーナーはすごい混むので、これはお得だ(?)

使い放題!!(そんなに使わない)

自動販売機もあった。

あまり買う気にはならないが
席が使い放題!広い!

昼も夜もサンドイッチはしんどいのにうどんを持ってきた。

美味しかった!


この学期からは、就活のための授業が始まった。

レジュメの書き方授業

私は留学生なので、英語の授業もある。

カナダに1年以上いて、いまだに、Octoberのスペルを間違える

飛行機のクラス

マーケティングのクラス

これも飛行機のクラス

スクリーンを写真に撮って、それに書き込みをしている。
iPadは便利だ〜

私が一番好きなのは、地理の授業である。
先生が面白いのと、私が世界史が好きなので、それに関わる知識が出てくると楽しいのである。

これは空港の場所を覚えようとしている
覚えきれない!

アメリカの50の州も覚えよう!と思って、頑張った。
今の所80%くらいは覚えたと思う。たまにミネソタ、アイオワ、ミズーリの場所を間違える。でもすごく面白い!
コロラド州は、サウスパークが好きなのですぐ覚えられた。ユタ州も、モルモン教の聖地なので覚えている。(The Book Of Mormonのミュージカルが好き)
ネバダ州は「天使にラブソングを」の舞台だし、サンフランシスコは言わずともがな、覚えられる。
メイン州は、かの有名なスティーブン・キングの小説のいくつかの舞台になっている州らしい。「It」とか。
アーカンソー州も、映画「ハント」に出てきたお姉さんの「アーカンソー州のタバコは6ドルなんだよ、しくじったなババア!!」と言う衝撃的なセリフのおかげですぐに覚えられた。
何が言いたいかというと、知らず知らずのうちに、アメリカの州の名前は日常生活で摂取するものの中に散りばめられているんだな、と実感したのである。

ちなみに、バージニア州について調べていたところ、ブルーリッチマウンテン、シェナンドア川があるとあったので、「カントリーロードの舞台じゃん!」となった。しかし、カントリーロードの歌詞には「ウェストバージニア〜」とある。なんでだ?と思ったら、カントリーロードの作詞者は、実際にウェストバージニア州に行ったことがないままこの歌を作ったらしく、ウェストバージニア州にはシェナンドア川がほんのちょっとしかかすっていないことを知らなかったそうである。

インターネットを見ていると、いろんなアメリカの情報が入ってくる。「アメリカではこれがスタンダード」とか「こういう傾向がある〜」と言うのを見て、なんだか自分もアメリカのことがわかった気になっていたのだが、よく考えてみれは、私はアメリカの州を全部覚えていないのに、アメリカのことを語れるのか?と疑問に思った。アメリカの地理を知らなくて、気候や特徴、そこから生まれ、根付いた文化を知らなくて、アメリカのことを語れるのか?アメリカの文学をわかった気になれるのか?ディズニー映画をわかった気になれるのか?
きっと、アメリカの地理を知っていればもっともっと作品を楽しめるようになるはずである。そういう気持ちもあり、この授業へのモチベーションはとても高い。

そして、楽しみ半分しんどさ半分なのが、アカウンティングの授業である。これはオンラインクラスなので、自分でテキストと教材ビデオを見ながら勉強を進めていくのだが、今までアカウンティングに馴染みがなさすぎて、結構苦戦している。しかし、新しい知識を仕入れるのは好きなので、勉強自体はとても面白い。

テストもあるので勉強しているのだが、アホなミスばかりしている・・・

書き間違え。ミスがどんどんアホになる
問題文の読み間違え

Asset(総資産)、Liability(借り)、Net Worth(純利)の感覚はわかっているはずなのだが、それらが細分化すると混乱してしまうことがある。現在は、DebitとCreditの使い分けで混乱することがある。


2学期になり、課題が多くなって毎日大変なのだが、頑張るしかない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?