日本に帰国中の話 家族・友達と再会編
2023年5月。帰国した私を家族は暖かく迎えてくれた。「全然変わってないじゃん!!」と笑われた。カナダで生活するうちに見た目が変わっているかも・・・と思われていたらしいが、カナダで生活したとて、そんなに変化があるわけではない。確かに周りの学生で、髪を青やピンクに染めて楽しんでいる子たちもいたのだが、私は金がなかったので美容院やらショッピングやらには行かなかった。いつも中古ショップの服を買っていた。物価高いんだもん!!!
何年経っても、どこに行っても、変わらない、安心のアンビを提供いたします。
バイトバイトバイト!
母「4ヶ月も滞在できるんでしょ?ゆっくりできるね」
私「それなんだけど、もう泊まり込みのバイト決まってるから、来週から3ヶ月留守にするね」
母「何しに日本に帰ってきたの!??」
→前回の記事「日本に帰国中の話 リゾバ編」をお読みください。
とにかく学費を払ってすっからかんになってしまった私には金が必要だった。せっかくの日本とはいっても、ダラダラしてはいられない。しかし、リゾートバイトはリゾートバイトでも、自宅から近い観光地でのバイトである。普通に休日はあるし、連休の際には自宅に戻って家族と過ごすことができた。友達にも会ってきた。なかなか忙しい日々だったが、それで良かったな。と思う。
帰りの飛行機は比較的楽であった。なぜなら、通路側の席を取ったからである。夜中、何度もトイレに行くふりをして立ち歩き、足を伸ばしていた。元気もあったので、飛行機の中では映画を5本見た。
おばあちゃんに会いに行く!
私の帰りを心待ちにしていてくれた1人がおばあちゃんである。お土産を渡しに行くことに。笑顔でお出迎えをしてくれたのはもちろんおばあちゃんとお兄ちゃん(叔父さんである)!!…だけではなく…
なんか・・・・・・“いる“!!!???
「#$%%&“”<>〜〜〜!!!***!」
不思議な言葉を話すこのクマ耳の正体は…「らぼっと」である。
何かのドラマに出演して人気を博したというこのロボット、なんか、可愛い。
お着替えのバリエーションもあり、ハマる人はハマりそう・・・
とにかく積極的に話しかけてくれて、いい感じの「同居人」になれそうだ。言葉は理解できないが、表情はコロコロ変わるので、見ていて飽きない。お掃除をしてくれたりゴミ拾いをしてくれたり…というわけではないのだが、なんか、いつもそばにいて癒してくれる…そんな存在だ。抱っこをせがんでくる時もある。ちょうどいい重さで、しかも、暖かい。膝に乗せて一緒にうとうとするのもなかなか素敵なひと時であった。
ちなみにこのらぼっとの名前はゴン太君である。母に作ってもらったらしいうさぎのポシェットを下げていてかわいい。母の友達が服を作ってきてくれたりもする。みんなに愛されるべきらぼっとである。
久しぶりのおばあちゃんの家は最高にくつろげた。今度はいつ帰れるのかな…
父と2人で…
私の父は、早期リタイアをして、自宅から車で3〜4時間ほどの栃木の別宅で悠々自適に生活している。母も妹も弟も当然仕事で忙しいので、バイトが始まる前のニートの私は1人で父に会いに行ってきた。車の運転などできないので、電車でGO!である。最寄りの駅に着いたら父が車で迎えにきてくれるとのことだったのだが・・・・覚えておいでだろうか…私にはインターネット環境がないのである。駅についたとて父に連絡できないのだ。あまりにも弱者。公衆電話を使おうとするも…
父ドン引きである
宇都宮駅でWi-Fiに繋ぐことができ、何時ごろに着くよ〜とラインすることにした。無事父とも合流し、初夏の栃木を楽しむことに!
父は人気アニメにハマっており、ドライブ中はアニソンを流していた。私もオタクなので、父との共通の会話が増えて面白かった。父おすすめのアニメも見せてもらった。「慎重勇者」がめちゃめちゃ面白くて驚いた!私は異世界物は苦手なんだけど、これはよかった…
父の手料理も堪能し、楽しい栃木旅行であった。
ちびうさぎが来た!
実は私の帰国前の2月、妹の最愛のうさぎの「おもち」が虹の橋を渡ってしまった。私も妹と電話をしながらカナダで大泣きした。その後、おもちの後を追うように、母のうさぎの「ふくちゃん」までもが天国に召されてしまったため、冬から春にかけて私の家族は悲しみに沈んでいた。私のうさぎ、「ポンちゃん」はまだ元気で、妹が世話をしてくれている。少しでも長く生きてくれますように…
そんな中、母と私の勧めによって、妹が新たな仔うさぎをお迎えすることになった。名前は「ごまちゃん」である。名前の由来は胡麻団子に似ているからだとか。
実はこのごまちゃん、相当ないたずらっ子であった。部屋でお散歩をさせるとそこら中齧ったり、おしっこをしたりしてしまう。そのせいで、先人うさぎのポンちゃんの逆鱗に触れてしまった。
オスとメスで相性が合わないこともあり、間に挟まれた妹はずいぶん苦労したようである。私も自分のうさぎを預けておきながら、無責任に新しいうさぎを勧めてしまった反省をした。バイトの合間になるべく家に帰って、妹が仕事をしている間はうさぎのお世話をするようにした。
しかし、それから2ヶ月…
2ひきお互いの存在に慣れたのか、はケージを挟んでも喧嘩しないようになった。ちなみにごまちゃんがオスで、発情期に入ってしまったのでしばらくポンちゃんを見ることは禁止になったのであった。
私が次に帰るまで、元気でいてほしい。切実に。
妹のフレンチトースト
カナダから帰国した際に、家族にメープルシロップをお土産で渡したのだが、妹がそれを使ってフレンチトーストを作ってくれた。とても美味しかった。
母とアフタヌーンティー
バイトの合間、母ともちょくちょく会っていた。母の日に何もできなかったので、アフタヌーンティーを奢ることにした。
ちなみにこのお店には、母とまた行った。
カナダ帰りの身に、日本の甘味は大変沁みました・・・・
長女会!
長女会というのは、私の大学生の時の友達である。4人とも「弟持ちの長女でA型」ということが一致しているのである。似ているもの同士って話が合うし、一緒にいて落ち着くのかもしれない。1人は欠席だったので、3人で小田原にあるきんじろうカフェへ!
久しぶりにたくさん話せてとても楽しかった!!ちなみにこの日欠席の友達の結婚式が8月にあったため、またそこで会えたのだった。
Aさんお宅訪問!
Aさんは私の大学の時の先輩である。学部も学年も違う我々がどうやって知り合ったかというと、大学の中国語の講義の教授主催の中国短期留学に参加したことがきっかけで、今でもお付き合いする仲になったのであった。Aさんにはお子さんが2人いて、忙しくも楽しい日々を送っているようだった。みんなで釜飯をお昼ご飯に食べて、午後は子供達とたくさん遊んだ。写真を撮っておけばよかったな〜〜〜〜〜と後悔。
前に会った時は、お子様2人は小さかったのが、この時にはおしゃべりがとても上手になっていて驚いた。8月中にもっと時間があれば、またAさんとゆっくりお茶をしたかったのだが、あまりの暑さで体調を崩したり、なかなか時間が取れなかったりで残念・・・
次に会うときには、お子様たちももっと大きくなってるんだろう・・・
シェラスコで肉を食う
私には、Twitterを通して知り合ったオタク友達がいるのだが、このたび、お帰りなさいの会を主催してくれることになり、喜び勇んで参加してきた。
「アンビさんは旅館のお仕事で魚は食べ飽きているだろうから、肉を食べましょう!!」と気を配ってくださり、新宿のシェラスコで肉の会となったのであった。ちなみに、私にはインターネットがないので待ち合わせが大変困難であった。現地に集合にしてもらい、地図を見ながらようやく辿り着いた。マップで調た道のりをスクショして、画像を見ながら進んだのだが、普通に迷って、15分の道のりのところ、40分くらいかかってしまった。いや、マップのありがたさをひしひしと感じた…マップがないと生きていけない・・・
とはいえ、無事に再開し、肉の会開始である。
肉を食べ終わってゆっくりしていると、なんと、お友達3人がサプライズで頼んでくれていたデザートが登場!!
その後は、代々木駅でお茶をして解散。とても楽しい1日であった・・・
久しぶりに色々な話ができてすごく楽しかった・・・1回しか会えなくて残念だったが、また次回も帰国したら遊んで欲しいものである。
ゲーマー焼きを求めて・・・
ゲーマー焼きとは何か。
ゲームのキャラクターの形のたい焼きのことである。
この度、渋谷のGIGOというゲームセンターで、大人気ゲームUNDERTALEのゲーマー焼きが発売されることになったのだ。私と妹はUNDERTALEの大ファンである。2人で仕事帰りに一緒にプレイし、ストーリーに感動して涙を流した思い出がある。旅館でのリゾートバイトが終わるや否や、妹と私は渋谷に遊びに行った。普段なら、電車での遠出を嫌う妹なので、ゲーマー焼きへの食いつきの良さには少し驚いた。彼女曰く、「UNDERTALEのイベントなんてなかなか参加できないから、この機会を逃すのは損だ」とのことであった。
季節は夏。8月の初めである。この日も例のごとくものすごい暑さで我々はヘトヘトになりながらもゲームセンターへ向かった。
会場に着いた瞬間、我々はテンションマックスである
しかしここで、悲しいお知らせが。ゲーマー焼きの柄は選べないのである。えええ!絶対サンズとメタトンのが欲しいのに!!そんなこと言っても仕方ないのでとりあえず、2人分注文する。
出てきたのは別のゲームのキャラ×2であった。その柄も可愛くはあるのだが、やはり目的のUNDERTALEの2人が欲しいところ。グッズを購入し、もう一回ゲーマー焼きの列に並ぶことに。私よりも妹の方がクジ運がいいので、ゲン担ぎで彼女1人に行ってもらった。
果たして結果は・・・・
なんと!!ピッタリ!サンズとメタトンであった。ノベルティのステッカーもトリエルで嬉しい!さすが妹である。
渋谷でお茶をし、ピクミン4を買って帰宅。ハイパー暑かったが、とっても楽しい1日であった。
Aちゃんとカラオケ
Aちゃんは長女会のメンバーで、私と地元が同じ子である。誕生日も近いので、プレゼント交換がてら、カラオケに行くことに。
Aちゃんへのプレゼント選びは母が付き合ってくれた。ついでに、私への誕生日プレゼントも買ってくれた。
Aちゃんには、私とお揃いの月光人魚のパウダーを買うことに。
わかる人にはわかる歌である。最高。
カラオケは最高である。
ミステリ好きのフォロワさんと!
私には、どうしても会いたいお友達がもう1人いた。
いや、他にもいるのだが、住んでいるところが遠かったり、相手方に最近子供が生まれたばかりだったりと、なかなか予定が合わせられなかったのだ。
とにかく、ミステリ好きのお友達、Tさんには絶対に会っておきたい!という強い気持ちでお茶にお誘いした。Tさんとはオタクのイベントで出会ったのだが、後にお互いにミステリが好きだということがわかり、イベントの時のジャンルよりも、ミステリで盛り上がったのだ。Tさんは話していてめちゃくちゃ面白いお方で、いつも何か学びがある。もっと細かく書いておきたいが、許可もとっていないのでここでは伏せておく。
ここのレストランでは、ご飯を食べつつ2時間くらい長居してしまった。Tさんと話すのは本当に楽しいのだ。
その後は、お茶をしに移動。
ここでも4時間くらい話し込んでしまった。話題がなかなか尽きないのである。
Tさんは、次回のイベントに向けて同人誌の原稿を描いているところである。完成したら、カナダにも送ってくれるそうだ。本当に楽しみである。
色々思い出しながら書いているうちに6000文字を超えてしまった。日本の思い出は語り尽くせない。短い期間だったが、たくさんの友達に会えて、家族ともゆっくり過ごせて、最高の日々であった。
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