見出し画像

体だけが自分の真実の財産。

わたしたちは、自分の身体をなにげなく使っている。当たり前のように手を使い、足で歩き、鼻でかぎ、口をきき、耳で聞いている。当たり前すぎて、この当たり前にある身体のことを忘れてしまう。

あるものに目を向けることができず、足りないものを外に求めていく。

けれども、わたしたちは、裸で生まれて、この物質世界でたくさんのものを手に入れるけれども、天に行くとき、持って行けるものはなにも無い。

生きて死ぬまで、自分の意識と心を持って、身体をまるっとすげ替えることも(今の時点では)不可能だ。

たとえどんな状態となろうとも、真実、神さまからたったひとつだけ与えられた一生モノの身体なのである。

そして、いつか返さないといけない、借り物なのだという。

だから、メンテナンスがとても大切だ。自分の身体をけして粗末に扱ってはいけない。

自分の身体のメンテナンスが行き届いていてこそ、身に着けるものを映える。それにふさわしい自分となる。

自分の身体と向き合っていないと、いくら外の物質世界で質の良いもの、人、環境を求めたとしても、どこか心は空虚なはずだ。

美しさとは命の輝きであり、自分の心と身体を大切に扱っていることが本質のように思う。

というより、わたしが、わたし自身を大切に生きたい。ただ、それだけかな。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?