幼稚園受験 伝統の行動観察
息子が4歳の時、ある国立幼稚園を受験した時の行動観察のお題が定番のアレだったから、記録しておこうとおもう。
真っ先にキラキラした目でiPadを手にとる息子。
息をのむ母と流れる緊迫感。
我に返ってそっと元に戻し、知育カードとクルマをカバンにつめてピクニックに出掛けるおままごとができたけど、iPadを手にした瞬間は面白かった。
素直な反応だと思うんだけど、学校側はマシュマロ実験みたいなことをしたのかな。
自制心は集団生活をする中で大切だからね。
だが、これは2個目のマシュマロが得られるかどうかは、大部分が「子どもの社会的・経済的背景」に左右されることが後の再実験で明らかにされた。
自制心ではなく、社会的・経済的背景が長期的にみた子どもの成功のカギなんだけど、この話はいいや。
特殊な環境下の中で指示内容をきいて、自制心と想像力を働かせられるかが問われる。
「ピクニック」ならボールを取れたら最高だ。
ただし、保育園や家庭などで部屋の中でボールを蹴ったり投げたりしてはいけませんと、正しい躾をしている事がアダとなることもある。
試験は屋内で行われるが、4歳になったばかりの息子はボールは間違いだと思ったらしい。
ままごと遊び、想像力を使って役になり切って遊ぶことを現代の子どもはどれくらいしているだろうか?
親世代は「ファミコン」が並べられていたらしい。
時代が変わっても、ヒトはあまり変わらない。
幼稚園受験をされる皆さま、ご無理をなさらずご健闘ください。
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