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幼稚園受験 伝統の行動観察

息子が4歳の時、ある国立幼稚園を受験した時の行動観察のお題が定番のアレだったから、記録しておこうとおもう。

下記から実際に2つ選んで、お母様とピクニックに出かけに行こう。どれをカバンに入れようか?

【ボール クルマ 知育カード iPad】

iPad!!!

真っ先にキラキラした目でiPadを手にとる息子。

息をのむ母と流れる緊迫感。

我に返ってそっと元に戻し、知育カードとクルマをカバンにつめてピクニックに出掛けるおままごとができたけど、iPadを手にした瞬間は面白かった。

素直な反応だと思うんだけど、学校側はマシュマロ実験みたいなことをしたのかな。

マシュマロ実験(マシュマロじっけん)、またはマシュマロ・テストとは、子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験。スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェル(英語版)が1960年代後半から1970年代前半にかけて実施した。

著名な実験であるが、2010年代後半に行われた追試では再現が困難であることが報告されている。そして1988年に追跡調査が実施された。
その結果は、就学前における自制心の有無は十数年を経た後も持続していること、またマシュマロを食べなかった子どもと食べた子どもをグループにした場合、マシュマロを食べなかったグループが周囲からより優秀と評価されていること、さらに両グループ間では、大学進学適性試験(SAT)の点数には、トータル・スコアで平均210ポイントの相違が認められるというものであった。

ウォルター・ミシェルはこの実験から、幼児期においてはIQより、自制心の強さのほうが将来のSATの点数にはるかに大きく影響すると結論した。
2011年にはさらに追跡調査が行われ、この傾向が生涯のずっと後まで継続していることが明らかにされた。

また被験者の大脳を撮影した結果、両グループには、集中力に関係するとされる腹側線条体と前頭前皮質の活発度において、重要な差異が認められた[3]。
同実験は、スタンフォード大学で「人間行動に関する、最も成功した実験のうちの1つ」とされた[4]。

wikiより

自制心は集団生活をする中で大切だからね。

だが、これは2個目のマシュマロが得られるかどうかは、大部分が「子どもの社会的・経済的背景」に左右されることが後の再実験で明らかにされた。

自制心ではなく、社会的・経済的背景が長期的にみた子どもの成功のカギなんだけど、この話はいいや。


特殊な環境下の中で指示内容をきいて、自制心と想像力を働かせられるかが問われる。

「ピクニック」ならボールを取れたら最高だ。

ただし、保育園や家庭などで部屋の中でボールを蹴ったり投げたりしてはいけませんと、正しい躾をしている事がアダとなることもある。

試験は屋内で行われるが、4歳になったばかりの息子はボールは間違いだと思ったらしい。

ままごと遊び、想像力を使って役になり切って遊ぶことを現代の子どもはどれくらいしているだろうか?

親世代は「ファミコン」が並べられていたらしい。

時代が変わっても、ヒトはあまり変わらない。


幼稚園受験をされる皆さま、ご無理をなさらずご健闘ください。

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