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#1バセドウ病の症状は観察で治す!~バセドウでなくてもためになる対処法つき~


こんにちは!
私は、闘病しながら留学している女子大生、テト美です😊
高校3年生からバセドウ病になり、大学2年現在も治療を続けております

先生の方から、「寛解するのは難しいかもしれない」と言われましたが、諦めずに生活習慣を見直してみたところ、改善がみられてきましたので、共有したいと思います!(寛解は完治とは異なり、一生付き合っていく必要がある状態です)

今回は、第一弾!ということで、
症状で注意してほしいポイント
をまとめてみました

バセドウ病になって不安を抱えている方、そして、そのご家族の方々の支えになれれば幸いです

バセドウ病で注意してほしいポイント

(1)体重

バセドウ病の方のエネルギー消費は、多い人で通常の2倍になります。そのため、空腹感が強いです。薬を飲んでからもすぐには無くならず、つらいですよね、、ただ、この空腹感は徐々に消え去っていくので、安心してください♡ 食事内容に気をつけて乗り越えていきましょう!太りやすい食べ物や、バセドウの方が食べない方がいいものもあります。私はバセドウになってから20kg太りました笑しかし、今はもとに戻りつつあります。詳しい食事内容については次回ご紹介しますので、是非ご覧ください。

また、消え去った後も激しい空腹感を感じるときがあります。このとき、薬が足りていないことが多いので、お医者さんに相談しましょう。

(2)心拍数

エネルギー消費が激しいことから、心拍数も上がりやすいです。私も、運動していないときで100回 / 分を超えたことがあります。(通常60回 / 分)心拍数も、薬が足りていないことの目安になるので、心拍計を1つ持っておくと便利です。

(3)眼球

みなさんの中で3割の方に眼球突出が起こります。残念ながら、私もその中の一人です。しかも、悲しいことに、瞬きの際にもう目が閉じないんです!最悪の場合、失明することもありえます。そのため、私はステロイドパルス治療を行った後、手術もする予定です。ステロイドパルスは、副作用がひどく、できることならもう二度としたくないです。みなさんにはこうなってほしくないので、早期発見をしてもらいたいです。

そこで、注意してほしい症状は以下の通りです。

①目の後ろから押されている感覚がある
②ものが二重にみえる
③二重が消えた・できた、増えた
④逆さまつげになってきた

④までくるともうほぼ確実に進行しています。①の段階から早急に、内分泌科の先生から紹介状をもらい、眼科に行ってください。バセドウ病の眼球突出は、内分泌科だけでも、眼科だけでも治すことはできません。眼球突出の進行基準は、「1ヶ月に2ミリでた」ことです。経過観察のため、すぐに治療を開始することは出来ません。ただ、早く気づくことが出来れば、つらい治療や手術をしなくて済む可能性は絶対にあります!また、ある一定期間から進行は止まります。辛抱強くチェックしていきましょう。

ステロイドパルスの体験談も今後書きますので、よろしければ参考にしてみてください

(4)集中力の欠如・怒りっぽくなる

バセドウ病の患者さんは、発達障害の1つであるADHDだと誤診されるケースがあるようです。私のお付き合いしている方がADHDなのですが、確かに、よく似ていると感じます。忘れ物が多く、勉強でも集中が続きにくいです。そこで、私たちはお互いに指摘しあったり、勉強では25分集中・5分休憩のサイクルを設けたりしています。

また、個人的には、更年期の症状にもよく似ていると感じます。怒りっぽくなることや、汗をかきやすいことです。怒りに対しては、自分のいらつく時を書き出し、対策を考えて、マニュアル化しちゃいましょう!クレーマーに対してもマニュアルがあるように、あらかじめ考えておけば、無駄に周りを傷つけずに済みます♡

汗をかきやすいことに関しては、同時に喉が渇きやすくなることも忘れてはいけません。私は、トイレに行った後には必ずコップ一杯のお水を飲むようにしています。タイミングがつかめない方は目安にしてみてください。

ちなみに、私自身、症状のピークが大学受験の時でしたので、うまく学力が伸ばせず、非常に悔しい思いをしました。ただ、今はそれをバネに人の2~3倍は努力して、大学では奨学金を受け取ることができ、現在、留学にも行けております。そうして、周りから努力の天才と言われるようになりました笑

みなさんも、上手くいかないと感じるときには無理をせず、力を温存しておきましょう♡

(5)疲れやすい

最後は少し抽象的になりますが、ご自身で一番体感しやすいものだと思います。よく寝たのに日中も眠い、体が重い、だるい。わかります。私も長いときは日中に3時間ほど眠ります。このようにして、寝てしまう自分をどうか責めないでください!周りの方も、甘えだと言わないであげてください。ストレスを減らしていくことで、徐々に改善されていく面もあります。私は、バセドウ病が進行しすぎて、運動も禁止され、1ヶ月高校を休学しました。ただ、その期間があったからこそ、大学に特待生で受かることが出来たのだと思います。そのため、休めるときには休みましょう!

また、疲れやすさが改善されてもでてくることはあります。3回目なのでもうお分かりだとは思いますが、そうです笑お薬が足りていない可能性があります。お医者さんに必ず伝えましょう。

まとめ


⑴体重
⑵心拍数
⑶眼球
⑷集中力の欠如・怒りっぽくなる
⑸疲れやすい

これらからも分かるように、バセドウ病はお医者さんに相談するだけでなく、自己観察が大切になってきます。そうしている私たちは、体に気をつかっていない方よりも、逆に健康的ともいえます笑
また、ご家族の方にも悩み事を抱えていらっしゃる方もおられると思います。ただ、バセドウ病にはみなさんの理解と助けが必須です!ですから、チームプレーで、焦らず、信じて、気長に助け合っていきましょう♡

次回は自分で出来る改善方法について書きます!
内容は、意外と他の記事でかかれていない、食事内容と運動について書く予定です。絶対にためになるので、是非ご覧ください♡
最後まで見てくださり、ありがとうございました!

以上、テト美でした😊

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