好きな曲の好きな歌詞発表ドラゴン／すきなことばあつめ

音楽は、
どちらかというと歌詞を重視して聴いている、と思う。

メロディやリズムがどうでもいいわけではないけど、
歌詞が刺さればその曲はもう宝物になってしまうんですよね。

私は別に音楽的な知識があったり
音楽史に詳しかったりするわけではないので、
非常に浅い部分で｢音楽が好き｣と言っている。

『カレーが大好き！』
『スパイスから作ったことは無いけど』
みたいな感じ。

スパイスから作る程、カレーの事を深く調べたり研究したりはしていないけど
カレー食べてる瞬間が最高に幸せならそれでいいじゃない、と思います。

たったワンフレーズで命を救われたりする人もいるわけだし。

今の時代って、
サブスクで色んな曲が聴けてしまうし
大切な宝物をいーーーーっぱい入れておく事が出来る、

スマホってさながら宝箱ですよねぇ。
私の宝箱は最近2TBにグレードアップしました。（余談）

しかも
風景や匂いとかの大事な記憶を添付して保存しておくことが出来るんですよ、音楽って。


聴くだけでいつでもタイムスリップ出来てしまう、タイムマシン。
良く想像されるようなあの乗り物に乗らなくてもタイムスリップは出来るみたいで。

風景を思い出すのはまだ納得できる、けど
あの匂いまで思い出す感じ 一体どうなっているんだろう。
人間は本当に尽く、都合良くエモーショナルに出来ている…。

でも大切になりすぎると、
今度は生半可な気持ちでは聴けなくなってしまうんですよね。
相当な覚悟をしてからじゃないと再生できない曲、何曲かあります。

前置きが長くなってしまいましたが、
好きな音楽の好きなフレーズ発表ドラゴンになりたいと思います。

曲の解説は出来ないので、ただオタクが感想を述べるだけで…。
思いついた順番で｢すきなことば｣集め～！

1.セルアウト禅問答／挫・人間

1曲目に持ってくるものでは無かった。
ここで読むのをやめた人がいたら、全ては挫・人間のせいです。

｢セルアウト禅問答｣

タイトルからトゲトゲに尖っている……。
音楽の方向性を商業的方向に持っていった他のアーティストへの揶揄が凄い。

そしてイントロのポップさ、
Aメロの早口で韻を踏んでいく感じ、大衆ウケ狙い過ぎて逆に尖りすぎている…。

そういえば憶えてる？
今年の夏に僕たちふたりはさぁ
最近流行った歌とか
全然全くもって聴けなくて

聴かないんじゃなくて、聴けない。
流行っててキラキラしてて眩しい曲。
僕たちは聴けない。

あのこのこと
嫌いになる出来事が欲しい
もっと欲しいんだ

どうせ嫌いになれないじゃん…。

どう頑張っても嫌いになれないの分かってるから
理由となるものをたくさん欲してしまうんですね。

で、散々集めた挙句やっぱり嫌いになれなくて絶望するんだろうなぁ。

あなたに届け おれの真実よ
真実の愛を受け取って
愛があなたを幸せにするんだ
世界よ正しく機能しろ

そ。
あなたにおれの真実の愛が届かないのは
ぜーーーーーんぶ世界が正しく機能してないせい。

世界が正しく機能さえしていれば、
真実の愛は届くはずなんだから。
必ず最後に愛が勝つはずなのだから…。

根本的に世界がおかしい。間違っているのは世界。

2.夏恋注意報／SHISHAMO

挫・人間からの振り幅。

呼吸停止案件曲。非常に良い。
1回宮崎朝子としっかり話をしたい。

SHISHAMOは夏の歌以外ももちろん良いけど、
夏の歌が群を抜いて眩しすぎる。

コメント欄で恋してる女の子が沢山出てくるのも良い。
君たちがいっちばん可愛いよ……
いい夏にしろよな……

君は楽しんでるだけ？
私だってそりゃ楽しいけどさ
心底好きになったなら
楽しいだけじゃいられないじゃない

ダーーーーーーッ

ねぇ、本気になってもいいの？
今ならまだ引き返せる
傷は浅くてすむかも
夏のせいだって割り切って

ガーーーーーーーーーッ

共通の友人に聞き込みをしたところ
結構真面目なヤツらしい
遊ぶようなヤツじゃないらしい
ああほら 気付いたらまた
自分に都合のいい 君の噂を探してる
理由ばっかり数えてる

アーーーーーーーーーー…………（疲弊）

あんなやつやめとけって言われても、
いや、でも、こんな良いところもあるし...
ってなってしまうアレか。

恋って盲目なんじゃなくて、自分の意志で見ようとしてないんだな。
見ないことを選んでしまってるんだ。

そんなに真っ直ぐに私を見ないで
気持ちきっとバレてしまうから
また気づかないで もう少しだけ

真っ直ぐに見つめられただけで、
バレてしまうほどの気持ち。
相当好きじゃん～！！！


というか好きじゃないんだとしたら、
そもそもそんなに真っ直ぐにこちらを見るなよ。

人間はいつだって、
見つめ合うと素直にお喋り出来ないんだから。

3.桜の詩／KANA-BOON

これはカップリング曲として発表されてから
4年後くらいにMVが出たんですよね。

MVが出るまでの4年間で、
しっかり自分の中での曲のイメージが出来上がっていて
それを4年間ずっと愛でていたので
MVが発表された時の｢コレジャナイ感｣
どうしても受け止められてません。まだ。

だがしかし、
谷口鮪先生のつくる失恋ソングは
膝から崩れ落ちるくらい重い。

桜の花が舞って
あなたの声を思い出してしまう
そんな春よ

上着脱ぐにはまだ早くて
マフラーを渡すには遅すぎて
なんて意地悪な季節だろう
あなたに見せたいものばかり

叶わない、
叶わないけど構わない
口に出せば 視界がぼやけて
まるで泣いてしまってるみたいだ

これこれこれ～～！！！！！！


私がカラオケでこの曲を歌う時、
必ずこの部分で発狂しながら
モニターに向かって頭を下げています。

泣いているとは認めない。


ここの部分の少し前に

叶わない、
叶わないけど構わない
そう言える
そんなただ強がった大人になりたいんだけど

という部分がありまして
その後のこの流れ…完全に語彙力なくなってしまう。

好きすぎて、
高校時代 気付けばノートに歌詞を書いたりしていました。青すぎる……。

気を取り直して、

4.andyと銀杏／グミ

札幌発。


高校時代から今に至るまで
ずっと支えになっている曲です。

楽しくないものなんかに
君が負けませんように

これが真理。
大人になってからの方がより刺さる。

楽しくないものばっかりの生活

楽しくないものも楽しまないといけなかったり
楽しくないものもしれっと乗り越えないといけなかったり、
平気なふりをしても楽しくないものは楽しくない。

そんなものなんかに君が負けませんように。

ラブラブシール貼らないでくれよ

これが良く分からない人はググッてください。

銀杏BOYZのあいどんわなだいの歌詞
そのまま引用パターンです。

ラブラブシール、良いよなぁ。

5.煙草と共犯者／日向文

日向文の曲ってば、
どれを聴いてもどこを切り取っても苦しくなっちゃうくらい宝物なんですよね。

目を瞑って
誰も見てないから
今、この時間から僕ら共犯者

この部分は歌詞もいいけど
この歌詞が乗っているメロディも最高。

本当に共犯者になってしまう、脳内に直接語りかけられている。ような気分になる。気がする。

｢自分を大事にして｣
アドバイスって気持ちいいね？
ナチュラルに私を下に見てるんじゃない？
ごめんね
こんなの八つ当たり
優しくしてほしいだけよ

ｳﾜｧもうｳﾜｧしか言えない人間に成り下がってしまいました。

人からのアドバイス、
素直にまっすぐ受け止められる人は強い。

そうなれない自分にやるせなさ、感じない？僕たち...

6.みっくしゅじゅーちゅ／大森靖子

大森靖子は本当に天才。（小並感）
大森靖子特集やりたいくらいに天才。

思いっきってカラオケで
リアルに聴いてる曲入れた
引かれるかも でもそろそろ
知ってほしい ほんとうは

これが誰にも言えない コンプレックス
そこがかわいいなんて
私より私 肯定されちゃ 壊れるわ低浮上

絶望がサマになる
恋の季節SUMMERになる
眩しいけど ちゃんとみなきゃって
目を見開く

あ〜……。
これがため息の出てしまうAメロ・Bメロ。

肯定されたいけど、
肯定されたらされたで自分のこと保てなくなってしまう。

誰にも言えないコンプレックスのことを
あなただけはかわいいといってくれる現実、

受け止めきれないのは
自分に自信がないからなのだろうね。

君みたいな花 君みたいな街
幸せのイメージは 捉えた瞬間過去になる

！！！！？？？！！！？？？？

幸せのイメージは捉えた瞬間過去になる！！！？？

たまに、ぼーっと聞いてると
ここの部分でびっくりして目が覚めちゃうこと、あります。

食べログ評価の低い味でも
美味しい思いしようよ

これって
君とだったら食べログ評価の低い味でも美味しく感じてしまうよね、

ということと

2人だけでみっくしゅじゅーちゅになったら
良い思いできるよね、

みたいな、そんな感じなのだろうか…。

他の曲の歌詞で、

笑笑でもいいから 帰りたくない

連れてってよ
ググって出てくるところなら
どこへだって行けるよね！

というのがあって、
これも相当好きなんですが

やっぱチープなところでも良いから一緒に居たいよ～
って意味合いの歌詞が多い気がする。

君となら場所関係なくどこでも楽しい

という意味と

自分は良いところに連れて行ってもらえるような女では無い（もしくは連れてってもらえるような関係性ではない）

という意味も少なからずあると思ってて
その自己肯定感の低さがずっと苦しい。

｢美味しい思いをする｣
危うい夏ソング。

そんでこのMVは、
黒宮れいがずっと可愛い。

これ全部、1番の歌詞なんですよね。
スタートから完全にこちらを殺しにかかってきている。

大森靖子の歌詞、読めば読むほど分からなくなるので
案外直感で良い気がする。

直感で自分に響いたものだけが、
自分が理解出来ること。

響かないものは、今の自分では理解のできないこと。

音楽は好きなところにだけ触れたらいいです。

6曲で4000字……
余計なことばっかり書くからまとまらないんだな…

ここまで読んでくださった人がいたらありがとうございます。

今日書いたのは、ほんのひと握り、氷山の一角なので
もっとたくさんどんどんじゃんじゃん好きなもの紹介していきたい。

どれかが誰かに響けば嬉しいですね。

（終わり方、雑～……）