グーグル翻訳アプリの話

先日友人が韓国土産にニキビパッチをくれた。
風邪で寝込んでいる間にニキビができてしまったので、ちょうど韓国にいた友人に頼んだものだった。

韓国コスメには馴染みがあったが、ニキビパッチを使用するには初めてであったため、説明書をきちんと読んでおかなくてはならない。こんな時はグーグル翻訳アプリのカメラ機能で読み取ってしまえばいい。

便利な世の中になったものだ。翻訳の精度こそイマイチだが、スマホのカメラをかざすだけでそれとなく意味が伝わる、魔法のアプリ。これさえあれば異国の地でもなんとかやっていける気がする。

今年の2月にアメリカへ行った時に使った以来、私はグーグル翻訳アプリを開いた。

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おなら
うんこ



これは検索履歴である。
34歳の女性が所持するアプリの履歴とは到底思えない。

見た瞬間「お前さぁ…」という言葉とともにクソデカい溜息が出た。

お前とは無論、私のことだ。
私は一体、アメリカでなにをやっていたのだろう。
もはやニキビなどどうでも良くなり、もう一つお土産にもらった韓国海苔を食べ始めた。

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