塩をいれる。そして待つ ~秋刀魚(サンマ)寿司を作る風守美女軍団~
「次は塩ですね」
サンマを開き骨をとったくノ一達が、サンマに塩をかける。
「よし、任せてくれ」
葉月がはりきって塩をかける。
はりきっているが雑ではない。
丁寧に塩をまぶしていく。
「いいですね、葉月さん」
「そ、そうか」
「はい、素敵ですよ」
アゲハが微笑み、葉月を誉める。
「ふふっ、私に任せてくれ」
葉月の顔が更に明るくなる。
アゲハの細やかな心づかいだった。
くノ一という性質上、こういうのは得意である。
彼女達は気持ちよく作業を終えた。
「一通り、まぶし