見出し画像

今年は特に思い出す

この頑丈な収納箱が無ければ
今日まで生きることが
できていなかったかもしれない。

実家に寄った時に
この収納箱を見ると
いつも心で手を合わせる。

29年前の阪神淡路大震災。

高校三年生だった。

寝ている私の頭側にあった
大きなタンスが倒れてきたが

この収納箱が横にあったお陰で
タンスが直撃することなく
僅かな隙間から這い出ることができた。

後日、父と二人でタンスを起こそうとした時のタンスはとても重かった。

父が
「これ(収納箱)なかったら
お前、死んでたかもな」という言葉。

私も同じことを感じたので
この収納箱を見るたびに
思い出す。

崩れてしまった大型スーパーから
商品を略奪する人だかり

ポリタンクや飲食物を平時の10倍以上の値で売る人たち

援助物資を我先にと強奪する人たち

そんな大人を見て
人間不信になりそうになる一方で

知らない人同士が譲り合い助け合う場面にも同じくらい出会って
人間って凄いなとも思ったあの時。

何もかも壊れて、
同級生の死を知り、
寒くて、風呂にも4ヶ月ほど入れず
辛い時もあったけれども

それ以上に今も
心の支えになっているのは

「何とかなる」
「何とかする」
「おかげさま」
「お互いさま」

この四つ。

二度と経験したくないし、
できれば
誰にも経験してほしくない。

でも、

大きな災害が
地球規模では毎年のように
起こっている。

今年の元旦に起こった
能登半島地震

昨年から大きなご縁を
いただいた場所。

居ても立っても居られない。

心を落ち着けて

今回の地震で被害に遭われた皆さま
これまでの災害で被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げ
着実な復興を祈ると共に

家族で支援金を送らせていただいた。

これまでの幾多の災害から
立ち直った経験が活かされますように。

多くの人や多くのモノ
氣の巡りに

支えられて
幸せに生きられている日々に
感謝しながら
2024年も精進する。

2024.1.17に誓う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?