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エクストリーム旅行〜バンコク編〜中編その1

前編はこちら
今回はパヤータイ駅から飲酒解禁までを振り返ってみます。

2/7(火)
AM6:15
エアポートリンクの終点、パヤータイ駅に到着。
この時点で気温30度。
暑い、蒸し暑い、既に汗が止まらない。

パヤータイ駅

バンコクの電車事情ですが、主要路線はほぼ全区間高架化しており改札が全部空中なのです。
という事は階段があるんですけど、ここで私の左膝が悲鳴をあげることに…
ホームから改札に向けて降りた階段の1歩目で

「プギャーーーーッ!!」

異国の地・早朝・1人きり・34歳独身・不動産業
という倍満の状態で1人鳴き声を発してしまう激痛が…

これは多分マズい…これこの後歩けんのか…
一抹の不安を抱えながら見知らぬ国の見知らぬ駅から見知らぬ路上へリリースされる1人のオジサン…地獄…

地上に降り立ち、持っていたリングルアイビーを規定量の3倍キメて一息ついたら少し痛みも落ち着いたので、とりあえず朝メシを食べに歩いてみる事に。

暑さの割に日の出は遅め
6時過ぎから交通渋滞はスタート

駅から徒歩20分くらいのところに有名なカオマンガイのお店があるので向かってみることに。
途中の路上では屋台の方々が既に仕込みを始めており、美味しいスメルが街中漂っており割と最高。

AM6:45
汗だくで膝痛くて半泣きになりながら目的のお店に到着。
通称「ピンクのカオンマンガイ」ことラーンガイトーンプラトゥーナム

実は渋谷にもあるらしいのですが、やはり本場の本店で食ってみたいと。
普通のカオマンガイを注文。あとよく分かんない甘い飲み物。

メシの写真撮るのホント下手くそだと思う

クソほど美味い

そして量が多くなくてとても良い(この後暴飲暴食するので)
で、気になるお値段50THB(1THB=3.7円くらい)
※渋谷だと700円とのこと
マジ情熱価格です…

朝6時オープンのストロングスタイルのお店ですが、既に地元の方がちらほらメシ食ってる店内。
もう、この時点でバンコク来て良かったと思いました。

Googleで調べたとこによると、どうもこの国は基本的に11:00〜14:00 17:00〜24:00しか酒を提供しちゃいけない法律があるらしく、飲酒解禁まで後4時間もある事が発覚。震え始める手…痛みの治らない膝…
仕方が無いので観光名所的な所に行ってみる事に。

AM7:15
いわゆる三大寺院(ワットプラケオ、ワットポー、ワットアルン)に行ってみる事に。
ただ膝はもう限界なのでタクシーを使ってみる事にしました。
東南アジア圏のUber的なGrabというアプリに登録し配車。このアプリで配車すると高確率で到着前にドライバーから電話がかかってくるのですが、ゴリゴリのタイ語。何言ってるかマジで分からないので、日本仕込みの電波が悪いふりをして電話を切るという技で切り抜けます。
30分くらいかかって何とかタクシーに乗車するも、ドライバーさんめっちゃ話しかけてくる。こっちが観光客だってのも分かった上で更に傷心モードの34歳独身サラリーマンという事も分かってくれてるのか、めっちゃ話しかけてくる…
なので

「サワディー!フロムジャパン!サワディー!」

と元気よくお答え申したところ、お、おう…みたいな感じになりその後の車内は何とも言えない気分に。
そりゃそうだ、早朝から「今日も暑いな、元気かい?(予想)」的な事に対して、外国のオジサン(汗だく)が「こんにちは!日本から来たの!こんにちは!」と元気に答えてくる訳ですから。
私が運転手だったら、こ、怖い…ってなりますもの。

ガリガリのお坊さんが肥満な芝犬連れてた

AM8:00
タクシーで最寄りの地下鉄駅(駅名覚えてない)まで送ってもらい地下鉄に乗車。
結構混んでる、朝の大江戸線みたいに混んでる。
あと車内は冷房ガンガンで寒い。
地下鉄は切符買わなくてもVISAのタッチで乗車出来るので便利。
年末年始にロンドン行った時もそうだったのですが、海外だとクレジットカードのタッチ決済が主流みたいです。爆速で決済されるので日本でももっと普及して欲しい。

AM8:45
ワットプラケオ到着。
欧米人のツアー観光客が結構いらっしゃる。
拝観料はタイ人はタダ、外人は500THB。意外と高い…
途中迷子になりながら隣接の王宮も併せて見学。

敷地内の建物配置がイマイチ分からず迷子に
金ピカなのが多い印象
ら、ライオンなのか…?
仕事柄、建物外観写真撮るのは上手い方だと思う
これも金ピカ
これ王宮なのかな…

小一時間敷地内をぶらぶら散歩。
途中、欧米のギャルズ5人組に写真撮ってくれと頼まれたので満面の笑みでOK!と答えスマホを受け取りシャッターを切ったのですが…
欧米人相手に「はい!チーズ!」は通じねえなぁと思い、何て言えば良いのか分からず無言でシャッターを切ったんですよ。
で、撮れた写真を見せて「パーフェクト!ビューティフルエブリワン!」と笑顔で伝えたところ、
案の定「せ、せんきゅー…」と言われ何とも言えない空気に…
掛け声も無い様子のおかしいコミュ障ジャパニーズと思われたに違いないでしょう。
(普通にワンツースリーで良かったんじゃないかと後悔)

AM9:30
隣のワットポーへ到着。
拝観料は200THB。中に入ると寝てる猫がたくさん。
お前らこんなクソ暑い中よくスヤスヤ寝てられるな…
タイの野良猫って基本的にすげえ小さい。もっとチュール食って大きくなって欲しいくらい小さい。
あと、猫飼ってる家の臭いってマジで中々とれないから中古住宅買うときは気を付けて下さいね…

七福神メンバーにいそう
入口の猫(爆睡)
GLAYのTERU的な何かを感じました
猫?犬?何?
これがたくさんあった

もう、この時点で服は汗でベチョベチョ、ビール呑みたくて手は震えてる、あと膝が痛い…
最後のワットアルンへ向かう事に

AM10:00
ワットポーから5分くらいのところに船着場があり、そこから渡し船に乗り対岸のワットアルンへ行くらしい。
渡し船の乗船料は5THB。もはやこれで商売成り立つのか心配になる価格。

水質汚濁が著しい川

AM10:05
数分で対岸のワットアルンへ到着。
こちらも拝観料は200THB。
タイのテレビのロケみたいのが入ってて多分地元の芸能人みたいなオネーチャンがカメラ向けられてたけどビックリするくらい美人さん。
3つの寺院の中だと一番開けてる感じがしてヴィジュアル的にも一番好きでした。

これの色違いみたいの空港にもあったな
建物外観
象だよね多分
一応ドネーションはしましたよ…
ヴィジュアル的に結構好き

そんなこんなで再び渡し船で対岸に戻って来て三大寺院拝観終了。
まだ11時よりちょっと前なので気になってたトムヤムクンの美味しいと噂のお店にタクシーで向かう事にする。

AM10:50
バックパッカーの聖地ことカオサン通りから近いメムトムヤムクンに到着。

お店は家族経営なのでしょうか、推定小学生くらいのキッズ(女児)が注文を聞きに来てくれたので満面の笑みで(汗だく)トムヤムクンとカニ肉のカレー炒めみたいなのをオーダー。あと多分飲み物いるか?って聞かれたので、「び、ビー…ウォータープリーズ!」とお答え申しました。
数分後運ばれてきたのがこれ

トムヤムクン(150THB)
カニ肉のカレー炒め(値段失念)
店内の様子

もうね、どうしちゃったのってくらい美味い。
泣く程美味い。エビ出汁というかエビ味噌効きまくってて脳に突き刺さる感じです。
カニ肉のカレー炒めも最高。米いくらでも食える味付け。(OSAKE NOMITAI)
そんなこんなでサクッと平らげて時間は11時に…
遂に解禁…入国からの約5時間が8兆年に感じるくらい待ち遠しかったアルコール解禁…
ネットで調べたら昼から呑めるオツな屋台に向かう事に…

AM11:30
ちょっと奥まった怪しげなところにあるタイヘンリーに到着。

厨房横でオーダーしてから着席するスタイル。
店員さんに「び、び、び、ビール、アンドディス!」とオーダー。ビールはラージか?と聞かれたのでオフコース!と元気に返事します。
着席後数分で運ばれてきたのがこちら

チャーン(大瓶)
炒めた豚肉オンザライス(クソ美味い)

最高!!!!

キンキンには冷えてませんが悪魔的に美味い…
生きてて良かった…
地元の方がのんびりご飯食べてる屋台食堂的な感じで雰囲気も良かったです。
ビール呑んだら不思議と膝の痛みが引いてきました(多分リングルアイビーがキマってきただけ)

小一時間呑んで汗で服が限界、でも持ってきた着替えは
・ポロシャツ×1
・パンツ×2
・インナーシャツ×1
以上。
どう考えたって足りない。暑くなくったって絶対足りない。
1人とはいえ、異国の地とはいえ汗でびちょびちょのまま出歩きたくない…
仕方ないけど服買いにユニクロへ行く事に…
位置関係よく分からないまま向かうも結構な距離で約50分程乗車

PM1:30
ユニクロ着。
日本と全く変わらず。Tシャツとインナーシャツとパンツを購入。合計1500THB…
今回の旅で一番お金使ったのユニクロ…なんか悔しい…
そうこうしてる間にホテルのチェックイン時間が近付いて来たので一旦ホテルに向かう事に。

今回はここまで。バンコク市内で呑みまくる中盤戦はまた次回。

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