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教師からの転職活動③

転職活動に一区切りついたので、これまでの転職活動を振り返っておきたい。
これまで転職活動についていくつか記事を書いてきた。

転職活動で学んだこと

どんな働き方をしたいのか、自分なりの会社選びの基準をもつことが大切だと学んだ。私は、勤務内容や時間・休日の日数・通勤時間・福利厚生に着目して企業選びをした。
教師というキャリアは、同業種でなければ全くと言っていいほど意味を成さなかったのも勉強になった。それだけ教師という仕事は社会的に見て評価されていないというか、仕事内容が社会に対して「見える化」されていないように感じた。
学校という職場が閉鎖的なのは、かねてより指摘されていることだが、今回の転職活動でより実感を持って感じることができた。

強い意志がないとうまく行かない

教師以外の仕事に転職するという強い意志がないと転職活動は挫折してしまう。
公立学校の教員は地方公務員になるため、仕事量と給与が見合っているかは別としても安定した身分であることに変わりはない。
どんなに教師という仕事が辛くても、安定した身分を手放すことに対しての不安が大きいと転職活動そのものを辞めてしまう。
私自身も過去に何度か転職を試みたけれど、結局うまく行かなかった。
やはり、本当に転職したいなら、気持ちに区切りをつけることが必要になる。

いつでも教師にはなれるというマインド

教員免許の更新制度が廃止され、教員免許さえ持っていれば、いつでも教師に戻ることはできる。
現状、どの学校も人手不足であり、勤めていた自治体にこだわらなくても教師として働くことは可能だ。「いざとなれば教師としてまた働ける」というマインドは転職活動をする上で一つの安心材料にすることもできるはず。そうして心の余裕を持つことで納得のいくまで転職活動を行うことはできると思う。

教師からの転職は気持ちの踏ん切りができるかどうかが大きいと思う。
そして、他業種へ転職するということはこれまでのキャリアとの決別を意味する。
自分のキャリアを一度リセットする勇気と覚悟が必要だと思う。

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