休職して半年

休み始めた頃は夏の始まりだったのに、気づけば冬が来ていつの間にか年の瀬までも迫っている。
教師として働いていれば、夏休み過ぎたあたりから風のように12月まで来てしまうが、今年はいつもとは違った。

休職してからほとんど家から出られなくなったり、突然涙が止まらなくなったり、ベッドから起き上がれなくなったり・・・色々な身体の変化があった。
この半年間で、自分自身のこと、家族のこと、仕事のこと、これからのことをじっくり考えることができた。

教師という仕事に対して復職しようという気持ちはなくなった。
夫や義両親から「教師に未練ないの？」と言われるけれど、もう自分が教師として挑戦したいことは達成できたと思っている。
もう精神的にも身体的にもボロボロになるまで働きたいとは思えない。
そういうことを苦と思わない人が教師として働けばいい。
そう思えるようになった。だから未練はない。

時間はかかったけれど、少しずつでも確実に自分の中にあるモヤモヤをスッキリさせることができてきている。
2023年もあと三週間ほど。思い残しのないように毎日を過ごしていきたい。