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教師だった頃

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自分の教師経験談や教師という仕事に対して思うことをまとめています。
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2023年9月の記事一覧

秋が来ると思い出すこと

教員として勤務していた中で、個人的に一番忙しいと感じるのは春と秋。 学校にもよるが、春は学級や学年作りに始まり、運動会、校外学習など月1ペースで何かしらの行事が入ってくる。 秋は合唱コンクール、学芸会、展覧会、(運動会)、職場体験などが同様に月1ペースでやってくる。 私が勤めていたところは、珍しく小中一貫教育を進めていたので、 職員室には小学校籍の教員と中学校籍の教員が両方いた。 合唱コンクールに全力を注ぐ中学校籍の担任たちとそれを文化の違いからか、ある種の冷ややかな視線で

「教師」という仕事について考える

私も含め現場にいる人たちは、自分たちのことを「教員」という。 法律上、公立学校では教員と言われているためである。 民間企業では業種によっては1年近い研修があるそうだが、 私たち教員にはそんな時間はない。 無装備で戦場に行かされるようなものである。 結局、踏んだ場数がものを言う仕事だと思う。 そして、飲み会も先輩教員からの評価される場である。 飲み会に行かなければ先輩教員からの評価は落ちる。 そうななると、自分に何かあった時、誰も助けてはくれない。 私は昭和生まれでも昭和

教員採用試験〜合格への道①〜

教員採用試験とは 教員採用試験とは公立(各都道府県、政令指定都市など)と私立で行われる採用試験のこと。筆記試験と面接が行われる。 私立は各学校が募集するのとは別に、私学適性検査という試験があり、その結果が各私立学校に共有されて採用試験を行う。 ここでは主に公立学校の採用試験を前提に筆記試験のポイントをまとめたい。  (あくまでも私個人の経験に基づくものなので、ご了承ください。) 少しでも効率よく試験勉強ができるように役立ててもらえれば嬉しいです。 試験科目① 教職教養

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