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コールセンター勤務、始めました[奇天烈相談ダイヤル]

冷やし中華、始めました__

初めまして、藤原せいです。普段は映像を作ったり絵を描いたりしています。

夏ももう終わりが近づいてきましたが、書いた当初はド真夏でしたがもう夏シーズン2って感じですね。もう九月も終わる頃だと思うんですけれどね。
一度イベントに行ったくらいで今年もたいしたことをしていなかったので、「奇天烈相談ダイヤル」というゲームで遊んだ日記でも残してみようと思います。
steamで見かけてレトロな雰囲気に惹かれて無料なのに驚きつつしっかりとライブラリに追加だけはしていたものの、忙しく数か月間放置してしまっていたゲームです。(買ったけど遊んでないゲームがほかにもいっぱいある)
steamだけでなくBOOTHやノベルゲームコレクションなどのサービスで配信されていて、DLCもあるようです。
steamとBOOTHのリンクを貼っておきます。

steam↓

BOOTH↓

突然ですが私はホラーゲームが苦手で、Shadow Corridorというゲームを二作とも購入したが怖すぎて一作目のチュートリアルを終わらせるのが精いっぱいでした。しかも友人に見守ってもらい飲酒しながら終わらせました。二作目は二時間ほどプレイしましたが、怖すぎて途中でタイトルに戻ってクリアしないまま放置して約五か月経っています。

怖がりすぎて全然触れていません


それでも奇天烈相談ダイヤルは扱っている題材が怪異でホラーテイストでありつつも怖すぎず、怖がりな人にも優しいゲームだと感じました。自分がビビりなので尚更。

さて、ここからゲーム本編への言及がありますので、ネタバレなしでプレイしたい方は是非この先を見ることなく上に貼ったリンクからDLしてみてください。

舞台は怪異が実在する1994年の日本。

かつては畏怖の対象であった怪異が
昨今ではイタズラや犯罪に利用され、
真贋入り乱れる世の中となってしまった。

アナタは、都内に設立された無料電話サービス
『奇天烈お悩み相談室』の新人相談員・ミサコとなり、
まずはお試しで1週間、活動をしてみることにする。

奇天烈相談ダイヤルsteamストアページより引用

引用の通りこちらの作品は怪異の相談を受け付けている無料電話サービス『奇天烈お悩み相談室』の新人相談員の大学生、ミサコが一週間お試しで活動するところから始まります。このコールセンターにはほかにもノブ子、オーモリという先輩たちが働いています。この三人が働いているのはいわゆる支部のような場所ですが、ノブ子さんによるとオーモリさんは過去本部でもトップの成績を誇っており、かなりのベテランなのだそうです。すごいですね。
そんなベテラン相談員のオーモリさんがいても分身はできません。一人で同時に鳴った電話をとることはできませんから、ノブ子さん曰く常に人手不足な時間帯があるそうです。
そんな時間帯に勤務することになったミサコがマニュアルを見ながら相談されているのはホンモノの怪異かニセモノか、はたまたイタズラか判定していくことになります。

こちらのゲームは『Papers, Please』から着想を得ているらしく、なるほど確かに相談者の話を聞きながらマニュアルを見て各項目の真贋を判定する、というゲームシステムはそっくりです。私はこういうタイプのゲームが好きなので最初から最後まで楽しめました。

最初はあっていると思って「怪異である」と判定したのにどこかの項目が違っていて、相談者に「もういいです」と言われてしまったり、必死なあまりマニュアルを見すぎて「感じが悪い」といったことを言われてしまったりしました。

しかし段々慣れてくるとコツがわかってきて、〇〇歳までに聞くと不幸になる系の怪異は「どんな怪異」と「特質」を聞くだけでいいとか、「不明」とされている箇所は聞く必要がないだとか、よりよいスコアを稼ぐために分析と実行を繰り返して作業速度が速くなっていきます。だんだん淡々と処理していく感じになるので、これがゲーム実況だったら視聴者は多分つまらないです。
ただ、このゲームは先述した通り『Papers, Please』と似た操作性のため、どうしてもそうなってしまうものなのだと思います。それでつまらなくなってしまうということはなく、ポイントをたくさん稼ぐためにミスが減るように注意深く話を聞くようになったり、難易度をできる限り上げてみたりするのも楽しいものです。

しかもこのゲーム、人間から相談されるだけではなく怪異から電話がかかってくることがあります。有名なのは「メリーさんの電話」でしょうか。「私メリーさん。今〇〇にいるの。」と駅から自分のいる相談室にだんだん近づいてくるのが恐ろしいですが、最初に説明があった通り相談室の中に怪異は入れないようになっているので、「私メリーさん。今相談室の前にいるの。」でそれ以上場所が更新されることはありません。
最初は「あれ?」と思いましたが、そういえばあのとき…!と思い出してからはすっきりとした気持ちで「怪異である」と判定することができました。
しかし、愉快犯によるイタズラ電話の可能性もあります。業務を始めるときに表示される地図の位置関係を覚えていないといけないので、近づいてきているのかそうでないのかがわからないと運頼みになるのも面白いポイントです。

同じ怪異からの電話ですが、とある怪異は詳細が書いていなくて対処法しか書かれていません。めちゃくちゃ怖いです。もう単語の一部が出てきた瞬間に反射で電話切っちゃうもん。

大変長々long long agoに書いてしまいましたが、このゲームめちゃくちゃ面白かった!!!
もともと妖怪だとか都市伝説だとかを見るのが好きだしドット系のグラフィックが好きなので、このゲーム多分好きだな~と思っていたのですが想像以上のボリュームで超楽しめました!!
あと、99個の怪異を集めた段階でオーモリさんに話を聞くと特殊EDが見られます。なぜミサコは相談室に身を置くことにしたのか、そのきっかけはなんなのか。ミサコはお試し期間の1週間を超えても相談室に居続けるのか…。
ミサコの根幹に触れるようなEDになっています。
どうやらそのタイミングでしか見られないみたいなので何度も見返したい!選択肢を全部選びたい!という人はセーブデータを分けておきましょう。消さないように気を付けてくださいね。

めちゃくちゃ遊んでて草

あとこのゲーム9時間遊んでいるらしいのですが、まだコンプリート出来ていない部分があるのでまたゆっくりと進めていきたいなぁという感じです。
全怪異集め終わったらまた記事にでもしようと思います。

それでは、また。





記事内で紹介したShadow Corridorシリーズ作品はこちらになります。
多くの方が実況動画や配信をしているので、怖くてプレイできないよ~という方でも別の方法で楽しめると思います!

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