見出し画像

X-Pro1 × Zuiko 28mm f2.8でスナップしてきた

三連休最終日、当初は雨予報だったけれど見事にいいお天気。
3日間連続でPro1を持ち出して写真撮影に明け暮れることとなりました。購入してまだ4日ですが、合わせて1500回以上シャッターを切っています。つくづくいいカメラと出会いました。

さて、本日の撮影のお供は登場頻度の高いオリンパスのOMマウントレンズ、28mm f2.8。
このレンズについて詳しく紹介したことがなかったので軽く触れると、これは以前マイクロフォーサーズ機のEM10を使用していたときに、50mm相当の単焦点レンズが欲しくて購入したものです (実際は56mmになります)。
状態のよいものが9000円程度でした。とても気に入っています。
Pro1につけると42mm画角でスナップに最適です。

画像1

手持ちのレンズ資産が少ないのでわかりやすい比較ができませんが、とても素直な写りをするレンズだと思います。
いい意味で癖がないというか、スッキリ写してくれるところが好き。
写りはもちろん、絞りリングのカチカチとしたクリック感や手に吸い付くように滑らかに動くピントリングなど、操作感が素晴らしいです。このレンズを使い始めてから、他のMFレンズの使用感に若干の不満を覚えるようになりました 笑 OMレンズに共通する小ぶりな外観も最高。

本日撮影した写真はすべてプロネガスタンダード使用。
シャドウを持ち上げたり、WBを弄ったり軽くレタッチしています。

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

比較するのもおかしいですが、昨日使用したズマール50mmf2は、寄れない代わりにグルグルボケるしフレアも盛大に出るオールドレンズらしいオールドレンズで、下の写真のように、なんてことのない草や木でも立体感が強調されて絵になる気がしました。

画像18

画像19

それと違い、広角系のレンズだと構図力が問われるなぁとつくづく痛感した今日でした 笑
上の写真とか、28mmf2.8で撮っても全然成立しないと思います。

画像20

でも反対に、上のような広々とした空間を生かした写真はPro1とズマールでは撮るのが難しいわけで (フルサイズ機につければ使用感はまた変わってくると思います)。
レンズの特性をもっともっと理解して、良さを引き出せるようになりたいなと思いました。

濃すぎる青空が個人的にあまり好みではないので、彩度抑え目のプロネガスタンダードを使用しつつ、さらにカメラ内のカスタマイズで彩度落としていますがそれでもこの鮮やかな青空。
オリンパスのレンズはやっぱり青が綺麗に出てくれる気がします。

画像21

便利なことに結構寄れます。今日みたいな気楽なスナップにはこのレンズ1本で十分です。
開放で寄ると背後は一応ボケてくれますが、ご覧の通り滑らかなボケとはいえない感じ。仕方ないことだけど。

いわゆる銘玉と呼ばれるようなレンズではないのだと思いますが、とてもお気に入りのレンズです。
オールドレンズらしいエモさとは無縁だけれど (そもそもオールドと呼ぶほどは多分古くない)、代わりに自分の足を動かして構図を練ることの大切さを教えてくれる。
これからもこのレンズをお供にたくさんの写真を撮りたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?