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小説を書くための七つ道具 タッチタイピングとキーボード<小説の書き方>

今日は、小説を執筆するのに不可欠な【入力】のお話です。最近は音声入力や手書き文字入力も普及し始めていますが、やはりPCのキーボードからの入力が主流だと思います。
タッチタイピングってどう? 別売りのキーボードって良いの? 
以下は私の体験談です。

タッチタイピングはそれほど難しくない


私は小説家を目指すようになって、一念発起してタッチタイピング(当時はブラインドタッチと言ってました)を身につけました。
『特打』という練習ソフトを使って独学でした。
早撃ちガンマンのように、画面のアルファベットを書いた的を撃つのです。視線は的に置いたまま、指はキーボードで割り当てられたキーを打っていくのですが、ゲーム感覚で結構面白かったのを覚えています。
(リンクを張りましたが、PCを購入したときに無料でついていたような気がします。無料ソフトも多いと思います)

少しずつ上達するので、知らず知らずのうちに、視線を指に落とさずに打てるようになっていきます。二ヶ月くらいで練習ソフトは卒業したと思います。
プロではないので、滅多に打たないような遠くのキーは今でも目で確かめますが、普通に文章を打つときは、まったくキーボードを見ることはありません。

タッチタイピングと小説の品質は無関係


中指だけで入力している頃も、文字の配列は頭に入っていましたから、打つのはかなり早かったと思います。タッチタイピングを習得して、もちろんそれより格段に早くなりましたが、正直な話、タッチタイピングと小説の品質には何も関係がないと思います。

それでも常に、今、自分が打っている文章を目で見ているので、文章の良し悪しや小説の世界に没頭できます。例えがおかしいかもしれませんが
自分の思考の流れをそのまま見ているような気がします。
もちろん打ち間違いはすぐに気づいて修正できます。

練習する時間があって、新しいことを学ぶのが好きな方にはオススメします。タイピストのように打てるようになると、ちょっと世界が変わりますよ。

小説を書く人はタッチタイピングが多い?

昨日、Twitterでフォロワーさんに質問した結果です。タッチタイピングをする方が約7割でした。 一般的な社会人で、できるのは3~4割程度らしいです。やはり小説を書く人は、必要だと思って練習したのでしょう。

キーボードにもこだわりたい リアルフォースという選択

私は長い間、PCを購入するときにセットで付いてくるキーボードを使っていましたが、毎日使っているとどうしても不便なことが多くて、数年前に買い換えを考えました。
具体的に言うと、私の使っていたキーボードは、【BACK】キーと【INSERT】キーがすぐそばで、いつも右小指で打ち間違いをしていたのです。キーピッチも狭かったのだと思います。
キーとキーの間に紙で柵を作ったりしたのですが、困っていました。その内、AとかUとか頻繁に使うキーがすり減って、ついには反応しなくなって、否応なく買い換えに。

REALFORCE、手放せない相棒、正に商売道具

そしてキーボードを単体で買おうと決心しました。高額なので随分調べて、他の作家さんが何を使っているかの情報もいろいろ得て、このキーボードを購入しました。
結論だけ言うと、本当に快適でストレスがまったくありません。

メーカーさんの宣伝担当ではないので、詳しい機能紹介はしませんが(どうせ上手くできませんが)、タッチタイピングの良さを十分に活かしたい方は検討したらどうでしょうか?
私が購入して使っているのは下のタイプです。

※ポメラについて

ポメラは出先で使うもの、それも執筆しかしないという制約を自ら課すようなストイックな意味合いがある(特殊な)マシンだと思いますので、キーボードのことは一緒に語れないと思います。
ポメラについて書いた記事はこちら。

小説を書くのは孤独で単調な作業ですが、スキルやアイテムを味方にすることで、快適になると思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。




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