小説を書くための七つ道具 万年筆かフリクションか <小説の書き方>
小説家と言えば、万年筆が良く似合います。特に昔の手書き原稿が主流だった頃は作家の商売道具だったようです。原稿用紙のマス目を万年筆がカリカリと音を立てて埋めていく、その光景には憧れたものです。
では実際のところ、小説執筆に際して、万年筆を使っているかどうか、私の実体験からお話しします。
プレゼントされた万年筆「島田荘司選 福山ミステリー文学新人賞」を受賞したときに、ある人から高級万年筆をプレゼントされました。これを使ってどんどん書きなさい、ということでした。
とは言っても