見出し画像

お店を移る、という事④

こんにちは、斎藤です🪴
今日の東京は雨模様。
めちゃくちゃ寒いです。
桜も散ったのに急に寒くなるのはやめていただきたい…!
さて、そんな寒々しい東京ではありますが、今日も続きを綴ります。

夜景の見えるレストラン

キラキラした世界に魅入られた私は、すごくキラキラした場所で働くことを決意します。
それは、夜景の見えるレストランに併設されたバー。
東京の夜景を一望できる素晴らしいロケーションのバーでした。
今まで出会ったことの無いような高級志向のお客様をご対応したり、ブライダルの対応をしたり、また新たな経験を積みながらも、ここで私はまた新しい出会いをします。
それが【フレアバーテンダー】との出会いでした。

フレアバーテンダーとは、ボトルを投げたり、パフォーマンスをしながらカクテルを作る方々のことです。
その技術は気の遠くなる時間、努力したからこそ得られるもの。
見せる技術が最高峰の皆様です。
自分の魅力をよく理解していて、見せ方をよく分かっているなぁというのが私の印象です。

ここで出会ったフレアバーテンダーの方は、ブライダルでもショーをして会場を盛り上げていました。
素直に凄かった、本当に。
そしてこの方をきっかけに、たくさんのフレアバーテンダーの方々と出会っていくことになります。
それは今にも繋がっているのです。

そして、この方に体の使い方からシェイクの仕方やステアの仕方を教わりました。
自分の体に合う方法を見つけるのはまたもう少し先のことになりますが、ここで学んだ最大のことは
【正解はひとつではない】
という事でした。

この頃の私は今よりもずっと、【こうでなければならない】にがんじがらめになっていました。

  • バーテンダーはこうあるべき。

  • カクテルはこうあるべき。

  • 飲み方はこうあるべき。etc.....

自由を求めて外に出たはずなのに、そんなガチガチの考えから抜け出せずにいました。
そんな私を【フレアバーテンダー】という新しい出会いが解き、凝り固まった考えを緩め、下しか見ていなかった私の背中を押して前を向かせてくれたのです。
すごく感謝しています。

そして初めて作り方に魅せられたバーテンダーと働くチャンスを得られた私の背中まで押してくれました。
最後まで応援してくれた事をとても感謝しています。

背中を押された先の次の職場が私の人生が変わった場所でもあり、もう一度どん底を味わう場所でもあります。
正直なところ、自分も向き合うのがちょっと怖い。
でも、書くと決めたから。

では、また次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?