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コロナにつける薬vol.6 うたたね

コロナ禍で新たなことを始めた。ずっとやりたくてやれなかったこと。歌を作り始めたのだ。

琵琶歌作ってるじゃない、と思うかもしれないけど、それとは少し違う。語りたい物語ではなく、純粋に自分が歌いたい歌を、作っている。(音を作るのは私ではなく、相方です。)

川崎に来てからずっとお世話になっている、私の心の製作所、川崎ファクトリーで、また新たな出会いがありました。合唱をやっているという彼女は、確かな音楽性に支えられた独自の世界を持つ面白い人でした。歌とは不思議なもので、上手くなければさらさらお金を出して聴く気にはならないけれど、ただ上手ければ聴きたくなるというものではないですね。そこに現れてくる「自分の世界」をどう提示できるのか、というのがアーティストには欠かせない感覚です。

そのあたりが、なぜか二人でやると立体的に立ち上がってくるような気がしました。彼女の作る美しいメロディを、自分は表現しきることはまだできないけれど、自分が書いた詞が旋律に乗って飛び立つのを再び自分のものとして獲得しようとする試みは面白い。

何より、相方がとっても褒め上手。言葉をほめてもらうのはもちろん嬉しいのだけれど、歌唱の技術では足元にも及ばない私の声をいつもほめてくれるのがありがたい。私ももっと声を鍛えて、相方のようにいろいろな表現ができるようになりたいと心底思う。

そんな二人でいろいろ話すうちに、あれよあれよと、曲がいくつかできて、なんとすぐに発表の場もいただくことに。最初に川崎のロックヒルズガーデンで。

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ノリノリやんけ…。
(企画いただいたカフェデニム・きょこ様ありがとう!)

そして二度目はなんとあの川崎一のライブハウス・クラブチッタで!!

こりゃあたまげたね…。クラブチッタと言えばB'zをはじめとした邦楽アーティストの大御所も、なんならニルヴァーナだって公演しちゃってるあの箱ですよ。まさか自分がそのステージで!?わーいわーい!…じゃなくて、恐れおおいわ、ほんとに。

ということで、クラブチッタの前に、なんとこんなゲリラステージも。

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北条鉄工さんでのマルシェで、歌わせてもらったりしました。楽しかった~!(^^)

せっかくこんなに背中を押してくれる人たちがいるのだから、やるしかないでしょう、ということで、やりました。うたたねステージ@AIR Gociaa3!!

多彩な共演者に恵まれ、すごく楽しいステージになりました。初めてのライブ配信ということで、アーカイブも残ってます。

2時間16分30秒あたりから、うたたね出番です♡
よかったら聴いてくださいマセ。

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