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【COL】2022編成を評価

※全ての商用的意図を放棄して執筆します。

(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
ARA@COL担です。

ロックアウト騒動も過去のものになり、開幕の野球熱で盛り上がる今。

COLはこのオフ、ひたすら地蔵だった過去5年とは比べ物にならないほど多くの契約を得、久々に戦力が整備されました。

ロックアウト後だけでなく、その前から例年に無い動きを見せるなど、かなり大きな変革の時を迎えています。

という事で、僭越ながら球団担当としてその編成について評価させて頂きます。

星三つを最高評価とし、項目や選手毎にコメントをつけてまいります。ご参考下さい⛰️

従前戦力…☆

コメント:
簡単に言えばチームには柱が居ません。唯一そうだと言えるのがエースの Germán Márquez くらいで、野手の方は相次ぐ流出で見どころが無いと言い切っていいレベル。FanGraphsのWAR予想では毎年のように最下位(地区ではなく球界全体)候補に上げられている、と言えば意味が分かるでしょうか。ハッキリ言えば戦力を分析するまでもなく弱いですし、考察する価値すらありません。そしてその状態が何年も続いているのです。

ので、従前の評価としては当然の☆一つ。

ですから外部から補強をしないといけませんし、必要な戦力には契約延長を申し出る必要があります。様々な理由からそれが出来ておりませんでしたが、実はウィルス社会に入る前は客入りが右肩上がりで、収益でもPayRollでもTop10前後の常連だったこの球団。

2022年というそろそろウィルスと共存を、という流れにおいて、ある程度集客と収入の見込みが立ったのか、人が変わったかのように補強を展開しました。

補強総合…☆☆

コメント:
本当に信じられないほど動きました。過去5年間、あのBAL未満の獲得しか出来てなかった事、外部補強だけでなく既存戦力の延長に成功した事、意図不明な動きが殆ど無かった事など、真の意味で「戦力"整備"」を行うことが出来た点は評価できます。

ただし契約のサイズ、オプション、人選を突き詰めると満点とは言えず、☆二つに。以下、特筆すべき選手を8人選び、評価とコメントを掲載します。

契約延長

Elias Díaz …☆☆☆

Pos: C
Age: 31
Size: 3 yr, $14.5M (2022-24) AAV:$4,833,333

コメント:
攻撃面はPA371で.246/.310/.464のスラッシュライン、防御面はフレーミングこそマイナスなものの、775InnでDRSは9と貢献度が光ります。長年の泣き所である捕手補強としてこの上ない選択が出来ましたし、事と次第によってはトレードチップにする事も可能な非の打ち所がない契約サイズと考え、契約延長者では唯一の☆三つです。

C.J. Cron … ☆☆

Pos: 1B
Age: 32
Size: 2 yr, $14.5M (2022-23) AAV:$7,250,000

コメント:
意外に誰も定着しない1BをST招待から拾い上げ、この価格で二年確保できた事は称賛。
.281/.375/.530のスラッシュラインは多少下がっても許容範囲で防御面も優秀。と文句無しなのですが、このオフに Skaggs の件に端を発し、過去の薬物使用が露呈。今のところお咎めなしですが、早く手放してほしいですね。顔を見たくないレベルですが、その成績に敬意を示し☆二つで。

Antonio Senzatela … ☆☆

Pos: SP
Age: 27
Size: 5 yr, $50.5M (2022-26), 2027 club option AAV:$10,100,000

コメント:
いわゆる調停権を買い取った長期契約。彼の投球スタイルはGB50%超え、K/9が6ながらWAR3.5と、近年COLが力を入れる「バレルに入れられたらCoorsでは死ぬからゴロ打たせよう作戦」を体現するかのような内容です。それでいて K/BBが3.28 WHIPが1.3と水準以上である事からオファーを出し、調停をEatして確保する事に成功しました。彼にとってもこのスタイルが最大限評価されるCOLに居場所を感じてくれたのでしょう。

それでも今後もFIPが4を超えてくる事は間違いないので、フルに稼働してもIPが180-200に届く可能性は低く、更に遠くない未来にどんどんシフトが制限され、多くの投手がモデルチェンジし彼のようなスタイルが増えてくる予想を踏まえると、コスパの観点で契約サイズをここまで大きくする必要があったのか疑問なため☆二つとします。

Ryan McMahon … ☆

Pos: 3B (2B)
Age: 27
Size: 6 yr, $70M (2022-27); can opt out after 2025 if top 5 in MVP in '22, '23 or '24, or after 2026 if top 5 in MVP in '25 AAV:$11,666,667

コメント:
先に断っておくと私は McMahon が好きです。しかし、この契約は長過ぎます。

Senzatela 同様に調停をEatした長期契約ですが、彼はこれまでのキャリアで一度たりともOPSが.8に乗った事がありません。また、当初から期待されていた2B守備も、守備範囲の狭さからここ数年失格の烙印を押され3B専任に近い立ち位置です。昨年こそチーム事情で、少ないサンプルながら2Bを守りプラスを生み出しましたが、今後は加齢とシフト制限でどんどん2Bを守る可能性が減っていくでしょう。つまり、OPS.8に届かない3B専に AAV:11.6Mの6年契約を提示した事になります。

この成績予測から Opt-Out 条件であるMVP Top5に入るな事など不可能に等しいですし、更にサラリーがカウントアップ (5M,9M,12M,12M,16M,16M)のためコントローラブルとも言えません。Arenado,DJLM,Storyと相次いでスター候補と別れを告げた際の後悔が無いようフランチャイズプレーヤーに最大限の誠意を示したのでしょうが、今後このクラスのIFが定期的に育成できないと言ってるのと同義のため、過去の贖罪と育成力の無さを露呈した契約と言えます。よって彼への好意のみで☆一つと評価します。

外部補強

Alex Colomé … ☆☆☆

Pos: RP
Age: 33
Size: 1 yr, $4.15M 

コメント:
端的に言って会心の補強だったと考えます。理由は二つ。

彼のGB%50超えとWHIP1.3が期待できる安定感は、前述の「バレルに入れられたらCoorsでは死ぬからゴロ打たせよう作戦」に最適です。このスタイルでK/BBが2強を見込めるのは希少であり、大変素晴らしいと考えます。

契約サイズが素晴らしいです。近年、ベテランリリーバーがTDLでコンテンダーへ呼ばれるケースは増えており、言い換えれば長寿のリリーバーが増えています。つまり、今後の彼の活躍次第で、転売してプロスペクト獲得を狙う事も、ミドルレンジの契約を提示する事も可能であり、仮に鳴かず飛ばずで一年でお別れしても、ギリギリ痛くない金額なのです。

20年はCWSで10M、21年はMINで6Mであった事から、COLなら8Mくらい提示しそうだなと考えましたが、4.1Mにまとめ上げたのは見事。今後の彼の活躍に注目したいです。

Randal Grichuk … ☆☆☆

Pos: CF/RF
Age: 30.6
Size: 2 yr, $20.6M (2022-23) AAV:10.3M COL負担分:11M (2yr)

コメント:
言わずと知れたTOR「再建の柱」。再建が完了したトロントから遥々コロラド州にトレードされました。この補強が素晴らしいのは三点。

TORと五年契約を結んだ際の Atkins のコメントです。

「"Obviously the performance is a key part of it but we will rest well at night with his effort, with his professionalism, his commitment to being great. And being a part of something special is important to him," said Atkins.」

COLには長年リーダーシップを発揮出来る選手が欠けており、優勝争いをしてる間ですら、CarGoやParra、時にDesmondといった外から来たばかりの選手達がベンチを盛り上げる、と言った状態でした。
この後、Grichukの具体的な人間性のエピソードを検索で見つけられないのが不安ですが、この通りであるならばクラブハウスに良い影響を与え、若いチームの模範になってくれると感じています。


外野の若手は少なくないものの、どんぐりの背比べで決め手に欠ける状態が長く続いていました。中でもCFとRFを水準以上に守れる+それなりに長打のある選手はほぼいません。その点彼は、守備面の指標が安定しており、広さ故に俊足なだけでは守りきれないCoorsの外野を任せるのに相応しく、また打撃面ではK%が高くOBPの低さが目に付くもののSLGは優秀な為、CoorsでのOPS上昇は期待できそうです。


年俸です。TORのOFが飽和していながら、長らく彼がトレードされなかったのは、人間性以外にその年俸の大きさがあったと言われています。今回はその半分をTORが負担する条件でのトレードとなり、Arenado 放出金という馬鹿げたお金をあと四年も払い続けるCOLとしては、大変ありがたい条件でした。

交換相手となった Tapia は思い出の多い選手ですし、 Adrian Pinto という、うっすいうっすいファームシステムのCOLでは大変有望なプロスペクトを出したのは惜しい所ですが、今のチームに必要なのは①②を兼ね備える Grichuk だと確信しており、文句なしの☆三つを与えます。

José Iglesias … ☆☆

Pos: SS
Age: 32
Size: 1 yr, $5M

コメント:
守備の名手も今やジプシーマンですが、COLにはSSを守れるけど打てないか、そこそこ打てるけど実は守れないといった疑似SSが沢山いますので、補強ポイントには合致します。
現地のアカデミーでは、度々守備の手本としてハイライトされる守備も、ハンドリングだけ見れば衰えていませんし、不思議な事に年々打撃成績が微増しています。

ただし、肝心の守備は指標上露骨に衰えており、UZR -6.1、DRSは-22と信じられない数値を出しています。辛うじてOAAが0のため、何らかの故障を抱えていたのだろうと考えますが、仮に治ったとしても、加齢+打球速度が上がるCoorsでどこまでやれるのか不安で仕方ありません。

さらに言えばここ数年3M未満に収まっていたサラリーも5Mと、やや高掴みした感は否めないため、守備の上振れと多くの経験を還元してくれる指導役としての期待値を以て、大甘☆二つとしました。

Kris Bryant … ☆

Pos: OF/IF
Age: 30
Size: 7 yr, $182M (2022-28) AAV:$26,000,000

コメント:
はい、紛うことなき、今オフ最低級の契約です。

はじめに断っておくと、巷でよく言われる「KBを獲るならArenadoを残せば良かった」は、現実的に不可能だったので、本補強の批判としては的外れです。

従って筆者は、それ以外の要素を問題視して、最低級と評します。
ポイントは四点。

① KBは補強ポイントに対するベストチョイスとは言えません。
まず、外野の補強は必要でした。それは Grichuk の項で説明した通りです。ですが、KBの強みはIFも出来た上で、状況に応じてOFに回しても元が取れる、というUT性のはずです。実際多くのライターがそれを以て「フィットする」と述べてますが、私はその全く逆だと考えます。
何故なら現在のCOLで空いていると言える内野住所はSS、2B、1B、3Bという順番で、要するに見事にKBが就けない順番で空いている状態です。KBを獲ってMcMahon (3B) を放出するのであれば理解できますが、実際は前述の通り延長しました。ですのでプランとしては彼をOFとして起用し続ける、という事であり、更にWARの観点で彼を置きたいCFは、 前述の Grichuk や Sam Hilliard らの若手が起用されているため、STでのKBはLF起用が続きました。
確かにKBのキャリア平均値を見ればLFでも元は取れるかもしれません。ただしこのオフは彼と同等かそれより若く、パワーツールに特化し、契約的にもコントローラブルに扱えそうな選手が多くいました。例えば Kyle Schwarber や 鈴木誠也などで数年後のコンテンドを狙うプラン、Castellanosや Soler や Joc Pederson など、LFに限定した上で状況次第でトレードし易いパワーバットなど、柔軟な選択肢が取れたはずです。こうした選択肢を踏まえると「LFで起用するKB」がベストチョイスだった、と評価できるわけがありません。

② 彼の年齢、契約サイズ、今後のコンテンド時期が噛み合ってません。
まずKBは執筆時点で30歳です。一般に24-27歳がピークと言われる中、既に折り返しだと考えると、一刻も早くその成果を用いてワールドシリーズ制覇に挑戦すべきですが、前述の通りチームはそのような状況にありません。WAR計算上は彼が大谷翔平二人分の活躍をしたとしても、地区内で三位になるのがやっと。ポストシーズンさえ望めない状況なのです。という事はチーム状況が整うまで活躍頂く必要がありますが、昨オフトレードされたSF (奇しくも同地区)では肩痛で落ち込んだ2018年より苦戦した結果となりました。致命的なケガあったという情報は無いので、これが加齢によるものだとすると、期待に応えられるキャリア形成となるのか疑問です。
そう考えると契約サイズも疑問です。このオフの大物外野手は、Starling Marte と Schwarber が 4年、Castellanos と鈴木誠也が 5 年に収まっている中、KBは7年です。かつ、Opt-Outもオプションもありません。言ってしまえばその誠意が彼の心に響いたのかもしれませんが、はっきり言ってやり過ぎです。かつて、Charlie Blackmon  というフランチャイズプレーヤーに、ちょうど似たような年頃に6年契約を提示し、翌年から見事にWARが下がっていったわけですから、全然反省してないと言って差し支えないです。
そして、この契約を見ても、一体いつコンテンドするつもりなのか見えてきません。Grichuk の送金は2023年まで、Arenado 移籍金は2025年まで続きます。ではその後?(2026年以降)と考えるとその時KBは34歳ですし、前述したMcMahonのカウントアップ契約がMAX金額になる年なので、LADやNYY並みの収益を上げてるとかで無ければ、コンテンドする為の資金があるとは言えません。ではその前?(2023-25)と言われると、前述の送金、ウィルス社会の先行きの不透明さ (本当に満員のお客様が入るのか、亜種による恐怖は行くまで続くのか等) を考えると、こちらの場合もLADやNYY並みの収益を上げてるとかで無ければ、コンテンドする為の資金があるとは言えません。
という事で、契約からコンテンドプランが見えない点でも最悪です。

③彼の過去の言動から見る性格面はチームに好影響を与えると思えません。
メジャーリーガーで偶に居る問題児というほどではありませんし、私も直接ではなく報道で見ただけですので、実際の発言はニュアンスごと異なった可能性もありますが、一例をあげると、WBCを辞退した際の「ケガしたくないしチームメイトにもしてほしくない」といって辞退した後に大会後は「実は出たかった」、STLから来たチームメイトに「セントルイスほど退屈な場所は無いよね」といった発言がモリーナの耳にまで入り怒りを買う、大谷翔平が二刀流のまま挑戦する事に対し「敬意の感じられない挑戦に畏怖を感じる」、アストロズのサイン盗み騒動の際の「これはドーピング以上に下劣な行い」、ウィルス社会の影響で短縮シーズンとなった際は「毎日検査をしないチームとは試合をしない」と発言し、実際Cubsも出来ていなかった事が判明する、この高解像度映像で囲まれた野球環境の中、明らかなワンバウンド捕球をノーバンだと言い張り、秋山翔吾の公式記録を妨害する。などです。
繰り返しますが、発言についてはニュアンスが異なった可能性もあるものの、外向けに綺麗な建前をもって振舞えない性格は、スター選手として致命的だと考えます。前述の通りCOLは精神面において若いチームで、長年精神的支柱を求めています。ですから前述の Grichuk と共に、この中心選手待遇の契約を以て、人格面で一皮も二皮も剥けてくれないと、チームにとって害となる可能性さえあるわけです。

④ぶっちゃけオーナーの好みでは。
実はCOLがKB獲得を画策したのは今回が初めてではありません。Arenadoを放出する際にも、その交換相手にKBを望んでいたことが後々明らかになっています。当時のCHCとCOLの状況を考えると、お互いの目的はスター選手を放出してのコスト削減だったわけですから、ハッキリ言って荒唐無稽な提案でした。実際に報道の中では、仮にCOLから送金を受けたとしてもCHCの財政的にArenadoは重過ぎるという返答があったようです。
また、KBがCOLと契約した際の記者会見では彼から「(COLオーナーである)モンフォートとは労使協定の際に初めて話したが、とても気さくだった」「本当に野球が好きで、毎日でも球場に来たいと言っている野球おじさん (arai_san_28意訳) だった。彼の野球への情熱に心を打たれた」といった趣旨の発言が聞かれました。確かにモンフォートが気さくだという話は聞きますし、昔は Arenado も好かれていたという話も聞きましたから、人たらしなのでしょうが、前述の Trade Rumos や これまでの経緯を考えると、KBを本当に気に入っているんだなという事が良く分かりますし、Schwarber や 鈴木誠也ではなく KB を選択したのがオーナーのプッシュだった、と考えると、ここまで書いた全ての疑問に対する、唯一にして最大の答えだな、と感じています。

Appendix

投手とマイナーの補強…☆☆

どのチームでも当たり前に試合を成立させる要員の補充は行うため、COLもそれを行いました。特筆すべき選手は前述の八人であるものの、今までその当たり前の補充も出来ていなかった事から、それが出来てエライよね、☆二つだよね、という採点となっています。

分析班トップの解任…"(-""-)"

あまりにも絶望的な為、精神衛生を保つために掻い摘んでしか話せないのですが、COLは元々、分析に関して他球団に大きく後れを取っていました。球界全体で Trackman が Statcast にアップグレードされる流れにおいても、分析を担当するチームすら碌に編成されておらず、それが「ただただトレンドに乗っかって大枚を叩いて大失敗」を引き起こし、フランチャイズプレーヤーとの別れまで響いてきます。

ただ、あまりにも不味いこの状況を見かねた球団は分析班を編成し、再建と共に分析の強化を約束します。編成直後にウイルスが世界を襲い分析班は半解散状態になるも、球団は経験者を着実にHireし、その結果"Coors に適した投球デザインと補強を行う"コンセプトが生まれ「バレルに入れられたらCoorsでは死ぬからゴロ打たせよう作戦」が開始されたわけです。

にもかかわらず、今年に入ってその分析班のトップが辞任します。はじめは辞任と報道され、その理由が「球団との方向性の違い」とバンドみてーな理由だったのでキナ臭いなと思っていたところ、いくつかの地元紙によると、「再び分析に対する投資をReduceする」と報じられ、事実上の解任だったと言われるようになりました。

お金が無いのは仕方ないとしても、分析は蓄積に大きな意味があるわけですから、KBやRMに金かけて前途多難なコンテンドするのではなく、その時期を2年ほど先にしてでも分析へ投資すべきだと今でも思います。その意味でこの動きはオフの中で最も致命的な要素であり、採点不能と相成りました。

はい、いかがだったでしょうか。

KBは単独でnote出来るほどの量ですが、あくまで補強全体との兼ね合いで評価すべきの為、このフォーマットに落とし込みました。

この、COL的歴史的大補強を以てしても、地区内の力関係は少しもアップグレードされていません。

それでも長く上位の顔ぶれが変わらないこの地区において、トリッキーな方法で勝ち上がるチャンスという意味において、この球団にはユニークな要素とそのポテンシャルがあることは事実です。

その意味でこのオフの編成動向は、球団なりにコンテンドする目安をつける戦力整備 (補強ではない) だったと解しており、良いか悪いかで断じるなら、良い動きだったと感じています。

それ故、担当者として屈託のない本音をぶつけた次第です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。


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