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東都二部の注目選手

10/23,24の2日間、東都大学野球連盟の二部リーグが土日開催されます。

二部ながら毎年のようにドラフト候補を輩出し、卒業後即、社会人チームでレギュラーをつかむ選手も多く潜むこのリーグ。

普段は平日開催な点や、スポーツブル等の配信も無いことから、いまいち注目度が低いです。

ただ、NPBと六大に阻まれ続ける一部リーグと違い、神宮以外を開催地とすることで、たまの土日開催が実現されています。

ということで、注目選手を大学ごとに三名ずつ簡単に紹介したいと思います。

今年は入替戦なしという特別ルールもあり、バチバチ勝負するという緊迫感はありません。

ただ、このご時世で調整不足となった選手の負荷を分散するために、選手交代が多く、よりたくさんの選手がみられるメリットがあります。

投手、野手、イチオシ選手という簡素な紹介にはなりますが、観戦の一助になれば。

国士舘大学

投手:重吉 翼(②日本航空石川)
キッチリと真っすぐで押すことができ、スライダーとフォークのコンビネーションで小気味のいい投球を披露しています。来年以降のエース候補。

野手:池田 来翔(④習志野)
千葉ロッテマリーンズ二位指名を受けた内野手。パワー、スピードに長け、守備にも華があり、何より佇まいのセクシーさがヤバい。二部のスター。

イチオシ:榛村 大吾(③常葉大菊川)
今季打率.385と好調の外野手。積極的なスイングでガンガン仕掛け、ヒットを量産。脚も水準以上あり、守備範囲も上々。来期も主軸候補。

東洋大学

投手: 細野 晴希(②東亜学園)
今、彼以上の直球を投げる左腕が大学球界にいるなら教えてほしい。そう言えるレベルで物が違います。二年後のドラ一予約済みと言えるでしょう。

野手:小口 仁太郎(③智辯学園)
現在の東洋でスラッガー候補といえる唯一の存在。打球に角度とノビがあります。課題の守備面も少しずつ上向き傾向。

イチオシ:羽田野 温生(③汎愛)
188cm90kgの体格を目一杯使うパワーピッチャー。先日156キロを計測。コマンドに課題を残すも短いイニングでは支配的な存在。

東京農業大学

投手:稲垣 豪人(④日本文理)
140中盤で安定するストレートを軸に、投げ間違えの少ないコントロールで試合を作るTHE・エース。登板時の安心感は異常。

野手:小亀 雄飛(④ 東農大二)
今季は22打席で打率.500とヒットメーカーっぷりを披露する主将。広角に強い打球が打てるスプレーヒッター。

イチオシ:伴野 司(③春日部共栄)
守備技術の高い捕手。強肩に加え、握り替えの速い送球技術で、次々と盗塁を阻止する様は正にバズーカ。打撃が伴えば面白い存在に。

立正大学

投手:梅田 健太郎(①横浜隼人)
高めに制球良く決める直球を、大きく落ちるスライダーが武器。ここまで一年生ながら既に投手陣の核をなす活躍。

野手: 奈良間 大己(③常葉大菊川)
攻走守全てが高次元で、何をしても躍動感が伴うスター。観るものを虜にする事から、奈良間を撮る為に不自然に一塁側の人が増えることも。

イチオシ:前田 聖矢(②日大三)
立正大の次世代を担う存在。打撃はコンタクトに優れ、ステップワーク優れる守備は既に名手の風格さえあります。

拓殖大学

投手:川船 龍星(④松本一)
圧倒的なコマンド、調子次第で150に迫る直球、一通りの変化球を操るなど二部を代表する投手。就職先での活躍も楽しみ。

野手: 田崎 誠也(④常磐大学)
確実性の高い打撃と、俊足でフィールドをかき回す、主将にしてオフェンシブな選手。早くも4盗塁と盗塁王をひた走る。

イチオシ:高島 大輝(③ 滝川二)
選球眼に優れ、確かなコンタクト力でカウントを作るのが上手い巧打者。狙い球以外は徹底してカットするなどいやらしさ満載。

専修大学

投手:菊地 吏玖(③札幌大谷)
150に迫るストレートと高速落下型変化を複数操るコンビネーションは圧巻。今季はリリーフに回るものの、春には先発でも支配的な投球を見せる。

野手:南保 良太郎(③星稜)
現在二部で唯一の2本塁打と今季を代表する打者。パワーだけでなく、コンタクトに優れ、走塁、守備面でも貢献度が高い。

イチオシ: 今里 凌(③専大松戸)
東都二部でスラッガーと言えば彼。春は打率.379に2HRを記録。打撃のムラを乗り越えれば全国レベルと遜色ない潜在能力を有す。一塁守備も軽快。

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