トルコ旅行記 準備編


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 全国8000兆人の社畜のみんなーーーーーーッ!!!!!!
 働き方改革してますかーーーーーーーーッ!?!?!??????

 遡ること1年前、北の果ての(言葉通りに)生臭い弊社にも、ついに働き方改革の波が押し寄せました。全社的になんとなく「みんな有給使ってこうぜ」みたいな感じになり、しかしそうは言っても「業務回るか…?」みたいな疑問もあり、でも結果的には「やってやれないこともないしょ」みたいな雰囲気に落ち着いたので、私は、ついに決意したのであります。人生初の海外旅行に挑戦すると。2019年、夏のことでした。

 以下、数回に分けてトルコ旅行の思い出や感想を書いていきます。覚えてる範囲でなるべく値段とかも書いていきたい。あとでいつか誰かの役に立つかもしれんし、あとで私が見返して面白いんじゃないかと思うので。
 今日のところはまず、出発前の準備編。


■申し込みとか

 さて、決意はしましたが1人で決行する度胸は無く、早速地元の友人タケユキを巻き込み、トルコ旅行のパンフレットを集めて、パスポートを取得し(札幌のパスポートセンターの職員さんは私が今まで対峙したどの役人よりもぶっちぎり優しかった)、旅行代理店に申し込んだのが9月。確か、年明け分の日程が入ったパンフが8月末に出て、どうせなら早いほうがいいだろうと思ってすぐに申し込みに行ったわけです。

 日程を年明けにしたのは完全に私の仕事の都合ですが、その時期はちょうどトルコも冬で閑散期で、思ってたよりめちゃくちゃ安くてびびった。
 だって現地で5泊6日観光して、添乗員さんとガイドさんずっと同行してくれて、成田発着こみこみビタ20万円くらいだよ????安くね????ホテルのグレード上げるとかトルコ国内移動を飛行機に変えるとかもっとリッチにできる要素はいっぱいあるけど、それにしたって安くね??????

 私達は札幌から行くので、オプションで札幌ー成田間の往復航空券と、帰国後は当日中に札幌に戻れる便がないので1泊分のホテルの手配もオプションでお願いしました。トルコ20万円に比べると、札幌往復+1泊で4万円がむしろめちゃくちゃ高い気すらしてうける。
 札幌往復+1泊の手配は、旅行代理店通さないで自分たちでもっと安いの探して手配することもできます。だけど、もし万が一なにかあって出発時間までに成田につけない…とかなると、全部自己責任になっちゃうということでした。今までの遠征で割と「もし万が一…」のフラグを回収してきた私は非常に不安だったので、旅行代理店にお願いするよりほかありません。
 そのほかに空港利用税とかいう謎税等が発生し、最終的な支払額は25万円弱でした。

 その他に申し込んだのは、たびほの保険。旅行代理店のカウンターでお店のお姉さんに「ここだけの話、うちの保険使うより、たびほで自分でやってもらったほうがめっちゃ安いッス」みたいなスーパーぶっちゃけトークを聞かされ、そんならそうするかい、ということになりました。
 内容はこんな感じ。

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 トルコで飛行機降りていきなり心臓発作で病院運ばれることになっても、1億円出ればどうにかなるじゃろ。知らんけど!
 結局は使わずにすんでよかったねー。


■持ち物とか

 まずは持ってってよかったものから。

 でかいスーツケース持ってなかったから、悩みに悩んでLOJELのCUBO-Lを購入。普通は1泊10リットルが目安だそうです。私は最初からランプ買って帰る気でいたので100リットルのやつにしました。真ん中に拡張用チャックついてて、拡張しなければ、預け荷物にできる最大値である3辺合計158センチサイズ
 こういう冷蔵庫のドアみたいに開く形式をフロントオープンて言うらしくて、めっっっっっちゃくちゃ使い勝手良かった。開く時にスーツケースの2倍の面積使わないですむのがこんなに楽だとは思わなかった。
 衣類圧縮しないで普通にパッキングしてちょうど半分しか使わなかったから(私の手荷物がもともと少なめってのもある)、空いた部分にはランプを梱包して持ち帰ることも考え、日本でプチプチを大量に買って詰めていきました。

 スーツケースがでかくて、満杯まで詰め込んだら、無料で預かってもらえる重量上限を余裕で突破しそうだったので(実際おみやげ買ったら余裕で突破したので)、荷物を分散するときになるべくスーツケースにいっぱい入れられるように、バッグ用デジタルスケールを持っていきました。
 無料で預かってもらえるのは23キロの荷物2つまで。余計に持っていったリュックとかショルダーバッグとか組み合わせて、いい感じに分散できて助かった。

 トルコのコンセントはCタイプのプラグです。旅行代理店のお姉さんには「もし不安なら無印良品で全世界対応のコンパクトな変換プラグがおすすめですよ」って言われたんだけど、お店で現物みたらまあまあでかい割にコンセント1つしかさせないんだよな…。
 いろいろ見て回って、全世界対応かつコンセントの他にUSBの指し口が4つ付いてるタイプにしました。コンセントまわりはこれ1つだけあればよかったから楽ちん。大きさは私の握りこぶしより一回り小さいくらい。
 強いて言えば、洗面所でドライヤー繋ぐ用にシンプルな変換コネクタ1つあってもよかったなー!

 海外対応ドライヤーってそんなに種類ないから、ネットで調べたら大体モノクローム出てくるよね。ちっちゃくて安かったし、特に調べもしないですぐ買っちゃったけど、風いっぱい出るので短気な私にも十分でした
 持ってく前に試しに海外設定で日本で使ってみたら、そよ風に毛が生えた程度の風量だったから「オオオン?」って首かしげたんだが、電気の仕組みはほんとわからんね…。

 みんな大好きAnkerのモバイルバッテリー。これは両方もともと持ってたやつ。小さいのがメイン、でかいのは保険のつもりで持っていったんだけど、結局でかいのばっかり使ってました。バス移動がほとんどだったから、重たい手荷物は車内に置いていけたしね。小さい方はまじで小さいので、結局使うことはなかったものの、ずっとショルダーポーチに入れて持ち歩いていました。ほんとに何があるかわからないので。まじで。(過去の遠征でなにかあり続けた人間の本能)

 これももともと持ってた折りたたみハンガー。ハンガーなんてホテルにあるだろうし、いらないかな?って思いつつ持っていったら、ハンガーがハンガーラック固定のホテルばっかりで、ファブリーズした服をそこらへんにひっかけて干す時に重宝しました。

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 もともと持ってたシリーズ。
 結構前のGLAYのツアーグッズだったショルダーポーチ。かわいいなって思って買ってから1回も使ってなくて、サイズどんぴしゃだったからトルコまで持ってった。ちょっとだけマチついてて、この中にパスポート・お金・カード・リップクリーム・目薬・モバイルバッテリーを入れて肌身離さず持ち歩いていました。
 同じくGLAYのツアーグッズだった巻取り式のUSBケーブル。これもショルダーポーチに入れてた。ホテルで充電するには普通の長いやつが便利だけど、持ち運ぶなら絶対巻取り式がいい。
 ディオールのマキシマイザー。超ミラクルスーパーど定番コスメすぎて、今更こんなところで紹介するのはいっそ恥ずかしさすらある。冬のトルコが気絶するほど乾燥してて、普通の薬用リップクリームじゃ全然太刀打ちできなくて、たまたま化粧ポーチに入ってたこいつに命を救われました。
 クロックスのビーチサンダル。裸足じゃないと死ぬ族なので。日本トルコ間の往復の機内でずっと履いてた。あとホテル着いたら即これに履き替えてた。なぜなら、裸足じゃないと死ぬ族なので。

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 続・もともともってたシリーズ。
 無印良品のフード付きネックピロー。めちゃ使い心地いいの分かってたから、多少かさばるのは覚悟の上で快適さを優先して持参。圧倒的正解。
 マッサージオイルとヘラ。家で使ってるいつものやつをジップロックに入れて持参。今までの遠征ライフで、無茶したあとは死ぬほど足揉んどくと次の日が楽って分かってるので、今回もトルコで死ぬほど揉んできました。

 あと持ち物じゃないけど、google翻訳のアプリ。外国行ったらitunes storeに接続できなくなるの知らなくて、たまっっったま入れてて助かった。
 主に使ったのが画像翻訳。便利な時代になった。アプリからカメラ起動して写すだけでリアタイ翻訳してくれんだぜ。未来だった。トルコ語は使うアルファベットも少し違うので、文字入力で検索するのもままならず、お店のメニューとかおみやげのパッケージとか読みたい時に、意味わからんほど便利でした。
 翻訳データをまとめてDLしといて、オフラインでも使えるのも嬉しい。


 この先は、あったらよかったな系アイテムになるんですが、アプリ繋がりで言えばgoogleアースとVPNアプリ入れときゃよかった。
 長くバス乗ってると「今ここって標高どんなもん?」って気になることがかなりあって、標高はgoogleマップじゃ見れないんだよね…。アース入れときゃよかった〜〜〜〜〜〜〜!
 VPNアプリは、試しに入れてだめだったら契約キャンセルしよって思ってたのに、事前に入れてくのをすっかり忘れていたのでした。グズめ。

 あと、醤油とかマヨとかの日本では普通の調味料。まじで持ってきゃよかった。玄米茶とインスタントみそしるは持ってったけど、調味料のことは完全に頭から抜け落ちてた。同行の旅慣れたマダムがお弁当用のミニ醤油持ってきてたのを見て思い出しました。別のマダムとお嬢さんも「前に別の国で他の旅行者からコチュジャン分けてもらったことがあって、すごくよかったから、今回持ってこようと思ったのに忘れたー!」て言ってて、やっぱ出先でも慣れた味がある安心感は格別よね。

 そのほかには、傘とかタオルを普通に忘れたのでバカかなって思いました。バカでした。傘は運転手さんに借りました。タオルは手足をぺっぺっぺとすることで無いなりにどうにかしました。
 ティッシュとウェットティッシュは多めに持ってったつもりだけど、それでも足りなかったな。鼻セレブITUMOっていうポケットとボックスの中間みたいな使い勝手いいサイズがあって、普通のポケットティッシュ4つ+ITUMOを1つ持ってったんだけど、ITUMOは2つあってもよかった。

 電気ケトルは、海外対応の折りたたみ式のやつをタケユキが持ってきてくれていたのでとても助かりました。ホテル1つ備え付けじゃなかったところあったし。今度またいつか海外旅行するときは自分で買って持っていこー!って思いました。


 iPadは全然使わなかったなー。
 機内で電子書籍読んだり動画見たりしようと思って、準備もしていってたのに、機内どちゃくそ乾燥しててまず目を開けていることが非常に困難。
 あと、国際線って座席シート裏にちっちゃいモニター埋め込まれてるせいで、テーブルと荷物ネットがめっっっっちゃ下についてるの知らなくて、ただでさえ狭いのにiPadが邪魔で邪魔で笑った。ミニならまだしも、12.9インチだしな…。
 しかもなんかすげーいっぱい水とか酒とかくれるの。機内食にお水ついてて、そのほかに有無を言わさない感じで水の無配があって、そのあとに「まあなんか飲みなよ」っつってワインのミニボトルくれて、そういうのが12時間のフライト中2ターンあって、しかも全然ゴミ回収しにきてくれないの。
 とにかく狭いところで少ない手荷物で12時間暮らさなければいけないので、エレクトリカルなものは可能な限り全部iPhoneにぶち込み、ぶち込めないものは諦めるべきだなって思いました。


 次回からは旅行の中身の話になります。
 じゃあねー。

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