USBセキュリティメモリを試してみる。

USBスティックメモリ。セキュリティ製品としては多種多様に現在は発売されている。ちょいと面白そうな製品を見つけましたので買ってみることにしました。

TypeC変換もついてます

台湾の
一般的にUSBセキュリティメモリにはいくつか種類があって、例えば
物理的キーにより制御をかけるタイプはこんなの。

管理ソフトウエアで制御するタイプは多々ありますが例えば

なんてものがあります。

で、USBメモリのインシデントというのも多々ございまして、おそらく悩まされている方も多いのではないでしょうか。

かの有名なNTT西日本の事故もまたしかり。
もっともこちらは作業用のPCに直接落としてそこからUSBメモリで抜いているようなのでちょっと今回の主題にズレるがUSBBメモリがインシデントとなっている事例ではあるので引用。

もちろん、「使うな」というルール制定をするのは簡単な対策ではあるのですが、規程作成「だけ」では心理的抑止にしかならず技術的な対応が無ければダダ漏れになるのはあたりまえ。
一方、物理的にUSBポートを塞いでしまえばいいという考え方もあり、個人的にはこうすべきだとは思ってはいますが、器具手にいれちゃえば一緒なんですよね・・。

Defenderで制御するのがよいとは思ってますが、これはE5契約が必要になってくるのでそこはハードルが少し高いかなぁと。
(E3契約であれこれ追加してしのぐくらいならE5でそっちを強化した方がコスト的にはかなり安くつくんですけど)

そんなわけで、小規模事業者レベルで、遠隔消去が出来るという製品というのはかなり面白いなぁと思いました。スマホ2台使って削除機能を試してみたところ、操作後、PCにメモリを挿すと見事に消えてます。(あたりまえ)

ただし、

〇スマホにアプリを入れてマイナンバーカードのように接触スキャンで制御しますので、対応するスマホが必要です。
〇共用する場合はその相手にもスマホが必要で、かつアプリを入れないと使えません。さらに共用認証はQRコードが必要となります。
〇アカウント登録も必要でこれはほんのちょいと時間がかかります(w。そしてアカウント登録認証はかならずスマホで実施する必要があります。(ハマりました)

ですね。
これはやむ負えないかなぁという気がします。そうでなければ本体側にバッテリ機能を追加しないといけなくなるし、充電やら何やらで使いにくくなるだろうなと。

そして買ってみて気が付いたのですが、ストラップつける穴がない・・・

ストラップが付かない

いえ、なぜストラップが要るかというと紛失タグ(みまもりGPSでも可)つけたいのですよ・・・・・。室内でどこ置いたっけ?なんていうときに鳴らしたいですし、運がよければ屋外で本体見つかるかもしれないし。

ロックかけられる、暗号化する、なんていう製品は各社いろいろ出てるのですが遠隔消去というのはあんまり見ないなぁと思っていて、この製品の価値はそこにあるかと思います。

まぁ前述のとおり、個人的にはE5使え、なんですけどね~。

メーカーショップより容量小さいモデルでお手頃なものがAmazonでありますので個人で使うのにはちょうどいいのではないでしょうか。


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