無職4日目 星の王子様と後輩
本日、初めてメルカリが売れ、利益が274円だったことを踏まえ、就職せずに、メルカリで生計を立てる道は一旦諦めました。
こんばんは、30歳無職一般人です。
今日は、会社を辞めることを伝えられていなかった後輩に、電話をしました。
私:「あのな〜、会社辞めることになったわ」
後輩:「あ、そうなんですか!」
私:「うん〜、まあ長い間お世話になったわ!」
後輩:「あ、ありがとうございます。」
私:「頑張ってね!」
後輩:「はい、了解しました!ありがとうございます!失礼します〜」
・・・
なんか、あっけない。。。業務連絡みたいに対応されたことにショックを少し受けている中で、ふと手にした本が「星の王子様」でした。
みなさん星の王子様という本はご存知でしょうか?
ある星の王子様が、自分のいる星を飛び立ち、様々な星を旅をして地球に不時着しました。その地球で、砂漠で遭難中の筆者に出会い、友情が芽生える物語なのですが、
その本の中に『バラ』が出てきます。そのバラは王子様の星に咲いている、いわばヒロイン的な立ち位置です。王子様はバラのわがまま子ちゃんに振り回されて、「もう嫌だ!」という気持ちで星を旅立ちます。
そのバラが王子様との別れ際に、「いろいろ言ってごめんなさい。本当は愛していたの!」というのです。
星の王子様はそれを聞いて、「そうか。いろいろ言葉に騙されたけど、そんな表面的な言葉じゃなくて、やってきたことをちゃんと見なければいけなかった。バラは僕の星を良い香で包み込んでくれたり、綺麗な色で咲いて僕の星を輝かせてくれた。それに気がついて、もっと水をあげたりしてあればよかった。僕が子供だったばっかりにそんなことにも気がつけなかった」
という別れのシーンがありました。
そうか。言葉じゃないんだ。星の王子様は、バラのわがまま子ちゃんに振り回されて、嫌な気持ちになったけど、本当はちゃんと自分にとって大事な人だったということに気がついた。
僕は、後輩の業務対応に振り回されて、悲しい気持ちになってたけど、本当は今まで一緒に仕事をした時間の積み重ねが大事だったんだ。言葉じゃない!
ということに気が付くことができました。
ありがとう。星の王子様。少し大人になれました。
そして、後輩、いままで、ありがとう!頑張ってね!
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