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無職5日目 元上司とのお別れ

朝にアラームかける日はとてもプレッシャー。どうも、無職が板についてきました30歳無職一般人です。

今日で、元職場の方との退職連絡が一通り終わりました。その中でも今日は、「上司」の方とお話をしました。

この方は最後の1年間お世話になったのですが、実際に働いている地域が異なっていて、オンラインで2週に1度話す方でした。そのため深く関わりすぎることもなく、適度な距離感を保ちながらずっと働くという、なんとも不思議なご縁のある方です。

そして、なんやかんやあって、ちゃんと話す機会を設けられないまま、退職まで行ってしまったのです。

「正直気まずいしな〜。メール一本で終わらせようかな。」なんても思ったのですが、相手は、オンラインで違う地域に住んでいる適度な距離感にいる上司です。もしかすると、2度と会うことがないかもしれない。と思いました。

『一期一会』を肌身で感じたのは初めてのことでした。「もし人生でこの人と話す会話が最後になるんだったとしたら、とても幸せな会話で終わりたい」と思い、電話をかけました。

上司「おー、久しぶり?元気?あの件のことだよね〜?」

と、全てを悟って話してくださる上司。退職までの過程と今までの感謝を伝えました。そうすると、

上司「そんなこと言われたことがなかったから、とても嬉しいよ。新天地でも頑張ってね。」

と言ってくださったのです。その一言で、私の気持ちがなんと救われたことか。。。

不思議ですよね。気まずいままのコミュニケーションで終わっていたら、その人のことを思い出すたびに、気まずい感情が蘇ってくる。

でも、スッキリしたコミュニケーションで終われたからこそ、その人のことを思い出すたびに、「今もお子さんに首ったけなのかな〜」とか、楽しい想像ができる。

この頭の中にふと浮かぶ想像が楽しいものであればあるほど、人生って面白いのかもしれないな。だから、人間関係って大事なんだ。と気付かされました。

この上司の教えで一番心に残ったのは、「結局大事なことは『人』だからね」と諭してくださったことです。やっぱり良い上司に恵まれてたんだな〜としみじみ思う、無職5日目でした。


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