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無職31日目 A社の結果。 気がついた転職の本質と、言ってる側から「おいっ!」の私

こんにちは、30歳無職一般人です。

昨日はC社・B社の結果と衝撃のフィードバックを受けましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

ちなみに、私は絶望をしております。「絶望」という漢字は"望み"が"絶たれる"という並びになっています。

もう一人の私:「(たった2社がうまく行かなかっただけで、望みが絶たれた、なんて解釈するのはアホすぎるぜ。君の望みの選択肢が狭すぎるんじゃないのかい?)」

と、煽り励ましをしながら、なんとかPCを開きます。

そんな中で、A社の結果連絡がきました。

なんどもお伝えをしているように、A社は圧倒的第一志望です。

ですが、初の面接では、失敗しました。


そして、どきどきの結果が届きます。

結果は・・・・ジャカジャカジャカジャカジャン!!・・・「通過!!」

私:「よっしゃああああ!!」

私は天を見上げました!目を開くと、やっぱり思ったよりも天井が低くてびっくりします。

ただし、フィードバックでは以下のように書いていました。

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【総評】
1次選考は通過ですが、次回下記観点でしっかりと確認されたいとのこと

【評価点】
●●学部を卒業され、開発に強く興味をお持ちでいらっしゃり、
カルチャーフィットは一定あるとご評価されていらっしゃいます。

【懸念点】
開発においても〜のご経験や、〜のご経験もおありでいらっしゃるとお伺いした一方で、
即戦力としてご活躍いただけるスキルレベルでいらっしゃるかは
次回のご面接にて見極めさせていただきたいとご連絡いただいております。
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・・・なるほど。たしかに。・・・・

納得したものの、この時点で厳しい戦いの中にいることを悟ります。

このことからもわかったことがあります。

転職面接では、いかに職種を理解し、その職種に合った回答ができるかどうかが大事である!

という点です。

この第一群では、職種ということをあまり理解せずに書類を提出していたので、仕方ないところではありますが、改めて、その重要性を悟ったのでした。

・・・そして数時間後・・・

私はあることに気づき始めます。それは、もうすでにこの会社しか持ち玉がない。ということです。つまり、このすでに窮地に立たされたA社がうまく行かなかった場合、何も残っていない。ということに落ちいるのです。

「ファスト&スロー」という本をご存知でしょうか?ダニエル・カーネマンさんという、心理学者ながらノーベル経済学賞をとられた方が書いている、人間の意思決定のメカニズムを解明した本です。気になる人は読んでみてほしいのですが、

ありえないほど超ざっくり簡単にいうと、

人間は「感情的にOK」がでると、「論理的に考え、判断ができる」ようになる。という意思決定のメカニズムが存在する、ということです。

例えば、婚活中の人が、「どう考えても年収が高いことが重要!」(論理軸)という条件を出しました。そして、実際に、年収が高い男性にで会えたとします。ですが、顔がタイプではありません。(感情)結果、お見送りになります。

つまり、「生理的に無理!」な場合(感情的にNG)がでてしまい、年収(論理)での判断がぼやけるということです。


私のこの時は、「職種が合っているかをちゃんと判断しよう」(論理軸)が気づきでした。

ですが、「持ち玉がない」(感情)という心境に振り回されて、その日の夜には、

とりあえず、今受けているこの会社と同じ職種で応募しよう。志望動機もたくさんまとめたし。

と考えて、湯船にスマホを持ち込んで、求人をひたすらみて、応募し始めました。

ダニエル・カーネマンさん、せっかく私はあなたの本を読んだのに、何も活かせませんでした。数時間前の気づきと矛盾する行動をとる人間って不思議。まあいいか、まだ無職だし。


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