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無職36日目 A社2次面接、不安から手に取った本

こんにちは、30歳無職一般人です。この日は今年の最後の山になるであろう、第一志望群の本命、A社の2次選考でした。

A社は1次試験を通過したものの、「即戦力として活躍できるか見極めたい」という厳しいフィードバックをいただいていた状況でした。そのため2次面接は勝負になります。

私:「(前回、いただいたフィードバックを無駄にしない。うまく話せなかったけど、通してくださった恩に報いよう!」

と、前回の反省・対策をしてきました。特に、職種目線で見た時に、自分が話す自己PRの角度が少し足りていないことが前回の反省でした。なので、職種の理解を深めた上で、自己PRと合致させることを準備の中心として取り組みました。


13時〜で、Web面接が始まります。繋いでみると、2名の面接官の方がいらっしゃいました。1人は、部門の責任者、そしてもうひと方は、リーダーのような立ち位置の若い方です。

実は正直にいうと、この構図を見た時にちょっと嫌な予感がしました。仮に私が部門の責任者だった場合、本気で獲得したい人材だったら、一人で全力で臨む気がしています。そこに若手を入れるということは、少しだけ育成の側面も考慮した仕事のような気がしてしまいました。

私:「いやいや、そんなことに負けてはいかん!がんばるぞおお!」

そして、面接が始まりました。

・・・

1時間後

・・・

ふう。やりきりました。

感想としては、あれだけ話してダメなら無理だろう。というものです。とにかくできることは話してきたつもりでした。


そして、その面接が終わり、手持ちがほとんどなくなったことに気がつきます。明日に面接を控えたD社(ポジションの打診があった会社)のみで、昨日書類の選考待ちが数社です。

私:「(・・・やっぱ、めちゃくちゃ不安じゃん。いやいや、これでいいんだ。だって自己分析をし直すんだから。)」

そこで私は、おもむろに家を出ました。そして、本当は電車でいけば、10分くらいで辿り着くのに、わざわざ40分歩いて本屋に行きました。

そして、ビジネスの棚から、本を手にとったのです。

仕方ありません。苦しかったんだもん。いやなタイトルだわ。

と思いつつ、購入し、家に持ち帰り、爆読みしました。

すると、面白いことがわかりました。

森岡さんはUSJを再建したことで知られる有名なマーケッターです。その森岡さんが就職活動の時に使っていたフレームワークがでてきたのです。

それが、ブランディングと言われるものです。

今までの私は、なんとなく転職活動をスタートして、失敗し、絞らなきゃと思い、うまく絞れず、と右往左往していたことに気がつきました。

そこで、私も森岡さんに乗っ取って、ブランディングピラミッドを作成することにしたのです。

すると、どうでしょうか?私は何を強みにして、誰にアプローチをかければ良いのかがよくわかってきました。

大事なことは、全員にいい顔をするのではなく、誰かたった一人のためにいい顔をすることだったのか

そんなことに気がついた瞬間でした。

そして、そういうふうに自己分析をしていると、

「D社けっこう良くね?」

ということに気がつきました。明日の面接に備えようと感じた1日でした。

---転職の参考にされたい方へ----

ブランディングのピラミッドを考えることは、転職活動において必須項目だと感じました。これをやっておくのとやらないのだと、選考の通過率が、天地の差!と言っても過言ではありません。

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※その時にノートに書いたメモです。

簡単にいうと、

・誰に対して、自分をアピールしたいのか?

・どのような点をメリットとして、その人にアピールしたいのか?

・どのような経験や結果が根拠になるのか?

をまとめよう。というものです。

マーケティングだったりブランディングなどをやってきた人やセンスの良い方にとっては当たり前にできていることなんだと思いますが、そういった感度がない私にとってはとても新鮮な情報に写りました。ので、参考にされるのがおすすめです。(もうちょっとちゃんと調べていただいた方が良いかもです!)


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