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8月1日修斗後楽園大会だよ。どんな試合か書いたよ。よかったら放送見てね。

8月1日修斗後楽園大会。

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5月末の修斗abema放送マッチが大ボリューム且つ高品質だったこともあって、今回は全5試合と少なめ且つカードが弱く感じるのが正直なところです。

abemaでやるから見てね♪便利な時代になったもんだ♪

これには理由として、後楽園ホールの使用時間の制限や予算的な制約があったりするとは思うのですが、それでもなんとかならんかねと思ってしまいます。でも観客が500人しか入れられないことを考えると全5試合でこの品質を維持するのが精一杯なのもお察しします。

実は放送マッチや客数制限で収支を成り立たせようとすると5試合から6試合になってくるのだろうなと思っています。そこで無理しても仕方がないからとりあえずは仕方がないのでしょう。

ただこうなると試合数は減ってしまうし、若手の育成を考えると痛手です。試合が担保されることで選手数が担保される部分もあるし、その逆で選手がいるから試合がある部分もあります。ここで試合がないのであれば、格闘技から距離を置く選手は若手選手に限らず出てくると思うのです。

闘志なきものは去れ!覚悟なきものは去れ!というのは簡単だし、心の中では思っている面もあるのだけど、絶対数が減るのはマイナスだなと感じます。広さがなくなれば高さもなくなる側面は必ずあるので。

そうなるとパンクラスの試合数を組んで延々と試合をする形も評価してしまうのだけど、それにまつわるデメリットも当然あるので、単純な話じゃないからこそ、どちらかに決める議論でなく、意見交換として、皆で考えて、この状況を乗り越えていくしかないのだろう。

選手のプロモーションが回っていないのはいつものことだし、選手に自己プロモーションが大切だと言ってしまうのも、現実的には主催者やマスコミがそこまで手が回っていない現実論としては確かに正解だけど、それを強いるのも酷な気持ちも少しだけあります。でも死ぬ気でやれよ!覚悟決めろよ!と思っている根っからのパワハラ気質なのも紛れもない事実ではあります。

まあ皆で協力してやっていけたらいいのだから、皆でできることから始めましょう!と思ってこの記事を書いています。当日はabemaで放送を見てね。

というわけで見どころを書いて行きますかね。解説するわけではないのに。

インフィニティリーグ
バンタム級
5分2R

石井 逸人対小野島 恒太

若手選手でリーグ戦を行って、その中で腕を磨いたり、ストーリーができるだろうと期待するインフィニティリーグ。実際に機能しているかは抜きにして、発想自体はありだと思っています。

石井 逸人さんはお騒がせな方であります。僕の絶妙なネーミングのおかげで何故か僕が火付け役見たくなっているのですが、僕じゃないっすからね。薪はくべたのは事実だけど。それ以外にも試合後に自ら薪をくべに行ったり、先日もSNSで意味のない炎をあげていて、何やってんだよ!感は正直否めません。

まあ勝てばいいし、強ければいいわけで、有無を言わせぬ強さで解を出していっていただきたいところです。今は説得力がないです。

小野島選手は兎にも角にも堅い選手です。練習に来てくださって組んだこともあるのですが、堅い。お世辞にも面白い選手とは言えない堅さです。堅い。

試合自体はまあダラーっと行くと予想しています。

ウェルター級
5分2R

宮路智之対飯田建夫

互いにレコードがいいわけでもないし、何か試合が映えている印象もない試合です。これを解説するのが一番むずかしいのです。解説陣は腕の見せ所でしょう。

ここでこのカードを組むのはイマイチ見えてこないのですが、試合としてはスイングしてくれることを祈ります。

フライ級
5分3R

木内 SKINNY ZOMBIE 崇雅対黒澤 亮平

これまた戦績的にも黒澤選手有利の試合でしょう。
黒澤選手が前戦が負けているので、ここは一個アップの思惑が見えるし、木内選手が勝てばそれはそれでいきましょう的なマッチアップです。

これまた試合に期待です。こういうのはやってみないとわからないですから。

環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦
5分3R

田丸 匠対安藤達也

天才田丸と怪物安藤の構図のようだけど正直首を傾げるのです。

才能のある人だけど天才ではないし、抜群の身体的素質を持つけど解物ではない2人の試合です。格闘技界で天才って言えるのは那須川天心くらいなんじゃないか。天才って言葉が軽くなる違和感を感じます。仕方がない部分はあるにしても天才じゃないよねえ。ラッキーボーイとかミラクルボーイとかの方がしっくりきます。

さてさて。田丸選手はライリーデュトロとに試合を見ると国内では軸があって強いタイプでないと僕は見ています。何か強い部分があるのではなくて、手持ちの武器でやりくりするタイプだし、思い切りよく行けるときがあるから猿田戦のような圧倒されていて、ひっくり返すような試合ができるのでしょう。

前戦でかけ逃げしつつしっかりポイントを得ていくスタイルは日本人が世界で勝つことを考えると一つの希望な気がしていました。田丸選手は僕の中では工夫の人でやりくりの人です。若いのだから強い部分を作らないと先で苦しむとは思うけど、そんなのは大きなお世話だろう。

安藤選手はデビュー前から練習でご一緒させてもらっているのですが、最初から強かったです。レスリングの実績以上に身体的素質を感じたし、とにかく勘のいい選手でした。

正直、あれほど才能のある選手は見たことがないのだけれども、練習しないんですよね。そもそも練習にこない。よってフリーになったのですが、その後も練習でたまに一緒になっても強くなったというよりも、落ちているけど踏みとどまっていると感じました。それでも十分に強いんですけどね。

もちろんスタミナはないので、3Rの試合なことは安藤選手有利ではないですかね。5Rだったら大変じゃないですか。

この試合は田丸選手が如何にしのぐかがキーです。
安藤選手が押し切ってしまうのであればワンサイドだし、田丸選手が勝つのであればやりくりしつつしのいで、ポイントを得る試合でしょう。どうなるか開けてみないとわからない要素があるので楽しみです。

修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント
スーパーアトム級
5分3R

黒部三奈対杉本恵

この試合は黒部さん軸で見られる試合でしょう。
43歳にしてONEに出るための通行手形としてベルトをとりにきた。感情移入必至の選手で試合です。物語は完璧すぎるほど完璧だ。

前回の試合で青木が書いた記事はこちらです。
彼女の思考する力を試合で感じてほしいし、43歳でトップで闘うには思考して、整理していなければできないことです。

彼女の格闘技に懸ける想いを見て感じたら伝わるはずです。

これはとにかく見て貰えば全てわかるのではなかろうかと。
表限としてすばらしいと思って楽しみにしています。頑張れ!

というわけでこちらでどうぞ。放送の情報です。無料で見れるんだよ。

最後はこの言葉で締めますね。

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