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3月7日LIDET UWF初代王者決定トーナメント キックオフ どうしてもベルトがほしい話 #GLEAT しない

3月7日からLIDET UWF初代王者決定トーナメントが始まります。
新宿FACEで18時半開始です。青木真也を見たい方はどうぞ。青木真也対井土徹也。青木真也の3試合目は2番バッター感が否めませんが、終わり良ければすべてよしでベルトを頂いて帰ります。

昨年の7月から「GLEAT」に参戦させていただいて、UWFルールで2試合闘ってきました。及第点を頂いたとしても、自分の想い描く理想の格闘技ができているかと言われるととてもじゃないけれど、理想からは程遠い闘いを強いられています。

苦戦している上に自分の格闘技者としての技量の至らなさを痛感していて、強さも技術も引き出しも経験も理想とする格闘技を表現するには足りていません。雑に言うと「まだ弱い」のです。

格闘技選手青木真也がプロレスに足を踏み入れて、多種多様な闘いを経験させてもらって、「今ならできる。」と自信を持ってUWFルールに踏み込んだつもりが自分が想い描いた格闘技は描けず。悪戦苦闘するからこそ、夢中になってLIDET UWFを楽しめています。ここまで闘った飯塚選手も伊藤選手も「強い」上に「闘い」があって、しっかり苦戦させて頂きました。伊藤選手に関しては試合結果はドローだけれど、ダメージの点では完全な伊藤選手優位で試合後数日はダメージが残りました。最初にへし折っておけばよかったです。

格闘技もプロレスも両方経験した上での「UWFルール」は格闘技とプロレスの両方の技量を有していて成り立つルールです。格闘芸術と参戦前に評したのですが、我ながらその言葉に間違いはなく、何よりも難しい試合形式だと思っています。「強さ」と「闘い」を表現するのであって、形がよければいいものでもないし、強さと理屈とがなければ説得力がないので、結局は日々の稽古とコンディションを淡々と積み上げる以外にない現実と希望がそこにあります。

MMA(総合格闘技)が成り立ってしまった現代にUWFルールは役目を終えたのではないかとする意見も聞くことがあるし、僕もその理屈も十分にわかるし、同意するところもあります。だからこそ現代のプロレスはプロレスの中で競い合うものになっているのだろうし、プロレス内プロレスで凄いレベルの試合を追求して行った結果、たくさんの人を魅了しています。現代にプロレス格闘技で「強さ」と「闘い」を追い求めている僕は老害であり、時代遅れなのはそれとなく察して感じていますが、僕は「強さ」と「闘い」に憧れて、「強さ」と「闘い」を自分の人生を賭して追い求めています。

僕は「強さ」と「闘い」を格闘技選手としてもプロレスラーとしても追いかけていて、だからこそ日々の練習はもちろん、日々の学びを怠らないように日々を過ごしています。全ては「強くなる」ため以外の何物でもありません。ずっと強くなるために生きてきて、今日の練習も記事を書くのも全ては強くなるためにやっています。

是が非でも、何をしてでも青木真也の理想とする格闘技を描いて、ベルトが欲しいです。なかなか言ったことがないけれど、ベルトが欲しいです。MMAのベルトもプロレスのベルトも何本か巻かせてもらってきました。だからこそ、プロレスと格闘技の両方の要素が必須なLIDET UWFのベルトが欲しいのです。3月7日から全精力を懸けてベルトを取りに行きます。ライバルは自分です。

と言うわけでございまして、3月7日火曜日から「LIDET UWF初代王者決定トーナメント1回戦」始まります。一回戦から井土徹也さんをぶつけられて、青木潰し感がありありです。昨年末の試合を見ればわかると思うんですけど、僕はジャーマンスープレックスが苦手なんですよ。橋本千紘さん然り、伊藤貴則さん然りでジャーマンスープレックスがどうにも苦手です。そんな僕にジャーマンスープレックスを井土徹也さんをぶつけるなんていい所を突いています。MMAルールだったら鼻糞にしてやるんですが、UWFルールだとどうにも不安でなりません。そんな井土徹也さんは「青木真也との闘いの前に自分との闘い」と当たり前のことを仰っておりますが、そんなことは当たり前で、青木真也と試合をするのに自分と向き合わず、闘わずに来られても困ります。先に進めば進むほど、頑張れば頑張るほど、闘えば闘うほど自分との闘いで、孤独に孤高になっていくものですから、貴殿はまだまだ地獄の一丁目一番地でございますので、覚悟を決めて闘いの場へお越しくださいな。僕に上手さはないけど、強さで全局面を潰してやるから。


流石にここまで意気込んでおいて、初戦敗退はかっこ悪いにもほどがあるので、踏ん張って気合を入れて頑張ってきます。それでは明後日7日新宿FACEで会いましょう。

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