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出発前夜。たくさんの応援を感じて。

出発前日。練習量は減らしますが、変わらず練習に行きます。
荷造りをと言いたいが荷造りするほどの荷物もなくリュック一つ。

練習では調子を確認して、「できる」と自分に言い聞かせます。
組み技も打撃も確認。仕上がりとしては問題のない仕上がり。

試合まで何度も確認して、不安と恐怖を噛み締めて乗り越えて行きます。試合は何度やっても不安で怖くて試合をしたくないものですが、不安と恐怖を噛み締めて越える工程を飛ばせば楽なものです。ただ、それは逃げであって逃げたときの試合に成功はないです。

勝利は得たとしても成功はないのです。
僕は下のような考え方でやっていて、まずは取り組みを自分が納得できるいいものにしなければならないと考えています。いい取り組みがあって、あとは天に任せた状態まで持っていけるかが試合をする上で一番大事なことだと思っています。だからこそコツコツ積み上げだし、試合に行く最後にGO三浦さんや北野さんや鬼澤さんに「やってくるから、後のことは頼んだね」と伝えています。裏を返せば彼らがいるから僕は思い切って勝負に迎えているのだと思います。究極的には僕は無責任だ。

いい取り組み+いい結果=成功
いい取り組み+悪い結果=不運
悪い取り組み+いい結果=幸運
悪い取り組み+悪い結果=失敗

いい取り組みはできたと思います。
練習だけではなく、プロモーションも全て全力でやりました。それにはお付き合いしてくださったスタッフや協力してくれた演者の方々あってなので感謝しています。ありがとう。

試合前になると応援されていると実感します。
練習場所でも選手仲間に声を掛けてもらえるし、SNSでも応援の声は全てに返信できないほど届くし、実際に形にして何かを届けて頂いたりと応援して頂いている実感があります。

昔は照れくさかったり、重圧に感じてしまったりしたこともあるのですが、今は心の底からありがとうと伝えることができます。それは成長したのではなくて、単純に応援があるからやれていることを肌感覚で理解しただけです。

今まで生きてきて、今が一番応援されています
今までもたくさん応援してもらっていたのだけど、僕が未熟だったのもあって、上手に受け応えることができなかったのだと思うから、正確には応援されているのは間違いで、「皆と一緒に創れている」のだと思います。

37歳になるまでわからなかったのもそれはそれでどうかと思うんだけど、若いときは自分の力で全てやれると思っていて、自分の「限り」を知ったときに応援の力と人のありがたさを感じたのです。人の為には闘えないけど、僕は人を想って闘っています。これが力になる。

38歳目前。今が人生で一番楽しい。人生で一番応援を感じてる
辛く苦しいのも事実だけど、好きなことで生きている僕は幸せだ。明日からも一つ一つ積みあげて試合に向かいます。行ってきます。

GO 三浦さんにこれから公開される映像でコメントを頂いています。

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