見出し画像

1週間おつかれさまでした。ハードコアマッチは痛いの巻。みんなで見よう!レッスルユニバース!

プロレスをしてきました。また「強く」なった。
これで次の格闘技戦(MMAともいう)のときはまた違った青木真也で試合に臨めるはずです。強さとは懐の深さであり厚みですから。

格闘技とプロレスは別物との考えが大多数ですが、僕は同じものだと思っていて「強く」なる方法としてはどちらも有効な方法です。強くなる、成長する方法はプロレス格闘技だけに限った話ではなく、どんな仕事でも一緒で日常を学びに変えることができるかが肝になってきます。

プロレスの中でプロレスの動きをいれないことを大事にしてやってきた部分は多分にあるのですが、今回はサブミッションを禁じた変則ルールです。このルールの中ではプロレスの動きを取り入れて勝ちに向かうことが最良の策だと考えて、コルバタやったり、トペやったり、テーブルパイルドライバーやったりと必死に足掻いてきました。それでも本職は一枚も二枚も上手でプラスチックケースに乗っけられて脚立からセントーンされたり、椅子にパワーボムされたり、それはそれは大変な目に遭いました。

画像1

格闘技では見れない青木真也を見れますので、レッスルユニバースで見ていただけたら嬉しいです。これは「見てほしい」試合です。試合前から緊張していて、数日前から試合のイメージを作った試合で、格闘技と種類は違えど、緊張の量は同じでした。

殻を破るトライを続ける大切さ。

プロレスでも格闘技でも何でも同じ話だと思っているのですが、現状に満足せずにトライを続けるのは大事だと思うのです。実はこれが一番難しくて、どこかで満足してしまったり、「これでいいや」半ば諦めのような感情が出てきて、進化することを止めてしまうのはこれまでもよく見てきました。

宇野薫さんのトレーナーさんが「毎試合新しい試みをしよう」と変化していくことを説いていて、宇野さんも日々試行錯誤を繰り返して、進化を求めています。僕も日々の生活の中で学びを探して、格闘技にプロレスに仕事にと何かで成長のチャンスを探し求めています。

プロレス格闘技に限った話ではなく、今の環境に満足することなく、殻を破るトライを続けたいなと改めて思った次第です。小さなことでよくて、今より少しでもよくなるようにと日々に向き合っていきたいです。

画像2

相手があって引っ張られる。

プロレスの競技性から対戦相手によって引っ張られる部分が多分にあります。格闘技も相手によって引っ張られる要素がプロレスほどではないにしろあるのですが、練習での要素が多いです。いい練習相手は引き出してくれるし、いいトレーナーはあと一歩を引き出してくれるものです。

試合前のコメントでクリスブルックスさんが仰っていた「アオキの新しい部分を引き出したい」の通りになってしまいました。そこはそこでなんだかなとは思うし、上回られた気がします。それはそれで悔しい。有難いことにクリスブルックスさんに引っ張られて、なんとかそれを越えようと思って、気がついたらそれなりに形になっていたのが今回の試合。

一人だけでは成立せずに相手があって観てくれる人があって成立するんだなと改めて感じた次第です。ありがとうね。クリスさん。なんだか悔しいけど感謝してます。プロレスラーって凄いですね。優秀なプロレスラーはカウンセラーみたいだ。

試合の翌日も変わらずに練習。試合の日も変わらず練習していました。
このいつもと変わらない日常を過ごすことが大事なのです。日々の積み上げ以上のものは形にならないですからね。そこを勘違いしてはいけません。

ここから先は

122字

¥ 200

サポートありがとうございます。選手活動、表現活動の活動費用に当てさせていただきます。更なる良いもの、面白いものを創作する原資に大事に大事に感謝を込めて使わせて頂きます。