見出し画像

7月1日 #GLEAT 「旗揚げ1周年記念大会」青木真也初のUWFルールの巻

明日の話なのですが、GLEAT「旗揚げ1周年記念大会」(7月1日、東京ドームシティホール)(7月1日、東京ドームシティホール)に出場します。初参戦でLIDET UWFルールでの試合なので注目してもらえる試合だと思います。青木真也のUWFルールは「インパクト」があります。

なんとPPV放送があって会場まで来ずとも3000円で視聴できます。少しでも多くの方に見てもらいたいです。青木真也頑張ってるなーっと刺激になるはずですのでどうぞ。

UWFルールに関しては「UWF」をリアルタイムで見てきたわけではなく、UWFに対して特別な何かがあるわけではありません。僕の認識としてはUWFはルール(プロレスの試合形式の一つ)であって流派ではないし、UWFは現象だと認識しています。あの現象を再びとは思わないし、社会と業界が絡み合って、噛み合ってできた現象が条件の全く違う現代に「できっこない」と思っていますし、やるのであればまた違った形だと思っています。(できっこないをやらなくちゃなのも分かるけど)

UWFルールは格闘技者としての腕が問われるルールです。そこに格闘技だけでは不完全でプロレスラーとして観客を魅了して試合を成立させる腕も問われるエキスパートなルールだと僕は認識しています。UWFルールの難しいのは格闘技者としての腕がないと粗が出てしまうところです。格闘技術のあるものがプロレスをやらないと成立しないので、格闘技とプロレスが完全に分かれてしまった現代では効率が悪いのだと思います。

僕はプロ格闘技選手としてやってきました。2015年からプロレスにも参戦してプロレスも学んできました。格闘技でもプロレスでも日々の練習と試合で学びをもらってきたし、日々の生活の中で触れるすべての人やモノから学びをもらってきました。まだまだ道半ばではあるけれど、腕がそれなりについてきた自信はあります。今ならばUWFルールの中で「格闘芸術」をできるかもしれない。

GLEATのLIDET UWFルールを見るたびに「自分だったら」を常に考えていたし、青木真也の考える格闘芸術を表現したいし、今の僕ならできると思っていました。今回のGLEAT参戦のUWFルールは自分自身の試験と挑戦です。入場も試合もマイクも全てひっくるめて青木真也の39年間をぶつけるものになります。真剣に日々を積み上げてきたモノを出します。

対戦相手は飯塚優選手。若手で勢いがある選手でやり難い。
UWFルールの中では通常のプロレスルールで苦労していたサブミッションをフォールで切り返されることがないです。フォールを気にせず思いっきりグランドをやることができるのでサブミッションを思いっきりできる青木真也を見せれると思うと楽しみです。プロレスの3カウントがある中でのサブミッションもこの数年で身につけてきたし、3カウントのあるグランドの面白さに夢中だけれど、3カウントのないグランドは僕の本分ですからどんとこい。僕は「闘い」があればプロレスでもMMAでも同じだと思っているから共に闘いをぶつけ合いましょう。メロディーや哲学や言葉の全てをリング上でぶつけ合いましょう。殺す気できてほしい。僕も君もチャンスであり、問われていると思うから。

そんなわけであとは試合見てください。用意していることもあるし、試合後に考えていて出したいこともあります。会場かPPVで会いましょう!

ここから先は

0字

¥ 300

サポートありがとうございます。選手活動、表現活動の活動費用に当てさせていただきます。更なる良いもの、面白いものを創作する原資に大事に大事に感謝を込めて使わせて頂きます。