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選手活動サポート「でんすけ育英会」始動

週末にリリースさせて頂いた通り、BJJLAB竹浦正起さんと株式会社青木ファミリー「青木真也」は格闘技選手の選手活動をサポートする「でんすけ育英会」を発足させて頂きました。

BJJLABから配信販売している青木真也の教則映像の売り上げの1割を選手活動サポートに充てていくことになります。格闘技選手として自らの技術を教則映像として世に残せること自体が幸せなことです。自らの技術を構築するまでに至った過程では格闘技の現場だけに限らず、様々な方々の協力と支えがあって、今の青木真也の格闘技術が存在します。

今の青木真也があるのは僕個人の力だけではなく、様々な人に支えられて創られたものであります。ここまでの格闘技への感謝と今後も永続的に僕が好きな格闘技が存在してくれるよう、現役選手をサポートしていくことで接続性のあるより良い構造を作っていく一助になれたらと考えております。青木真也なりの格闘技への恩返しの一環です。微力ではありますが、青木真也にできることはやっていこうと思います。

この様な後進や若手選手のサポート活動は他業界では当たり前になっています。規模は桁違いではありますが、以下の様な活動があって、その企業や業界全体を強固なものにしています。並べて話すのは恥ずかしいレベルではありますが、意思と取り組みは同じであり、格闘技界でも同じ取り組みをしていこうと思っております。今後、この活動に賛同してくださる選手関係者が増えていけばと思うし、大きく厚くできる方がいればどんどんやって頂いて、業界を根強いものにして頂けたらこれほど嬉しいことはありません。


「格闘技を盛り上げる」と口にする選手をいますが、僕はどうにもこれが苦手です。「格闘技を盛り上げる」のではなく、「根強いもの」にしていきたいとの思いがあります。一時的なブームではなく、根強い文化にしていきたいのが僕の考えなので、今回のような取り組みで業界全体の下支え底上げをさせて頂けたらと思っております。結果として業界が強くなることで、僕も周り回って潤うことになるので寄付するのではなく、自分達の活動する土地に水をあげるような気持ちでおります。

サポート選手の選考は僕は一切口出ししておりません。選考は竹浦さんに一任させてもらって僕は事後報告として聞いているだけです。選手に対して広告のパッチをつけてほしいとの要望もありませんし、何か拘束があるわけでもなく、何も気にすることなく、思う存分練習試合をしてくれたらそれで十分です。礼はいりませんから、懸命に強くなって、納得してきてください。

何かを返そうとする気持ちを持ってくれるのは嬉しいことではありますが、いつかできるタイミングで、できる範囲で後輩選手に何かの形で応援やサポートしてくれたらと思います。そうしていけば格闘技文化は根強いものになりますし、エコシステムが成立するように思います。業界やジャンルを支える意識を持つことは大事だし、判断基準に公益性があるか否かで判断していくのは大事なことではないかと思っています。

BJJLABも青木真也も業界に対しての公益性を大事にしていこうと竹浦さんと話しています。社会が業界がより良くなるような活動を格闘技を通じて行なっていきますので今後も御贔屓のほどよろしくお願いします。僕の商品は選手に還元していきますし、僕以外の選手は現役選手真っ只中で教則映像を購入して頂いた売り上げが、そのままその選手の活動費になる側面が強いと思いますので、御贔屓のほどよろしくお願いいたします。

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サポートありがとうございます。選手活動、表現活動の活動費用に当てさせていただきます。更なる良いもの、面白いものを創作する原資に大事に大事に感謝を込めて使わせて頂きます。