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月刊青木真也

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2019年11月の記事一覧

グラップリングと足関節とクインテッド。

グラップリングと足関節とクインテッド。

2019年の練習環境、技術の大きな変化がありました。

組み技を再確認した2019年。岩本さんと出会う。IGLOOで岩本健汰さんとの練習会が始まったことでグラップリングを改めて学ぶと共にグラップリング(no-gi)とMMAグラップリングの違いを再確認できました。違いを学ぶことでMMAグラップリングのアップデートになるし、粗くなっていた部分が細かく修正することができたのではないかと感じています。MM

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11月の終わりと12月の展望。働きすぎな感も否めない。

11月の終わりと12月の展望。働きすぎな感も否めない。

おはようございます。

羽田空港国内線のターミナルです。今日から火曜の朝まで北九州、広島にセミナーとプロレスと遠征してまいります。セミナーが北九州で4本に広島で1本にプロレスが1本と「格闘小作農」、「格闘ドカタ」を名乗るにしてもほどがある強行スケジュールになっております。ハイパーメディアクリエイターのようないい呼び名ってないんですかね。

11月も明日で終わりでして、請求書出してなかったとか、

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宇野薫の勝利と彼が愛した人たち。

宇野薫の勝利と彼が愛した人たち。

11月24日21時半過ぎの後楽園ホール。

会場の空気がガラリと変わる。会場の空気を変えるのが1流選手であり、メインイベンターであるとはよく言われる言葉ではあるのだけれども、宇野薫のそれはまた特別で、試合順に関係なく彼の空気を創り上げる。それは彼が築き上げてきた歴史と彼の真摯な取り組みが無理矢理にでも空気を変える。特別というよりも異常と表現したほうがいいのかもしれない。もちろんいい意味でだ。

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このタイミングでしか那須川〇〇を実現させるタイミングはないのではなかって話。24のK-1が俄然楽しみになってきました。

このタイミングでしか那須川〇〇を実現させるタイミングはないのではなかって話。24のK-1が俄然楽しみになってきました。

先週のRIZIN記者会見でインパクトのあるカード発表ができず、逆にインパクトのある欠場発表をしてしまい、大晦日に向けて大丈夫なのかよと誰もが思ったはずです。本当に大丈夫なんですかね。

大晦日のカードがない問題。29日のヒョードルジャクソン、チャンドラーベンヘンはインパクトはありますが、RIZINベラトール対抗戦、RIZIN提供試合にはどうリアクションをとったらいいのか難しいところです。そりゃ見た

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修斗後楽園大会。宇野薫さんが試合です。シンガポールから想いを。

修斗後楽園大会。宇野薫さんが試合です。シンガポールから想いを。

こんにちは。シンガポールです。

今回はONEシンガポール大会を現地レポートでの現地行き。
毎回お仕事いただき感謝です。今回は深夜便でのシンガポール入りで飛行機で寝れない自分ですが、少し楽なのかと思っていたものの、キツイものはキツイです。飛行機はできたら乗りたくないし、4−5時間で行ける国は最高。

とりあえず宿に入って、パソコンを広げて、この記事を書いています。

金曜日の大会を終えて、土曜の朝

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堀口選手のケガを考える。如何にしてケガが生まれるのかを理屈で考えてみました。

堀口選手のケガを考える。如何にしてケガが生まれるのかを理屈で考えてみました。

堀口選手が膝の負傷で大晦日大会を欠場。
メインであり、これしかない軸のカードが怪我で消滅。両選手共に無念であるし、関係者もファンも残念としか言えない状況だと思います。この状況で一番辛いのは堀口選手であり、堀口選手から距離が遠のけば遠のくほどに気持ちは弱くなっていくのだと感じています。部外者でファンとしてみている僕ですら、残念だし、選手としての無念さはわかるので今回のカード消滅は想像を絶する大変さの

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堀口欠場!!!直撃・青木真也! 「榊原CEOはあの禁断の試合に踏み込むのか!?」

堀口欠場!!!直撃・青木真也! 「榊原CEOはあの禁断の試合に踏み込むのか!?」

業界騒然!? 年末のビッグイベントに向けて毎年騒がしくなる11月。ところが2019年の今年は、ここに来て主役となる堀口恭司がまさかの怪我で長期欠場を余儀なくされたことが発覚! 大晦日の核を失ったことで、『RIZIN』の動向が俄然注目されている。そんな状況を“バカサバイバー”はどう読み解くのか。今回も青木節が爆発だぁ〜!!
(聞き手◉“Show”大谷泰顕)

可視化されたメインイベンター・堀口恭司―

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朝倉堀口戦の展望と予想。さてどうなるやら。。噂も込みね。

朝倉堀口戦の展望と予想。さてどうなるやら。。噂も込みね。

[RIZIN MMAルール : 5分 3R(61.0kg)※肘あり]
堀口恭司 vs. 朝倉海
RIZINの年末大会の軸として早々に発表したバンタム級チャンピオンシップの堀口朝倉戦。8月に名古屋大会で堀口選手が敗戦を喫したことで一気に年末の軸となったカードです。年末大会のカードは毎回遅れるし、2ヶ月前で発表がなくとも驚かないのですが、今回は10月の時点でトーナメント決勝も含めてですが、3試合を発表

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皆が打撃に走るから組み技を独占させていただきますって話とMMAのバックチョークについて。

皆が打撃に走るから組み技を独占させていただきますって話とMMAのバックチョークについて。

11月10日は御殿場のSUBMIT MMAで特別クラス。

毎回のことになりつつあるのですが、帰りの御殿場新宿間のバスは渋滞でしっかりと遅れます。毎回なので、遅れるものだと認識して乗っていることもあって、ストレスはそこまでないです。気の持ちようは大切だなあと改めて思います。

車中の時間を有効活用するためにも我らがabemaTVでパンクラスを視聴しておりました。練習していた選手もいるし、知っている

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過去を変えることはできないけれども。過去の解釈を変えることはできるよねって話。

過去を変えることはできないけれども。過去の解釈を変えることはできるよねって話。

日本大会の事前映像で僕の初の著書である「空気を読んではいけない」を編集してくれた箕輪厚介さんが、「青木真也は自己肯定をする能力」に長けていると語ってくれて、僕からしたら当たり前なのだけれども、以外にそう思って生きていない人は多いわけで、だからこそ僕の本が売れたり、僕が一定層に支持されたりするのだと思います。

何が起こったとしても僕はそれを前向きに自分のコンテンツに変えていこうとするし、失敗したの

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皇治選手の会見騒動を整理してみて、余計にわからなくなって、青木だったらどうするかを書いてみました。

皇治選手の会見騒動を整理してみて、余計にわからなくなって、青木だったらどうするかを書いてみました。

K-1の皇治選手が記者会見で、可燃性のあるコメントを残したことで、界隈が揺れております。整理できていないと感じるし、整理しにくい問題だとも思うので、恐る恐る整理してみようかなと思います。

記事はゴンカクさんがよくまとめてくださっています。

この記事でのポイントは「違約金を払ってでも他団体で試合をしたい」、「K-1を辞める」と離脱を示唆しているところにあります。文面だけ見ると穏やかな話ではないし

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直撃・青木真也!
証言!『DREAM』(23)「人生が終わった瞬間」

直撃・青木真也! 証言!『DREAM』(23)「人生が終わった瞬間」

◉『Bellator 66』(2012年4月20日、アメリカ・オハイオ州クリーブランドI-X センター)
×青木真也(1R 2:14 TKO/右アッパー→パウンド)エディ・アルバレス○

◉『ONE FC 6: Rise of Kings』(2012年10月6日、シンガポール・インドア・スタジアム)
○青木真也(1R 1:25 三角絞め)アルナウド・ルポン×

人生が終わった瞬間
――もう終わりが

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