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2019年1月の記事一覧

ONE修斗提携で格闘技がようやく産業になる話と昨日の修斗の物語共有の話。岡田祖根二人とも立派でした。

ONE修斗提携で格闘技がようやく産業になる話と昨日の修斗の物語共有の話。岡田祖根二人とも立派でした。

1月27日の修斗後楽園大会でONE日本大会の告知をさせていただきました。

青木真也をウォッチしている方にとっては、青木真也が複数のチャンネルを備えたサイコパスを疑われる性質を持っていることにお気づきだとは思いますが、真面目な青木真也でご挨拶させていただきました。

その証拠に記者会見でもジャケット着用せずに周囲を困らせる青木真也が言われもしないのにジャケット着用です。照れ臭いので冗談っぽく言って

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マネジメント料の適正額ってどうやらどの業界でも悩んでるみたい。格闘技界の適正額とは。

マネジメント料の適正額ってどうやらどの業界でも悩んでるみたい。格闘技界の適正額とは。

格闘技業界の当たり前で「おかしい」と感じている一つにマネジメントフィーがあります。僕は原則としてマネジメントフィーを払ったことがないのですが、海外の試合のスポンサーをつけるからと言って、スポンサー分の仲介料は30%だったように記憶しています。

試合に関しては自分でやるスタイルでここまできてしまったので、マネジメントの必要を感じたこともそこまでないこともあってマネジメントフィーを払ったことがないの

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町田の高校体罰問題とスポーツの現場ではどうなんかって話を自分の体験を踏まえて。

町田の高校体罰問題とスポーツの現場ではどうなんかって話を自分の体験を踏まえて。

町田の高校で教師が生徒に喰らわした問題。(喰らわすは業界用語で殴る)
格闘技選手の中でも容認派と否定派で分かれていて、興味深く見守っていました。人にはいろんな意見や立ち位置があるので、正解を見つける作業をする気は無く、いろんな意見があっていいというスタンスで見守っていました。バカだなあと半分は冷笑的にはなっていましたが。

僕の考えは上記のおおたとしまささんの記事にほぼほぼ同意です。
何があっても

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昨夜のabemaTV「ONE」放送、ご視聴ありがとうございました。解説の振り返りをします。

昨夜のabemaTV「ONE」放送、ご視聴ありがとうございました。解説の振り返りをします。

昨夜は遅くまでONEジャカルタ大会のご視聴ありがとうございました。

おかげさまで好評でした。仕事が好評な時の高揚感といったら。もう最高です。
帰りの自転車が気持ちよくて30分ではなく、1時間くらい走っていたかった。

ちなみに帰りは毎回、タクシーを手配しようとしてくださるのですが、こういうとこで甘えるのは僕の考えにはないのと、自分のものさしを変えたくないから自転車です。自分の支払いでないから、タ

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シンガポールから帰国しての雑感を。

シンガポールから帰国しての雑感を。



1月4日から2週間シンガポールに行ってまいりました。
昨年末にジムの代表のチャトリから、「柔術のインストラクターが不足しているから助けてほしい」との連絡をもらいました。8年を超える付き合いでずっと助けてもらってきたので、僕ができることはなんでもしたいので即答しました。そうはいっても僕も忙しくしていて、その2週間にスケジュールがいくつか入っていました。その調整には戸惑いましたが、無理を言って助け

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格闘代理戦争のその後とキャリアの作り方。時代は変わった。

格闘代理戦争のその後とキャリアの作り方。時代は変わった。



格闘代理戦争の優勝者には賞金300万円に総額1000万円の契約が与えられます。金額以上にプロモーション効果が大きいと思うし、その意味では出場選手全員が御利益に授かる企画だと思います。

番組の余韻も覚めて、個々の物語を生き始めた2019年。シンガポールで優勝者の平田樹さんと練習をご一緒させてもらいました。

平田さんの19歳まで柔道に育てられたコンテンツ力はよかった。これはコンテンツとして、優

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証言!『DREAM』(13)『戦極』との対抗戦を振り返る!「登場人物全員がバカ」

証言!『DREAM』(13)『戦極』との対抗戦を振り返る!「登場人物全員がバカ」

直撃! “バカサバイバー” 
証言!『DREAM』(13)『戦極』との対抗戦を振り返る!「登場人物全員がバカ」

今回は2009年大晦日の『DREAM』×『戦極』の対抗戦。日本マット界史上、稀に見る熱のこもった大会と衝撃の結末! さらには昨年起こった日大アメフト部の問題を絡めて“バカサバイバー”が独自の見解を語る。ともあれ、あの舞台裏でいったい何があったのか!?(聞き手◉“Show”大谷泰顕)

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恩や義理は受けた方が感じる言葉だよねって話と対処法。

恩や義理は受けた方が感じる言葉だよねって話と対処法。

先に言っておくと僕は義理固いほうです。
世話になったことに対してはしっかり返そうと思うし、返せることは返しているつもりです。当然返しきれていないものもあるし、これから生きていく中で返していく気持ちは常に持っています。

そもそも仕事をもらったらそれに対して、一生懸命やろうって姿勢があるタイプは義理固いタイプだと思っています。

格闘技界にいると、義理があるとか恩があるからってことで縛られてるケース

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シンガポールからの更新です。近況報告的。

シンガポールからの更新です。近況報告的。

シンガポールにおります。
シンガポールに美味しいチキンライスがあるから、食べにきたわけではなく、仕事できています。

とりあえず日本円にしたら200円ちょっとのメシをよく食べてます。

これが案外美味しいのです。
喋らずに買えて、一人で食べれるから気が楽です。スタバのコーヒーよりも安くメシが食えるのはありがたいけども、疑問に思います。大丈夫なのか。ずっとこっちで生活してる人は食べないって人も聞くの

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北岡川尻戦の感想と自分のこと。

北岡川尻戦の感想と自分のこと。

レジェンドファイトで試合内容で痺れた試合が記憶にない。
2018年のヘンゾ近藤もそうだったし、桜庭田村もそうだ。歴史を見てきた者にとって、歴史からくるワクワク感はあるのだけれど、それは試合前まで。実際に試合を見たら、現役トップの動きからはかけ離れていて、全盛期を知る者からするとなんとも言えない気持ちになるものである。

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2019年あけましておめでとう。古瀬ポルカの集まりで2019年の作り手の方向が見えてきた気がした。少しだけ。

2019年あけましておめでとう。古瀬ポルカの集まりで2019年の作り手の方向が見えてきた気がした。少しだけ。

あけましておめでとうございます。

この記事を書き始めたのは日暮里駅の京成線のホームです。そうです。年始早々に、2週間ほどシンガポールに柔術のインストラクターで行ってきます。年末年始でブラジル人のインストラクターが、休暇に入ってインストラクターがタイトになったので召集されました。困ったときはお互い様です。いつも世話になってますしね。

というわけで今日から2週間シンガポールです。
この期間の仕事は

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3年連続で元日に“バカサバイバー”を直撃!「榊原委員長にアントニオ猪木を観た!」

3年連続で元日に“バカサバイバー”を直撃!「榊原委員長にアントニオ猪木を観た!」

“ザ・マネー”と呼ばれるフロイド・メイウェザーJr.が那須川天心と闘った、『RIZIN.14』(2018年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)。
結果は1ラウンド2分19秒、メイウェザーのKO勝ちに終わったが、この結果を戦前から予想していた男がいた。
“バカサバイバー”青木真也である。
“バカサバイバー”は戦前も戦前、この試合が公になってすぐ、このサイト上でのインタビューでこうなることをコメン

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