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2018年10月の記事一覧

格闘代理戦争。古瀬と青木の一回戦。互いの成長の場であったし、ありたい。

格闘代理戦争。古瀬と青木の一回戦。互いの成長の場であったし、ありたい。



格闘代理戦争サードシーズンの一回戦が終わりました。
青木チームの古瀬美月選手は1R1本勝ち。期待を超えたパフォーマンスを見せてくれました。試合の模様はabemaTVで見ていただけたら。

彼女を格闘代理戦争に巻き込んだのは9月の中頃です。
紆余曲折あって推薦選手を探しにジュエルスを見に行って決めました。彼女のことはずっと気になっていて、いつか一緒に仕事がしたいと思っていました。彼女の感情表現は

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悪気がない「真剣勝負」について思うもの。

悪気がない「真剣勝負」について思うもの。

DEEPの北岡悟さんの映像。

彼の試合に関しては彼が作る試合だし、彼が主語だし、対戦相手は名前が出ずに、挑戦者でしかない試合。
映像の中で彼が語る団体愛もわかるし、勝負への姿勢もわかる。彼の言葉は相変わらず強いです。さすがのレベル。

この中で制作側が最初に「真剣勝負のプロレスラー」とキャッチをつけている。
真剣勝負、ガチ、シュート、この類の言葉は地球上で一番、下品な類な言葉だと僕は考えています

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佐藤天選手が惚れ惚れする一人相撲で快勝。熱い試合と危ない試合の狭間で。

佐藤天選手が惚れ惚れする一人相撲で快勝。熱い試合と危ない試合の狭間で。

昨日のパンクラス300で、練習させてもらっている佐藤天選手が試合でした。自分でチャンスを作って、自分で躓いて、窮地に追い込まれ、それでも逆転する惚れ惚れする一人相撲を展開し、メインイベントを締めました。

プロファイターとしては、ご立派としか言えません。
選手が他団体に流出して、イベントとして求心力が落ちている中で、メインイベンターとして、形にしたのは本当に立派です。おつかれさまでした。

当日は

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“バカサバイバー”、『ONE』での激勝後の心境を激白!
「格闘技だけやっているヤツは格闘技を何も知らない」

“バカサバイバー”、『ONE』での激勝後の心境を激白! 「格闘技だけやっているヤツは格闘技を何も知らない」

去る10月6日(日本時間7日)、“バカサバイバー”青木真也はタイ・バンコクでの『ONE Championship:KINGDOM OF HEROES』に参戦。エブ・ディンとのMMA戦を闘った。今年3度目となるMMA戦である。しかもライト級王座次期挑戦者の権利をかけた一戦であり、3月に開催される日本大会に向けての意味合いにおいても、絶対に勝ちたい試合だった。
 結果は1ラウンド57秒で“バカサバイバ

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「証言!『DREAM』⑨」「“バカサバイバー”、石井館長の経営戦略を語る」

「証言!『DREAM』⑨」「“バカサバイバー”、石井館長の経営戦略を語る」

青木真也は本当に空気を読んでいないのか? 
「証言!『DREAM』⑨」「“バカサバイバー”、石井館長の経営戦略を語る」

 2016年、著書『空気を読んではいけない』(幻冬舎)を上梓した“バカサバイバー”青木真也。するとAmazonの売り上げランキングでもまさかの上位に食い込み、発売からわずかの期間で一気に2万部の増刷に至ったという。出版不況、格闘技は売れないと言われる中、なぜそんな奇跡のようなこ

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試合後一週間。格闘代理戦争椿とか、僕の今後とか不安とか。

試合後一週間。格闘代理戦争椿とか、僕の今後とか不安とか。



試合が終わって一週間。
ようやく落ち着きました。落ち着きましたと言っても、EVOLVEの社員旅行でプーケットに来ているので身体が自由になっただけですが。移動は苦手だし、負担になるのは否めないのですが。

試合が終わってからの一週間。椿飛鳥の試合があって、試合内容と試合に向けた姿勢に腹を立てていました。瞬間的に腹が立ったのですが、よく考えてみれば(考えなくても)、僕の責任も大きく反省する部分が大

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格闘代理戦争場外戦を技術的に分析してみた。ガッツのなさにはムカついてます。

格闘代理戦争場外戦を技術的に分析してみた。ガッツのなさにはムカついてます。

昨夜のONEウォーリアーシリーズで格闘代理戦争で一緒になった、椿選手が試合をしました。結果は1Rでの敗戦。以下彼のブログです、

試合前に発信して頑張っていたとは思うのし、そこは認めます。ただ言葉の軽さは否めなかったし、それは練習を一つ上のレベルでできていないからではないかなと考えていました。格闘代理戦争のときのままなのではないかなと。取り組みやメンタルに関しては俺に言われたかないだろうとも思うの

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応援ありがとうございました。

応援ありがとうございました。

今回も仕事は全うすることができました。
57秒での1本勝ち。試合時間は短かったのですが、試合前の緊張は重くて大変でした。毎回ですが、きつく苦しく重い時間です。

これを乗り越えることができたのは、応援してくれる皆様のおかげです。一人じゃあ、リングまでたどり着くことができないです。そのくらいの責任感はあるし、そのくらいには気分屋です。

今は仕事を全うしてホッとしています。
abemaの放送、日本大

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試合に向かいます。

試合に向かいます。



無事に計量を終えて試合をします。
今回も懸命に向き合ってきたし、今も試合をすることが怖いし、できるのならばやりたくないし、でもやらなければ存在することもできないし、生きてる意味を見出せないし、境界線で闘っていない人間に価値はないので闘います。

格闘技選手、ファイターは特別な人間のように捉えられるけども、そんなことはなく普通の人間です。今、スマホでこれを読んでいるあなたと変わらないです。将来は

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試合2日目の午前中まで。神から緊張感が投入された。

試合2日目の午前中まで。神から緊張感が投入された。

試合2日前。リラックスしていたはずの身体に緊張感が投入される。
緊張が試合に必要なものだとすれば、ファイターらしいのだろうし、流石だという話になるのであろう。ただこの緊張感は毎回味わうけども毎回慣れないものです。BGMにかけている松任谷由実がなんだかしっくりする緊張感。

昨日の夕方にセコンドの宇野さんがタイに到着。
渋滞に巻き込まれてしまい、到着が予想していたよりも遅れたりしたものの、来てくれて

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“バカサバイバー”、天心×堀口戦翌日、“世紀の一戦”を斬る!

“バカサバイバー”、天心×堀口戦翌日、“世紀の一戦”を斬る!

“バカサバイバー”、天心×堀口戦翌日、“世紀の一戦”を斬る!

去る9月30日、さいたまスーパーアリーナでの『RIZIN』にて行なわれた
那須川天心と堀口恭司によるキックルールでの一戦。
片やキックの世界王者、片やMMAの世界最高峰。
『RIZIN』ではこの対決を“世紀の一戦”として打ち出したところ、
過去最高の大反響を呼び、チケットもほぼソールドアウト!
注目の結果は、那須川が3−0とフルマーク

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海外での調整法。やりすぎ注意。

海外での調整法。やりすぎ注意。



日曜日からタイにおります。

記者会見のために早めにタイ入りしました。試合前の練習を終えていた時期だったので、ここでのスケジュールの前後はさほど影響しないと思っています。時差が2時間ですがあることを考えると早めに入っておくのはメリットしかないのかもしれないくらいです。

さて試合前の調整方法を記します。
前回のフィリピンではちょっと動きすぎたなと思う部分があって、今回は少し減らそうと思っていま

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