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リーマンショックの前夜に投資開始

初投稿で2007年から資産運用を始めたと書きました。
それで気になって当時どのような投資をしていたのか当時の資産管理簿を見てみました。

この資産管理簿とは、所有する金融商品の種類や銘柄、取得価格、評価額をエクセルに入力したものです。
毎週土曜日に銀行口座や証券口座を確認し、記録しています。
2007年末時点で資産総額は1,726万円で、うちリスク資産は357万円でした。

投資を始めたきっかけ

投資を始めたきっかけは、郵便局の定額貯金が10年の満期になって、預け替えようとして、あまりの利率の低さに預け替えをためらい、迷っていたときに「あるじゃん」という金融雑誌を見て投資に興味を持つようになったことです。

最初はネット銀行の定期預金の利率が高いということで、ソニー銀行に口座を開設し、定期預金に預けました。当時の利率は年利0.763%です。
ちなみに郵便局は0.23%でした。

最初に買った株は?


株については、初めて買った株はトヨタ自動車(7203)とTOPIX連動型上場投信(1306)です。で、その次は以外なところで沢井製薬(4555)です。
外国株は、投資信託でSTAMグローバル株式インデックスオープンを買っています。外国債券では、中央三井外国債券インデックスファンドです。
懐かしいですね。

これらをみると当時からアセットアロケーション(資産配分)を考慮していて、投資信託はコストを意識してインデックスファンドを買っています。

トヨタ自動車を最初に買ったのは、日本一大きな会社で、業績も良かったし、安心感があり購入しました。
沢井製薬は、政府がジェネリック医薬品の数量シェアを80%まで伸ばすという目標を掲げており、当時の普及率が30%程度だったので、今後の成長を期待して購入しました。いずれの銘柄も今も保有を続けています。

資産配分

当時の資産配分は、
日本株式 64.8%
日本債券 1.2%
先進国株 14.4%
新興国株 6.1%
外国債券 13.5%

当時はリーマンショックの前年で、米国のサブプライムローン問題ですでに日本株が大きく下落していました。
トヨタ自動車は2007年末時点で買値の52%まで下落しています。
沢井製薬は逆に5.3%増です。内需株までは影響が及んでいませんでした。

他に買った銘柄は、日本株はイオン(8267)やエーザイ(4523)など、他数銘柄。新興国株では、シュローダーBRICs株式ファンド、PCAインド株式オープン、三井住友ニューチャイナファンド。
当時はBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)が流行して数万円ずつ買っていました。これらはすべて売却済みです。信託報酬が高すぎて今では買うことはありません。

当時の記録を見るとこんな感じです。
翌年、リーマンショックと言われる金融危機が起こり、さらに評価額が下落するのですが、元本保証の無リスク資産が約8割、リスク資産が2割ということで、平常心でいられました。
その後も日本株の買い増し、外国株のインデックスファンドの積み立て(手動)を継続できたことで、今の資産につながっています。幸運でした。
このように思えるのも当時投資の勉強をしたから。金融リテラシーは大事ですね。

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