2022 東京新聞杯 予想ノート
東京新聞杯は面白いメンバーが揃い楽しみなレースになりました。残念ながらプリンスリターンが回避となってしまいましたが、昨年の1、2着馬、4歳上位の馬や条件戦を勝ち上がってきた馬など予想しがいのある顔ぶれになりました。
今回は東京コースという事で、騎手よりも馬自身の能力×適性を重視して予想を組み立てたいと思います。
調教は、ぶっちさん、jamieさん、その他Twitterの見識高い皆様の見解を参考にさせて頂くつもりです。(もちろんそれを参考に、勉強の為に映像は見ます。)なので参考にした調教見解が有料の場合、分析→予想の段階で辻褄の合わないことを言う可能性がありますが、その点はお許しください。
コース分析
コース概要
先週から開幕した東京の馬場はかなり時計の出る高速馬場の印象でしたが、種牡馬見るとモーリスとかロードカナロア、ハーツクライ、ドゥラメンテなどパワーも兼ね備えた血統が上位に目立った。やはりこの時期の馬場は、野芝に洋芝をオーバーシードした状態かつ洋芝のみが成長する時期ということもあって、軽い馬場でキレキレのタイプよりは、キレにパワーも兼ね備えているタイプが好走しやすいのだと思います。
過去のレース
2021年
⑩カラテ(トゥザグローリー)1.32.4(34.0)
④カテドラル(ハーツクライ)1.32.4(33.5)
⑪シャドウディーヴァ(ハーツクライ)1.32.6(33.6)
2020年
①プリモシーン(ディープインパクト)1.33.0(33.6)
⑫シャドウディーヴァ(ハーツクライ)1.33.1(33.3)
⑬クリノガウディー(スクリーンヒーロー)1.33.1(33.9)
コース概要に書いた「キレにパワーも兼ね備えているタイプが好走傾向」というのは、近年より顕著になってきている傾向なのかも知れませんね。また、勝ち馬が共に上がり最速でない=好位から長く良い脚を使える馬が狙い目、かもしれません。
先週のレース
節分ステークス(4歳上3勝クラス 芝1,600m)
①リフレイム(American Pharoah)1.33.9(34.3)
③タガノディアーナ(リオンディーズ・キンカメ)1.34.3(32.7)
②ウイングレイテスト(スクリーンヒーロー)1.34.3(33.3)
このレースが一番タイムの速いレースだったのでサンプルとしてチョイスしました。スローな展開だったこともあり、上がり最速は32.7という異次元に早い時計が出ている。スローなら33秒前半、ミドルなら33秒後半~34秒フラット前後の末脚が求められるのではないかと思う。
出走予定馬
アオイクレアトール
(父キンカメ)
東京1.33.2(33.6)を2勝クラスで記録。スローの流れを3番手につけて、残り400m過ぎに先頭立ってから、長く良い脚を使っての勝利。どちらかというと楽なレース展開。
3勝クラス勝ち上がりも同様で前目から長く良い脚を使うタイプ。
惨敗はなさそうだが、決め手に欠ける点をどう評価するか。
イルーシヴパンサー
(父ハーツクライ、母父キンカメ)
東京1.32.0(33.8)を1勝クラスで記録。まず1勝クラスのタイム、ラップじゃないw。ミドルペース中団やや後方をインベタで回ってきて、内から鋭い末脚を伸ばしての勝利。最後100mで先頭に立ってからは鞍上が手を緩めている。
東京1.35.2(33.6)を2勝クラスで記録。スローペースを後方から。逃げるリフレイム(52k)を33.6の末脚で捉えて差しきり勝利。スローヨーイドンのリフレイムの勝ちパターンを後方から捉えきった末脚はすばらしい。
ストライドがどんどん伸びるキレキレの末脚ではないんだけど、早い脚を長く安定的に使えるタイプ。
ヴェロックス
(父ジャスタウェイ・父父ハーツクライ)
前走の京都金杯、マイル挑戦2戦目で7着(1.33.4(34.8))。内が伸びる中京競馬場で一番やっちゃ行けない大外回し。その割には最後までよく頑張って伸びているように思う。これは一発合ってもおかしくないと思う。
課題はマイル2戦ではいずれも10番手くらいのやや後方。もう1列~1.5列前で競馬が出来れば。その点、浜中J→三浦J乗り替わりは◎
エイシンチラー
(父リアルインパクト・父父ディープインパクト)
前走3勝クラスを1.34.2(34.9)で勝利。前目から内を付いて飛び出しての勝利は、内枠と軽斤量を活かした印象が強く、いきなり重賞で通用するレベルではないとみている。
ミルコがこの馬ではなく、抽選対象のドナアトラエンテを選んだという事は…
カテドラル
(父ハーツクライ)
昨年2着(1.32.4(33.5))なので、実績は十分。
マイルCSでは上がり4位のタイムでしたが、出遅れて後方からの競馬となったのが響いて、更にスローペースでしたから、噛み合わせが悪かったと考えて良いと思う。
昨年の2着以降は中山、小倉と小回りのコースが得意で、ある程度ペースが流れて上がりの掛かるレースでこそ末脚が活きるタイプではないかと思っていて、そんな中ゆっくり追走して脚を溜めてコーナリングで一気に前との差を詰めるようなレースが得意。出遅れ癖(ゲートが出てもダッシュが付かないタイプ)があり、スローペースになると勝ちきるのは厳しい。
カラテ
(父トゥザグローリー・キンカメ系)
昨年1着(1.32.4(34.0))なので、こちらも実績は十分。
京成杯AH、ニューイヤーSで出した上がり3Fタイムはほぼ同じなので、自分より前にそれ以上の脚を使える馬がいると差し切るのは難しそう
安定して34秒くらいを出せる脚を持っていて、直線長いコースでミドルペース中団かスローペース好位から競馬できると良さが出そう。但し、近走ではレース毎に少しずつポジションが後ろになってきていて、高速馬場の東京競馬場でスロー後方とかになってしまうと、差し切る力はないのではないかとみている。
カレンシュトラウス
(父ルーラーシップ・キンカメ系)
絶対に抽選突破して欲しい
前走初重賞挑戦は道中追走に苦労したが、鼻出血があったようで度外視可能
阪神1.32.7(33.7)を2勝クラスで記録。1頭だけ異次元の走りを見せて5馬身差の圧勝。メンバーレベルはかなり低いですが、このタイムと上がりならばこの馬のレベルは疑う余地なし。但し、気性面では危うい面を見せており、この点は若干注意が必要かも。
中京1.32.8(33.5)を3勝クラスで記録。スロー気味の緩いペースを中団から差し切り。長く良い脚を使いつつ、GOサインと共に更に加速して前を捉えきっており、今の東京コースにはぴったりではないかとみています。
ケイデンスコール
(父ロードカナロア・キンカメ系)
安田記念以降、秋3戦も成績が振るっていない。
マイルCSはカテドラル同様にポジションが後ろ過ぎる。なぜか道中ズルズルとポジションを下げてしまっていて、スローであの位置から差しきれる馬はいないと思う。馬は最後まで伸びている。
阪神カップも同じで最後まで伸びている。
これらよりもポジション取れた毎日王冠では直線伸びず。
古馬になってからは、超高速だったマイラーズCで出した33.8が最速で、これも上がり最速ではなかったことから、本調子だったとしても今回のこのレースには向かない馬ではないかと思う。
シュリ(回避)
(父ハーツクライ)
スタートが決まらない。たぶん今回も出遅れると思います。
この馬が好走するには、内枠引いて好スタート、内で省エネして最後粘り込む競馬しかないと思う。
ディアンドル
(父ルーラーシップ・キンカメ系)
VMで4着(1.31.8(33.8))の成績はこの中でも上位の実績。
外から被されない場合、単騎逃げなどストレスのないスローペースのレースで好走
今回は割と速いペースにしたいトーラスジェミニの存在と好位に有力馬ホウオウアマゾンがおり、潰される可能性が高いと思う。
トーラスジェミニ
(父キングズベスト・キングマンボ系)
府中マイルではスピードが足りていない。
安田記念で5着(1.32.1(34.2))があるが、最後完全に失速しており、上位馬以外の後ろから来た馬がだらしなかっただけじゃないでしょうか。
ここで好走するには、雨による馬場不良などの助けが必要。
ドナアトラエンテ
(父ディープインパクト)
府中では掲示板を外したことがない府中巧者。
マイルは前走初挑戦で好時計は持っていない。つまり東京マイルは初挑戦。
前々走の府中牝馬Sでは直線差し切るかのような脚を見せたが、残り150mで失速したことを考えると、東京マイルはベストな舞台である可能性が高い。
ファインルージュ
(父キズナ)
桜花賞で1.31.2(33.7)で3着を記録しているが、この時の阪神は超高速馬場で多少割引きが必要。
それ以外のレースでは、フェアリーSで上がり35.0、他はマイル経験なしと、判断に困る。
秋華賞はスローペースで上がり最速35.5と不思議なタイム構成になっていて疑いたくなるが、当日は直線の向かい風がかなり強風で吹いていて、その点が影響したことを考えると、風の影響をもろに受ける大外を回ってきて、最後あわや差しきりまで勝ち馬を追い詰めたこの馬は一番評価すべき馬だったことが分かる。
ここからは想像になってしまうが、やはり桜花賞やフェアリーでの上がりタイムや紫苑Sでのコーナー出口での加速力を見ると、小回りコースでこそ他馬との違いを見せられる場なのではないかとみており、とは言えこの世代の牝馬ではサトノレイナスに次ぐ強さと評価していて、その辺りを加味しつつ当日の人気等から取捨判断することになると思います。
プリンスリターン(回避)
(父ストロングリターン・ボリクリ系)
オープンクラスに昇級してから3連勝中。
中京1.32.6(34.2)を前々走のリステッドで記録。緩むことなく流れたレースを前目の好位から進め、長く良い脚を使い最後100mで手前を左手前に変更してもう一伸び、中京巧者のルークズネストをクビ差凌いだ。この最後の切り札みたいな左手前はこの馬の武器になりそう。
東京1.33.0(33.9)を前走のリステッドで記録。コーナーで12秒代まで緩んだぬるいペースを、道中は中団の馬群の中走り、直線外に持ち出して末脚炸裂。このレースでは残り250m付近で手前を左手前に替え、二段ロケット発射。前を余裕で捕まえての勝利。
前目に付けてのロングスパート、詰まっても切れる脚を使って差しきりとあらゆる展開に対応でき、弱点が少ない。内に包まれてしまうなど明らかな不利がなければ馬券内には届きそう。
ホウオウアマゾン
(父キングカメハメハ)
それなりにメンバー揃ったマイルCSで逃げて5着(1.33.0(33.7))。外のサリオスを最後差し返している。今回の出走馬でマイルCSで5着に入れる馬が何頭いるだろうか。
適性という面では、疑いの余地あり。と言うか、東京で好走出来るのか?への明確な答えが戦歴からは用意出来ないため、展開と他の馬との兼ね合いで取捨選択する必要がある。
展開としては、前走の阪神カップのように、自分以外の馬が前で飛ばしてくれて、最後上がりの掛かる展開になる1,400質のレースがこの馬の良さを活かせる舞台だとは思う。
相手関係考えると、マイルCSと同じようにスローからのラスト3ハロン戦に持ち込められれば好走できる可能性は高いと見ていて、近走はレース毎に成長を感じる走りをしているし、このレースは、ホウオウアマゾンを交わせる馬が何頭いるのか?が予想の軸になってくると考えている。
マルターズディオサ
(父キズナ)
特徴の掴みにくい馬。何が苦手なのかが分かりづらい。
左回りが苦手なのかと思ったら、府中牝馬Sで3着。
馬群の中が苦手?も府中牝馬Sでは道中外からセラピアに被されていたし…
斤量54kじゃないと好走出来ない?のであれば、今回は56kなので…
他の馬の方が買いたい要素が盛り沢山で、印を回すのは難しそう。
ワールドバローズ
(父ディスクリートキャット・ストームキャット系)
前走3勝クラス(中京)を1.34.8(34.3)勝利。当日の多頭数3歳未勝利戦よりも遅いタイムで平凡。
中1週での臨戦は気になるところ。
過去遡ってもぬるいレース質しか経験がないのも割引き
枠順確定前の印
本命候補
カレンシュトラウス
ファインルージュ
ホウオウアマゾン
紐候補
イルーシヴパンサー
ヴェロックス
カラテ
カテドラル
ドナアトラエンテ
予想
隊列
ブリンカー装着の⑤トーラスジェミニが行って、番手に⑬ホウオウアマゾン、③ディアンドルあたりが続くでしょう。
好位は、①アオイクレアトール、②ワールドバローズ、④マルターズディオサ、⑩エイシンチラー、⑫ヴェロックス辺りか
中団、⑥ファインルージュ、⑧ドナアトラエンテ、⑪イルーシヴパンサー、⑮カレンシュトラウス、⑨カラテはこの中でも後ろの方になりそう
最後方から⑭カテドラル、⑦ケイデンスコール
展開
ぐいぐい前に行きたい馬が、⑤トーラスジェミニのみ。⑬ホウオウアマゾンは最終追い切り見る限り、後ろからも馬を走らせてプレッシャーを与えて、行きすぎてしまわないよう我慢させる狙いの追い切りだったように見えた。なので⑤トーラスジェミニは行かせる、③ディアンドルも主張するようであれば、すんなり行かせるのではないかと思う。
そうなると、仮に⑤トーラスジェミニが飛ばしたとしても、実際にペースを握るのは⑬ホウオウアマゾンで、それほど早いペースにはならない。
また、好位に付けそうな馬には、あまり評価していない馬が集まった。とは言えスローならば、直線は入って直ぐに馬群がばらけるようなことにはならないと思う。その場合、中団から後ろに位置するであろう有力馬は、好位に付けるであろうあまり強くない馬たちの馬群を捌いて抜け出してくる必要があるため、インで楽に追走出来る馬や前を交わしやすい外目を追走出来る馬を評価することとし、中途半端な中程の枠や最後方からの競馬になりそうな馬は評価を割引きする。
印
○ ⑬ホウオウアマゾン
実績、レース内容見て、このレースでは力が抜けている有力馬の1頭であり、展開的にもこの馬のやりたいペースで好きなように走れそうで、出来も十分に力を出せる状態にあるようなので、ここで大きく崩れることは想像しにくい。
個別見解にも書いたとおり、この馬が走りたいペースでベストパフォーマンスを出したときに、後ろからどれだけの馬が交わせられるのか。を予想の軸に◎○▲を選定しました。
◎ ⑮カレンシュトラウス
2勝クラスで2ハロン目10.8のテンの早いレースを経験していて、そのレースでは好位を追走できてました。今回、好位に付けられるか、中団になるかは正直分からないですが、枠的にも外に付けての追走になると思うし、直線向いて前が詰まるような展開にはならないはずです。道中⑬ホウオウアマゾン、⑥ファインルージュを見ながら、直線で交わすだけの力はあると思います。
調教派の方々からも軒並み好評価を受けていることも後押しになりましたし、前日お昼時点ではありますが単勝オッズは50倍弱となれば、ここで一発を狙う価値十分と見て、本命に上げたいと思います。
▲ ⑥ファインルージュ
中団なら内を取れそうだし、少し出して好位取るなら外が取れそう。その場合、⑬ホウオウアマゾン-⑥ファインルージュ-⑮カレンシュトラウスの隊列が出来て、この3頭がそのままスムーズに直線走って好走というストーリー。
カラテとの比較で、好位ポジションを取れそうか、枠の善し悪しなどの比較でファインルージュをチョイス。
買わない馬
⑨カラテ
⑥ファインルージュとの比較で落選。
上位人気の馬の中では、機動力に欠け、ポジションも恐らく後ろの方。昨年とは違い、スローペースになると、直線向いて勝負所で遅れを取って最後突っ込んで来るも届かない、というイメージがあるため買わないことにしました。
⑪イルーシヴパンサー
⑮カレンシュトラウスとの比較で落選。
Twitterで言われている程、能力が抜けているかというと疑問。正直⑮カレンシュトラウスの方が強そうに見える。それで赤オッズ。プリンスリターンが出走してくれていれば、この人気もある程度緩和されたんでしょうが。この人気ではちょっと手がでないですね。
買い目
◎ 単勝
◎-○▲ 馬連ワイド
○-▲ 馬連(押さえ)
大体はこの予定ですが、金額の割り振りは直前までオッズ見て決めたいと思います。
レース直前追記
○-▲は押さえずにカレンで勝負します!
回顧
タイム 1:32.3(33.1)
ラップ 12.2 - 11.1 - 11.4 - 11.7 - 11.6 - 11.2 - 11.4 - 11.7
前年 12.3 - 11.2 - 11.4 - 11.7 - 11.5 - 11.2 - 11.6 - 11.5
展開
こうしてみると、前年とほぼ変わらない、中緩みのないペースになった。
予想通りトーラスジェミニが早めのラップを刻んできた。誤算というか、想定外だったのは、ケイデンスコールが番手追走し、割とトーラスジェミニをつつくような感じで前にポジ取ってきたこと。さらにはヴェロックスも好ダッシュを決めて、ディアンドルと併走。これでペースは緩むところなく直線。先行勢は総崩れの展開となった。
気になった馬のみ個別に回顧します。
イルーシヴパンサー
圧巻の末脚は、ジョッキーですら驚く程の伸び。但し今日は前が総崩れで、中途半端な位置を取った馬は前が壁になった。そんな中でこの馬はノーストレスで最後方付近を追走した後、直線向いてカラテをブロックしてくれたカレンシュトラウスを上手く利用して花道を駆け抜けた。確かに強かったけど、かなり展開が向いたことも事実で、田辺J得意の展開待ち後方待機がドンピシャで嵌まったことやカレンがカラテをブロックしてくれたこと、ファインルージュも前が開かずに追い出しが遅れたことなど、かなり展開が有利に働いたことは間違いない。昨年は違ったが、例年ならば内伸びになる安田記念ではそう簡単には行かないはず。
ファインルージュ
3コーナー手前ではホウオウアマゾン、4コーナーではドナアトラエンテに外から蓋をされ、直線まで外に持ち出せず。直線向いても前が開かず、結局蓋になっていたドナアトラエンテの後ろからカレンシュトラウスの間に割り込める道が開いたのは残り300m付近。そこから抜け出すもイルーシヴパンサーには届かず失速してカラテに迫られた。道中ずっと外からマークされたのは1番人気+ルメールの宿命だろう。それでもこの初めての混合戦+古馬戦で間を割って2着を確保したこと、直線コースが開いた際のカラテとのポジ争いを制したことは素直に評価。脚を使えたのは250mくらいで最後失速してしまったのは秋華賞と同じで、直線の長いコースよりも小回りで直線の短いコースの方がベストパフォーマンスを出せそうだと改めて思った。VMが目標なんだろうけど、赤いあいつに先に抜け出されたらやっぱりまた交わせないってのはあるのかも。
カラテ
これはこの読みがドンピシャだったのでは。
スタート後押しても押してもあのポジション。カレンに蓋をされたのも直線入って中々エンジンが掛からずの結果で、開いたと思ったらファインルージュに割り込まれる。外をゆったり回せそうなレースじゃないと今後は買いづらいですね。
カレンシュトラウス
この馬賢すぎるのかも。直線入り口でまだGOサインは出てないんだけど、勝負所と分かっていて、自分で加速している気がする。残り500mから200mまでの300mはかなり早い脚を使えていて、この区間がレース最速のラップ区間なので、一瞬だけど相当速い足を使えていることになる。その後は失速してしまいましたが。。。直線向いたら加速してしまう、使える脚は300mそこそこ。長い直線コースなら前に壁を作って残り300mまで足を溜める必要があるので、そういう枠並びでなら。もしくは直線短いコースですね。人気しちゃうんだろうけどダービー卿CTに出てきたら単勝全ツッパですが、栗東所属なので、六甲Sかマイラーズカップでしょうね。それならオッズチャージしてからの京成杯AHでもいいですね。
エイシンチラー
このレースのキングオブクソ騎乗。ザ柴田大知。買っていた人が可哀想。カレンと同じくらいの力は全然あるし、最後脚を余している。東京向きの走りに見えるし、デムーロに戻してVM出てくるなら穴で狙いたい。けどその前に賞金積まないと厳しいと思うので、この馬もダービー卿CTに出しましょう
ホウオウアマゾン
前が総崩れの展開ではさすがに厳しかったかも知れないが、それでもこれは負けすぎだろう。理由は定かではないが、このレースひとつ気になった点が。直線で右後ろからドナアトラエンテ交わされる際に驚くようなリアクションと共に、走法がバタバタに崩れて失速したように見える。よくよく考えてみれば、マイルCSでは右側は内ラチ、阪神カップも内枠で右から迫ってくる馬はいなかった。これが結果に繋がっているのかは分からないですが、今後も左回りは嫌った方が良いのではないかと思いました。もしくはB装着なら。
→追記
左回りのコーナーリングが相当苦手なのかも。NHKマイルCでは、コーナー途中で右手前に替えて、また左手前に替えてとおかしい。東京新聞杯でも、3~4コーナー付近でのピッチ早くなってが乱れている。下記の事前見解と合わせて、右回り1,400がベストなんじゃないか思う。
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?