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【お金のブロック】お金の思い込みじゃなかった

今回お話しするのは、「お金がなくなることへの恐れ」をなくす方法についてです。

よくある「コップに半分入った水を、もう半分しか無いと思うか、まだ半分もあると思うか」といったポジティブ思考かネガティブ思考かという解決法ではありませんので、ご安心を...^^。



お金のブロックが外れない 効果がなかったワーク


わたし自身、とても強い「お金がなくなることへの恐怖心」を抱えています。

例えば、今回(2024年8月5日)の日経平均株価のように資産価値の急落があると、まるで「人生終わり」かのような感情から抜け出せなくなってしまいます。

今までも資産の価値が下がることはあったし、お金に困ることもあった。でも、いつもなんとかなってきた。

そんな経験から「お金がなくなることへの恐怖心」を「ポジティブな思考」でなだめてみるのですが、この恐怖心は根深いようで一歩も引きません。


そこで、わたしは心の中の「お金へのネガティブな思い込み」を、度々探してきました。

心理カウンセラーやコーチング、わたしの高次元なエネルギーのリーディングを受けると、たいていは「わたしのお金へのネガティブな思い込みは両親の価値観からきている」と言われるのです。


「確かに、第二次世界大戦の直後に生まれた両親は、よく子供時代の貧乏話をしていたな...」


そう思ったわたしは、両親が持っていそうなお金の価値観を思いつく限りひねり出したりしていきました。


もしお金に対する悩みを抱えているなら、まずは、以下の「お金へのネガティブ思考」が自分の中にあるかどうか確認してみてください。
認識するだけで大丈夫です。


  1. お金は汚いもの

    • お金を得るためには不正な手段が必要

    • お金持ちはみんな悪いことをしている

  2. お金は不幸を招く

    • お金が増えると犯罪被害にあう

    • お金が原因で人間関係が悪化する

  3. お金は限られた資源

    • わたしが豊かになるためには、他人を犠牲にしなければならない

    • お金を得るためには他人と競争しなければならない

  4. わたしにはお金を稼ぐ能力がない

    • わたしには高収入を得るだけのスキルや才能がない

    • どうせわたしはお金持ちになれない

  5. お金はストレスの元

    • お金を管理するのは難しい

    • お金を持つほど不安は大きくなる

  6. お金に執着するのは良くない

    • お金を追求することは道徳的に間違っている

    • お金よりも愛や友情などを重視しなければならない

  7. お金は愛や幸福を買えない

    • お金があっても真の愛を得ることはできない

    • お金持ちであることと幸福は別物

  8. お金は消えてしまうもの

    • 投資に対する不安

    • お金は無くなるものなのでお金を使うことに恐怖や罪悪感がある


わたしには受け入れられない考え方ばかりですが、なにせ潜在意識のやることですから、気づかないうちにこれらの価値観を持ってしまっているかもしれません。

しかし、これだけお金に対するネガティブを明確に言葉にしてみても、わたしの「お金がなくなることへの恐怖心」は微動だにしませんでした。


ちなみに、「貧乏でいることで、あなたは何を得ているのか?」とネガティブではなくポジティブを炙り出すワークも試みましたが、これもわたしには効果はありませんでした。


みなさんは、上記の「お金へのネガティブ思考」を読んでみて心がざわつくものはありましたか?

もしピンとこなかった方には、次に紹介するわたしの気づきが役に立つかもしれません^^。


お金のブロックはお金ではなく別のことへの恐れが原因


昨日、かなり強烈な「お金を失う恐怖」に襲われて、思考と感情を落ち着かせようと近所の日帰り温泉に行きました。

そこで熱い湯船と水風呂を交互に繰り返しているうちに、「わたしはお金が減ること自体に恐怖を感じているのではない」と気づきが降りてきました^^。


お金が減ったら、なくなったら、何をしなければいけないか...

働かなければいけない。


…(⊙⊙)!?


わたしが恐れていたのは「働くこと」だったのです。


あなた → (;゚ω゚)ェ......

「そんな単純なことに気づいていなかったのですか?」と聞こえてきそうですが、もう少しお付き合いください。


分かっていたんですけど、世に出回る「お金のブロック解除ワーク」とか「手放しワーク」に囚われて、自分の内なる声を無視していたんです。


わたしの中の「働くこと」をもっと掘り下げてみました。

するとそこには「自由を奪うもの」という思い込みが鎮座していました。


こうなると、前述の「お金のブロック解除ワーク」や「手放しワーク」のように、お金に対する価値観そのものだけに注目するやり方とは対処法が違ってきます。


時間の自由、住む場所の自由、人間関係の自由、発言の自由...

働いてしまったら制限されてしまうと思い込んでいるひとつひとつの事柄に対して、「そうじゃないんだ」と違うアイディアに置き換えることが必要になります。


悩めるみなさん、ちょっと思い起こして下さい。

「お金がなくなったら、〇〇しなければならない」とパターン化した考えはありませんか?

この「〇〇しなければ」の部分が、あなたが本当に恐れていることです。


余談ですが、ローンを払いながら分譲マンションに住んでいた頃は「お金がなくなったら、ホームレスにならなければならない」という恐怖を持っていて、さらに掘り下げると「ホームレスになることは恥だ」という思い込みがありました。

マンションを手放し、五年の海外放浪を経験した現在は、ホームレスを恥だとも恐いとも思っていません。

(「お金がなくなったら〜」のあとに続く思い込みを探す参考になるかと思ってシェアしてみました^^)


お金に対する悩みの原因は、もう一段掘り下げてみるとお金とは別の恐怖があることがわかりました。

やりたいことを見つける方法でも似た手順の質問がありますね。

「もし、十億円お金を持っていたら何をしますか?」

表層のお金への囚われじゃなくて、その奥に潜む情熱が答えだからです。


そこで、わたしの価値観を挟まない状態で「お金とは一体何だ」と改めて考えてみると「お金は循環するエネルギー」だということを素直に受け入れられたりします。


「昨日、ひらめいた」というわけで、お金について悩んでいる人、お金のブロック解除に取り組んでいるけど効果がない人の参考になればと思い書きました^^。