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【小学校受験note②】キリスト教教育のすすめ〜ミッションスクールを本気で目指すなら

+主の平和

先日、小学校受験を共に乗り越えた幼児教室のお友達8組と久々に再開し、お食事会を開きました。

みなさん、もちろん受験生当時よりも成長してステキになっていらっしゃいましたが、お互いの顔を見ると時間が逆戻りするのか、6歳児のときと同じ愛らしさも垣間見えたり、変わっていく中にも変わらないものもあるのだろうなと微笑ましくなりました。

変わりながら、変わらないもの。

このフレーズは、人気も伝統もあるミッションスクールの特徴として挙げられます。

小学校受験がごく限られた家庭のものから少しずつ社会一般に浸透していき、少子化の流れに逆行して新設校が創られたり、男女別学校が共学化したり、次々と新しい話題が舞い込む小学校受験の世界において、目新しいニュースはなくとも変わらない価値観のもとで運営を続け、安定した人気を得ている小学校も数多くあります。

私立の小学校はそもそもミッション系が多いですが、変わらない価値観で運営されているという点では、やはりミッションスクールは強い印象があります。

それはもちろん「イエスの教えの普遍性」に由来するものと言ってよいでしょう。

今回は、ミッションスクールを志す皆様へ、ミッションスクールの特徴や欠点をクリスチャン的視点をたっぷり交えてお伝えいたします。

そろそろ願書執筆の始まる時期と思いますので、参考になれば幸いです。

キリスト教教育の特色とは?

キリスト教教育の特色は多岐にわたりますが、以下いくつか挙げてみます。

宗教教育と信仰の尊重〜行動観察が苦手な子へ

ミッションスクールでは、当然ながら宗教教育が重要な位置を占めます。信仰に基づく価値観や道徳的な教えが教育の中心に据えられ、在校生や家庭が信仰を深め、人間として成長することを支援します。

小学校での必修科目「道徳」が「宗教」「聖書」といった科目に置き換えられています。聖書の内容を味わいながら、イエス・キリストがどのように生きどんなことを語ったのかを知り、個々の価値観や道徳観を形成していきます。

信仰は私たち人間に生き方や行動の指針を与えてくれるもので、良心の声を聞くことを促す効果があります。

たとえば、我が家の子どもは受験初期、行動観察がすこぶる苦手で模試の評価も最低ランクが続いていました。

お友達にうまく声がけしたり、友だちの提案に対しても「いいよ」「わかった」の反応しか返せず、明らかに困っているお友達や、周りに迷惑をかけている子に、どう接してよいのかわからずモジモジするばかりだったのです。

幼児教室の先生からは当然アドバイスがあり、親としても様々なアイデアを提案するわけですが、どうにも娘にはしっくりこない様子でした。

そこで登場するのが、クリスチャンならではの魔法の言葉です。

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