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2022年4月ライブ記録(ケバブス/SKY-HI/BE:FIRSTほか)

19. 04/03 THE KEBABS 常勝@F.A.D YOKOHAMA

1月に同じハコで佐々木&フルカワさん弾き語り(新井さん飛び入り)を見てめちゃくちゃ楽しかったので、同じハコでケバブスを見れて感無量です。ケバブスは問答無用で楽しい。浩之さんがほとんど見えなかったのは残念だったけど。

柏公演とけっこうセットリストが変わっていた印象です。1曲目が「常勝アミーゴ」なのは変わらず、前半に「ロバート・デ・ニーロ」「お願いヘルプミー」「テストソング」が配置されてるのは一緒かな。あと、今までは「ジャンケン」と「てんとう虫」が必ず連続していたのに、今日は続けてやらないセトリで珍しいと思いました。

「サマバケ」に入るタイミングの正解がわからない、ってなことを最近の公演で言っていたけど(曲前にMCが入ると余計にタイミング難しそう)、この日は前の曲終わりからすんなり「サマバケ」に入っていたのがいい感じ。

アンコール(「枕」「忙しい」「うれしいきもち」)は、さらに勢いが加速して楽しかったです。ステージがハチャメチャでぐちゃぐちゃになって、田淵が佐々木ポジションで歌ってたし、「うれしいきもち」の間奏で新井さんと佐々木が向かい合ってギターをオクターブ違いで弾くの好きなんだけど、この日はそこに田淵も加わってハッピーオーラが溢れていました。一番最後が「うれしいきもち」なの好き。激しい曲で終わるのも良いけど、ほっこり終わるのも余韻が続くので。とは言え、ケバブスのセトリは別になんでもOKなの前提ですけどね。

相変わらず新井さんのギターに釘付け。「恐竜あらわる」のギターソロ、どこぞのメタルバンドですか?って言いたくなるような大迫力で痺れました。集中して入り込んで引き倒している表情がセクシー。「ジャンケンはグー」のギターソロ、ライブだと音源より迫力マシマシで、メロディーが川のように滑らかに流れていくのがたまらなくて高揚が止まりません。ファンク調なのに、メタルみたいな指使い。

珍しかったのが、田淵が「デ・ニーロ」の入りを間違えてやり直しになったこと。整理番号が悪かったのでステージそんなによく見えなかったんだけど、どう聞いてもデ・ニーロのイントロなのに、♪ウォーオーオーオってコーラスが入ってこなくてどうしたのかなって思ったら、田淵が「間違えたー!」って無邪気に叫んでいて笑いました。
昨年の宇都宮で、浩之さんがセトリ順を間違えた時に、田淵が子供みたいに囃し立てていたことを思い出しました。まさか自分が間違えるとは思わなかったのだろう、焦っている野生の田淵が愛しすぎちゃってハッピー(笑)「サークルみたいなミスした」って言ってた気がするけど、ケバブスはサークルみたいなものだから、こういう雰囲気含めてとっても楽しい。ベテランのバンドマンたちがサークルみたいなノリで純粋にでかい音を鳴らせることを楽しんでるのって、すごく素敵で眩しい。浩之さんも間違えた時に赤面していてめちゃキュートだったので、みんなどんどん間違えてくれていいよ?(笑)

佐々木は黒髪の方が好きかなと最初思ったけど、金髪も見慣れたし、結局どんな風貌でも様になるロックスターだなーと。「F.A.Dは他では見れないような対バンイベントをやっているから好き」「ケバブスとDOPING PANDAやりたい」っていうようなことを言っていたので、テンション上がりました。佐々木&フルカワさんイベントの時もそんなトークをしてくれてワクワクしたので余計に期待。ケバブスとドーパン、見たいなー。

ドーパンのコピーやりたい、ハイロウズやりたい、ってワイワイ言ってる中で、田淵が「髭やりたい」って言って「ギルティーは罪な奴」を少し口ずさんでいました。以前ケバブスにコピーして欲しい楽曲募集企画があって、その時にも「髭のコピーやりたい」って言ってた気がします。その企画は頓挫したので、実現するといいな。「ギルティーは罪な奴」、コーラスも華やかでケバブスにぴったりだと思います。聞きたい!

ものすごく贅沢なことを言わせてもらうと、ケバブスは月1ぐらいでライブ見れたら最高。ライブって特別な非日常空間っていう側面もあるけど、逆に日常でもあるような感覚が私にはあって、ケバブスは私にとって気軽に楽しめる日常みたいなバンドだと感じているので。昨年は頻繁にケバブスを見れていた感覚があるので、今年は余計に寂しいのかも。

新井さんがUKPラジオにゲスト出演した時に、「事務所がバラバラだと動きにくい」って言ってたから、身軽なようでいてやっぱり大変だろうな。皆売れっ子で忙しいしね。でも私はケバブスのことを忘れたりしないので、いつでもウェルカム!
(このツイートの中の人って新井さん?田淵?勝手に新井さんの声で脳内再生しているw)

20. 04/14 晴れ豆花見week special Schroeder-Headz ワンマンライブ!@晴れたら空に豆まいて

今年のシンシュンシュンチャンショーは、別のライブと被って行けなかったので、何かしらライブに行きたいと思ってスケジュールをチェックしていて、この日は仕事も早く終わったし、サポートが浩之さんと言うことも判明したので(シュローダーで見る浩之さんが好き)、思い立って当日チケットを買って参加しました。当日チケットが買えて(しかも前売り価格)ふらっと遊びに行けるライブって最高ですよね。

会場は代官山の「晴れたら空に豆まいて」という、ご飯も出している隠れ家みたいなイベントスペース。普段なかなかやらないような曲もやるとのことで、初めて聞く曲もありました。会場内に桜のディスプレイもあって、まるで夜桜の中でライブを見ているよう。シュンちゃんは「春が好き」ってよく言ってるしこの日も言ってたけど、シュローダーヘッズらしい春っぽさ満載の雰囲気で素敵でした。

シュローダーで叩いている浩之さんは、やっぱり見ごたえ聞きごたえあるから好きです。ロックとアプローチが違うから、その違いを感じてきゅんとする。たまに「それ強すぎじゃない?w」っていうアタックがあるのも笑ってしまう、最高。ベースは玉木さんで、3人が繰り広げるセッションの緊張感も良いんですよね。シュンちゃんに翻弄されて焦っている浩之さんも好き(笑)

仕込んできた桜の花びらを、扇風機で客席に飛ばすシュンちゃんは、ちょっぴり花さかじいさんのようであり、また自分に向けて桜を飛ばし浴びている姿は、向かい風を受けるアイドルのようで可愛かった(笑)
シュンちゃんの言動って地味に絶妙にツボを付いてくるところが好き。盛大にウケを狙うでもなく、こちらも期待しているわけじゃないのに、クスクスしちゃう、シュンちゃんの人柄かな。ピアノも人柄も温かくてほっこりします。平日仕事帰りに、気軽に楽しいライブを見ることができて大満足!

21. 04/16 SKY-HI HALL TOUR 2022 -八面六臂-@東京ガーデンシアター


こちらにまとめました。

22. 04/24 BE:FIRST "Bye-Good-Bye" One-day One Man Show 昼@東京ガーデンシアター

ファンミ、ザストファイナル、LIVE FOR THE NEXTに続いて4度目の生ビーファでした。最初のワンマンも配信で見ていたけど、曲数も増えたし、MCもライブ運びもだいぶしっかりしてきたなぁと頼もしさを感じるライブでした。

今回最も衝撃的だったのが、 Shining Oneのピアノバラードバージョンです。レオが「皆さんに喜んでいただきたいと思って考えました」という前置きをしていたので、一体何が始まるのだろう?とワクワクしましたが、ダンスも見せどころである彼らが、まるでミュージカルのワンシーンのように(ステージにベンチが配置され、何人か座って、何人かは立って)歌唱する姿にびっくり。歌だけに注力をすることによって、歌の表現力の素晴らしさが際立ちました。ソロパートも感動的に良くて、ちょっと涙が出てきてしまったほど。バラードバージョンもリリースしてくれないかな。でもライブだけのお楽しみというのも良いですね。

あとリュウヘイが、今まで見た中で一番堂々としていてかっこ良かったので嬉しくなったな。ザストファイナルでの涙とか、手のケガのこともあったので。エンディングで幕が下りる時、しゃがんで最後まで顔を出そうとしていたり、お茶目なところも見せてくれて、元気そうで安心。若い年齢のうちに表舞台に立つことも大事だけど、同時に心身への負担もあると思うので、理不尽に傷ついたりすることなく、音楽に集中できる環境であるといいなぁと思います(社長、よろしく笑)。

やっぱりビーファは曲が良いしライブがとても楽しい。私はBESTYではないのですが、彼らの楽曲やパフォーマンスが大好きなので、楽曲を聞いてたまにライブに行けたら満足だなと思います。冠番組は見ているけれど、全部の番組や雑誌は追いません。他にも好きな音楽がたくさんあるので無理。
ジュノンが、「グループのファンじゃなくても音楽を一番好きになってもらえるのが嬉しい」「個人のペースで応援してね」というようなことを言ってくれるので、優しいなぁと思います。その優しさに甘える(笑)

【セットリスト】
01. Betrayal Game
02. Gifted.
03. Brave Generation
04. First Step
05. To The First
06. Move On
07. Be Free
08. Shining One(ピアノバラードver)
09. Shining One
10. Kick Start
11. Bye-Good-Bye

23. 04/28 クリープハイプ 全国ホールツアー2022「今夜は月が綺麗だよ」@東京ガーデンシアター

※ネタバレしています。



連休前だったので仕事が立て込んでいて、チケット無駄にしちゃうかなと冷や冷やしていたのですが、なんとか2曲目の途中から間に合いました。仕事で色々あったこともあり、尾崎さんの歌声を聞いたら張り詰めていたものが緩んで涙が出てきてしまいました。音楽の威力ってすごいな。

クリープハイプはイベントやフェスで何度も見ているし、尾崎さんの著書が好きでほぼ全て読んでいるのですが、ワンマンは行ったことがなかったんですよね。最新アルバムがとても好きだったので、アルバムの曲もたくさん聞くことができて大満足の公演でした。

ステージには、「クリープハイプ」というロゴや、アルバムのアートワークが電飾で施されていました。席が第2バルコニーだったので、ステージが箱庭のように全体で捉えられて美しかったです。

「月の逆襲」「しらす」「すぐに」と、カオナシさんボーカル曲が3曲ありました。カオナシさん曲になると、ぱぁっと雰囲気変わってカオナシワールドになるの最強だなと思います。「月の逆襲」は今までにライブでも何度も聞いたことがあって大好きな曲。月のイメージ通り、照明が真っ黄色に染まる演出もあって綺麗でした。

「しらす」は、アルバムでイントロを聞いた時から、めっちゃカオナシさんカラー!と思ってワクワクした、こちらも大好きな曲。民謡みたいなテイストがあって、尾崎さんの高いコーラスも可愛らしくて、子供の頃の夏祭りの雰囲気が思い浮かびます。
「すぐに」は知らない曲だったのですが、カオナシさんっぽい曲調ではないのにカオナシさんが歌っているのがすごく新鮮で、調べたらやっぱり作詞・作曲は尾崎さんなんですね。

ライブを見る度に感じますが、小川さんのギターの音色がたまりません。派手にエフェクターを使う人が好きなのですが、今日も色んなサウンドを繰り出していて聞き惚れました。

アルバムの中で一番好きなのは「ナイトオンザプラネット」なのですが、生で初めて聞いて、めちゃくちゃ良くて感動。ギターサウンドが気持ち良くて、音がリヴァーブしているみたいに空間に広がって、包み込まれて最高に気持ち良かったです。東京ガーデンシアターみたいな大きな会場が似合うと思ったし、クリープハイプの代表曲になりゆくんだろうなぁと感じました。

楽曲をモチーフにして作った映画「ちょっと思い出しただけ」も鑑賞しましたが、好きな作品です。

尾崎さんのMCを聞いていると、「自分には音楽だけなんだ」という覚悟が内側で燃えさかっているのを感じて、かっこいいなと思います。
この日はカオナシさんもMCをしていて、「どんなツイートがバズるのか調査中、フォロワー12万人もいるけど、いいねがフォロワー数の2%しかつかないケースもある」と話していて、カオナシさんっぽいなと思って面白かったです。マニアックでお上品でなんとも不思議な魅力のある方(笑)

24.-25. 04/30-05/01 ARABAKI ROCK FEST.22

アラバキの記録は別にしました。

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