ダイエットに成功して、彼を見返した話vol.4 最終話
あらすじ
高校時代の振られた彼を見返すため、15kgのダイエットに成功。
その後、高級クラブNO1ホステスのすごさに魅了され、お水の世界で女を磨く。忘れた頃に祖母の入院している病室が私を振った彼の祖母と隣のベッドだったことが発覚し、ドラマのような再会をすることになるのだが。。。
運命的な再会
前回、私の祖母と、私を振った彼のご家族が同じ病室だと聞かされ、動揺が隠せない私でしたが、
数日たち、母が、
母「やっぱり山田君だったー。これ渡ってって言われたから。はいっ。」
と、一枚の名刺を渡してきた。
もらった名刺の裏には、彼の携帯電話の番号。
どういうつもりなんだろう。
自分が振ったことへの罪滅ぼしなのか⁉
まだ俺のこと好きなんだろっ?的な?
それだったらなんか癪だな。。
でも、これは、神様が与えてくれたリベンジのチャンスなのでは???
そう考えたら、なんだか心の中の悪魔がニヤっとした。
曲がりなりにもホステスの端くれ。
すぐに尻尾を振って連絡してはいけない
これは恋愛テクニックの基本である👆
少し時間をおいて、彼が、連絡こないな。。。とザワザワしだした頃に連絡するのがベストだ。相手の気を引きたい場合は、相手の想像通りの行動をしないこと。
名刺をもらって2週間後、メールをしてみた。
案の定、速攻で返信が来た!
やっぱり、すぐに返信すると、連絡を待ち構えていたって感じがするね。
それだけで自分のほうが主導権を握っているような気分がする。
そして、ぎこちない挨拶のあと、久しぶりに会う約束をした。
全てはこの瞬間のため
~デート当日~
振られたあの日から、8年が経っていた。
彼は近所のおしゃれカフェを予約してくれてあって、予約席に通された。
他愛のない昔話や食事を楽しんだ後、彼が言った。
(本当は緊張して味とかよくわからなかったけどね ^_^;)
彼「あの時はごめん」
私「別に。もう昔のことだし」
内心は、全然違った。
あれから悔しくて悔しくて、もう好きじゃない と言った時の迷惑そうな顔、今でも鮮明に思い出せる。
彼「キレイになったね。本当に。」
そりゃそうですよ。
アナタを見返すために今日までメチャクチャ女を磨いてきましたから!
正直言って、久しぶりに会う彼は、なんか、子供みたいだった。
あれ程輝いて後光が差して見えていたのに(少女漫画風にはバラやキラキラ)多分、普段夜の仕事で社長さんとか大人の男性を話しているからなんだろうとは思う。
そしてリベンジの瞬間が訪れた。
彼「今彼氏とかいるの?」
私「今はいないけど」
彼「なんかドラマみたいな再会だよね。運命感じるわ~」
「あのさ、俺たち、より戻さない?」
ずっと思っていたこの瞬間。
何度も何度も頭の中でイメージしてきたこの瞬間。
私「ごめん。もう好きじゃないんだ」
やっぱり同じ言葉をそのまま返してあげたかった。
ふざけんな!と罵倒してやることもできた。
だけど、これまでイイ女を学んできた私。ここで彼を罵ったら残念な女で終わってしまう。
イイ女の復讐とはどんなものか。。
考えた末の結論。
いつまでも忘れられない女になること これだと思った。
そして彼はこう続けた。
彼「そうか、じゃぁまた連絡していい?」
その瞬間、私の8年間の努力が報われた気がした。
私は、
彼にとって「振られてもなお、また会いたい人」
になることができたからだ。
彼は身体目的で言ったのかもしれない。けど、それは関係ない。
主導権を握っているのは私。
今後会うか、会わないか。
付き合うか、付き合わないか。は私の意思に委ねられている。
考えてみたら、変わろうと思った時は悔しくて、復讐のために努力したけど、自分や周りの環境が変わったことで、もう彼への復讐のことなど忘れていた。
最初こそ辛くてしんどかったけど、得られてものは、メチャクチャ大きかった。
振られた私が手に入れたもの
✔ 痩せた
✔ 自分に自信が持てるようになった
✔ 男性にモテるようになった
✔ 一般の女性社員よりは多くお金を手した
✔ 知識が増えた
✔ 普通の人では会えないような人と話ができた
✔ 高価な持ち物を持って着飾れる
中でも一番は、自分に余裕ができたということ。
今までは、お笑いキャラを演じたり、恋愛相談にのったりして、嫌われないように、好かれるようにと、いつも、相手の言動に一喜一憂していました。でも今は、主体性をもって生きられるようになりました。
こうやってあとになって振り返れば、振られて辛かったことも悪くなかったかな☆
今、この瞬間にどん底にいる方へ
今は、周りが見えなくなっていると思うけど、悲しい気持ちやつらい気持ちは時間が癒やしてくれる。
今は無理でも、たくさん寝て。食べて。フル充電になって。立ち上がる元気がでたら、また自分の思う道に進んで行けばいいと思う。
また失敗すると思うけど、そしたらまた休んで、また立ち上がって。
自分は、誰かの駒じゃなくて、みんな一人ひとりが人生の主役。
幸せになるのも、ならないのも、自分の判断に委ねられていると思います。
諦めずに立ち上がってくれる日を待っています。遠くから。
長い昔話を読んでくださいまして、ありがとうございました。
ここに書いてあることは、実話です。
恋愛や結婚や人間関係の問題は、テクニックで解決できることが多いです。
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あべまりあ
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