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エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その46 エイブラハム

前回のあらすじ
こんにちは、ソラです。僕は今まで先生から「エイブラハムの教え」について、いろいろと学んできました。
でも、僕はエイブラハムが何者なのかを全然知らなかったことに今さらながら気づきました。
そこで、先生がおでかけ中にマッキーさんに聞いてみることにしたんです。
マッキーさんは、グーグル先生、佐々木さん家のばあちゃん、エイブラハムが同じ部類だと教えてくれました。
それでは続きをどうぞ。

エス太 :マッキーのやつ・・・俺がいない間にソラにどんな説明をしたんだ??
いいか、ソラ、よ~く覚えておけ。マッキーはな、俺の5万倍テキトーに生きてる男だ。
アイツの話は、2%くらいで聞くようにしておいた方がいい。

ソ ラ :そうなんですね。確かに、先生以上のテキトーさは十分に感じました。

エス太 :だろ?そして、今まで俺がエイブラハムの正体について話さなかったのにはワケがあるんだ。

ソ ラ :ワケですか?

エス太 :エイブラハムの正体を聞いた時、まだ、その情報を受け取れる準備ができていない人は、その事実をきっと受け入れられないからだ。
だけど、ソラは今までエイブラハムの教えについて様々学んできた。それをふまえた上で、これから俺が話すエイブラハムの正体について、信じるも信じないも、ソラが選んだらいい。

ソ ラ :受け取る準備、僕はできています。教えてください。エイブラハムの正体。

エス太 :エイブラハムはな、肉体を持たない、意識の集合体だ。

ソ ラ :え?

エス太 :エイブラハムの正体は、肉体を持たない多くの者たちの意識が集合した存在なんだ。
その正体をエネルギーと解釈してもいい。意識と解釈してもいい。強大な愛と解釈してもいい。
とにかくエイブラハムは、純粋でポジティブな非物質的存在なんだ。
それをどう解釈するかは、それを観察している人の観念や信念というフィルターを通すので、観察する人によって変わる。
例えば、ある人は、その存在を天使と解釈したりもした。
どう解釈するかは人それぞれだ。
そして、エイブラハムは「無限の叡知(えいち)」とも呼ばれているんだ。
何でも知っているので、今まで多くの人が、エイブラハムにたくさんの質問を投げ掛けてきた。そして、エイブラハムはそれらの質問に答え続けてきた。

ソ ラ :なんか、すごいスケールの話ですね。でも、どうして、肉体を持たない存在が質問を受けたり、答えたりできるのでしょう?

エス太 :それには、ある女性が関わってくるんだ。その女性の名前は、エスター・ヒックス。
そう、俺の名前「エス太」の名前の由来になった人だ。

ソ ラ :エスター・ヒックス・・・。

つづく

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