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エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その56 アライン

前回のあらすじ
こんにちは、ソラです。前回はマッキーさんのエイブラハム用語、英会話講座でした。
そこで、習った言葉は「アルルルルァウィン」と「ヴォルルルテェエーックス」でした。
エイブラハムはなかなか難しい言葉を使うなぁと思いました。
それでは続きをどうぞ。

エス太 :あぁ、ヤバイわ。もう原型がほぼわからん程に個性が強めに出ちゃってるわ。

ソ ラ :ところで、先生、アルルルルァウィンって何ですか?

エス太 :「アライン」な。ソラ、マッキーの英会話講座のことは、忘れろ。今すぐ記憶から抹消しろ。

ソ ラ :え?

エス太 :いいか、前にも言ったけど、マッキーの話は2%くらいで聞くのが調度いい。

ソ ラ :そうでしたね。マッキーさんはその場のノリだけで生きているような人でした。気を付けます。

エス太 :エイブラハムはな、アラインという言葉をよく使う。アラインっていうのはソースと調和している状態のことを言うんだ。

ソ ラ :ソースとの調和ですか?

エス太 :まぁ、簡単に言うと、気分がいい状態のことだ。俺たちはアラインしている時、受け取りモードで、アラインしている時間が長ければ長い程、いい引き寄せが起こるようになっているんだ。

ソ ラ :気分がいい状態、つまり受け取りモードのことをアラインしていると言うんですね?

エス太 :そう。アラインすることはとても大切だ。むしろ、できるだけアラインした状態でいれば、人生はうまくいくようになっている。

ソ ラ :先生はいつも「気分がいいこと以上に大切なことはない」と言っていますもんね。

エス太 :それを言ったのはエイブラハムだけどな。ところでソラ、なぜ、アラインしていると人生がうまくいくんだと思う?

ソ ラ :なぜと言われてもなぁ。まぁ、アラインしていると波動が高く、いい引き寄せが起こりやすいからだと思いますが・・・。

エス太 :そうだな。それも、もちろん正解だ。そもそも、アラインしていると、ソースの声が聞きやすい状態なんだ。

ソ ラ :ソースの声・・・ですか?

エス太 :そう、それは直感とも言うし、アイディアとも言う。アラインしている状態で受け取ったアイディアを行動に移すと、物事がうまくいったり、時にシンクロニシティが起きたり、人生が自然といい方向に向かっていくんだ。

ソ ラ :なるほど。

エス太 :逆に気分が悪い状態のことを「アラインから外れている」と言ったりもする。アラインから外れた状態で受けとるアイディアは、ソースからの声とは違うから、行動に移すことで更なるトラブルになることが多い。

ソ ラ :同じ直感やアイディアでも、自分の気分次第で結果が変わるんですね。

エス太 :そのとおり、例えば、感情のスケールの「怒り」の状態で受けとるアイディアは、悪口を言うとか、怒鳴るとかだとする。それを行動に移すと、大抵の結果はいい方向に進まない。
逆に気分がいい状態、感情のスケールの「感謝」から受けとるアイディアは、感謝を伝えるとか、サプライズをするとか、自分自身が更に幸せを感じられるようなことだったり、誰かを幸せにしたり、物事がポジティブに働くようなことが多いんだ。

ソ ラ :なるほど~。なんとなくわかる気がします。

エス太 :家族や友達、同僚、誰かに言葉をかけるのも、まずは自分がアラインしているのを確認してから言葉にするといい。言葉にするというのも一つの行動だからな。逆に自分がアラインから外れているのであれば、言葉にしないという選択も必要だ。そんな時は、先に自分の内側を整えること。

ソ ラ :でも、ネガティブな状態から、すぐに気分をよくすることって難しいですよね?

エス太 :感情のスケールは1歩ずつ上げていけばいい。それすらも難しい時は、いったん席を外し、少しだけ瞑想するなんてのもおすすめだ。

ソ ラ :瞑想ですか。確かに、瞑想で波動を上げる方が手っ取り早そうですね。

エス太 :ま、何事も練習だな。すぐにできなくてもいい。焦らず、少しずつでいいんだ。

ソ ラ :わかりました。

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