エイブラハムをかじっただけの男と弟子　その３４　タイトルに物申したい

マッキー：ようエス太、久しぶりだな。

エス太　：そうだな。達者だったか？

マッキー：まぁ、そうね。ところで、ソラに呼び出されるなんてめずらしいな。

エス太　：そうなんだよ。俺も何も聞かされてないんだ。

ソ　ラ　：こんにちは、皆さん、お集まりでしたか。

マッキー：皆さんっつったって二人だけどな。今日はなんだ？

ソ　ラ　：先生、マッキーさん、僕は大変なことに気づいてしまいました。これは、いたって重要なことです。

エス太　：重要なこと？

ソ　ラ　：そうです。

マッキー：もったいぶってないでさっさと言えよ。

ソ　ラ　：わかりました。では、心して聞いてくださいね。スゥ～（呼吸を吸う音）・・・このシリーズ、タイトルがダサ長いぃぃ！！！

マッキー：お前・・・今さらそれ言う！？なかなか悪くないだろ？おい、エス太も何か言ってやれよ。

エス太　：ま、まぁ、・・・うぅん。

マッキー：・・・え？もしかしてエス太もダサくて長いとか思ってた？

エス太　：いや・・・俺は・・・そうは思ってないと思うとか思わないとか・・・。

ソ　ラ　：いや、ダサいですよ。「エイブラハムをかじっただけの男と弟子」ですよ。ネーミングセンスバグりすぎじゃないですか。
よくそれでいけるって思いましたね。
そもそも「かじっただけの男」って・・・どういうことですか？よく考えたら普通の人じゃないですか。
「普通の人とその弟子」じゃないですか。なんですか、この意味わからん状況！！

エス太　：まぁまぁまぁ、そこまで言いすぎるな。マッキーが泣くぞ。
マッキーだって、もういい歳したオッサンだ。
感動の涙とかならまだしも、いい歳したオッサンのただの涙ほど需要のないものはないからな。

マッキー：誰がオッサンだよ！！まだまだ若々しいだろ。お前は世の中のオッサンたち及びその涙たちに謝れ。

エス太　：オッサンの涙たちに謝るってどんな状況だよ。

ソ　ラ　：ちょっと、話がズレてますよ。今後タイトルをどうするかって話ですよ。

マッキー：今さらタイトルが急に変わっても、変だろ？

ソ　ラ　：先生はいいんですか？こんなヘンテコなタイトルのままで。

エス太　：このタイトルの理由、そういえばソラは知らなかったな。

ソ　ラ　：このタイトルの理由ですか？

エス太　：そうだ。マッキーがこのクソダサいタイトルを使っているのには理由がある。

マッキー：エス太、今、ハッキリとクソダサいタイトルって・・・やっぱり、思ってたんだな・・・。

つづく