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エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その24 感情はナビゲーション

前回のあらすじ
こんにちは、ソラです。僕たちが生まれてくる時にたった一つだけ持ってきた物、それは「感情」でした。
そして僕は、先生に無茶ブリをされて、その結果・・・スベりました。
あれ、ここ、こんなにスベりやすかったっけ?ってくらい。
なんかもう、摩擦ってなんだっけ?摩擦って存在しないんだっけ?ってくらいスベりました。
もう、スベったときの記憶すらないです。よく、覚えてないですね。はい。

エス太 :なんか、すごかったよな・・・前回のあれ。逆にいい物見れた感はあるわ。

ソ ラ :先生のせいですよ。僕はまだ許してませんからね。

エス太 :まぁまぁ、そう言うなって。
ところで、今回は感情の使い方について教えるって言ったよな。 

ソ ラ :はい、言ってましたね。感情に使い方なんてあるんでしょうか?

エス太 :感情はな、ただのナビゲーションだ。

ソ ラ :ナビゲーションですか?

エス太 :あぁ、そうだ。俺たちは、ステップ1を体験し、望みを明確にするだろ?
     
ソ ラ :願望実現のステップ1は、望まないことを体験し、その体験によって望みが明確になることでしたね。

エス太 :そうだ。簡単にいうと、何かを欲しがること、願望を抱くことだ。
そして、願望が生まれると、ステップ2でソースがそれを叶える。叶えて俺たちに与えようとしている。俺たちに受け取られるのを待っているんだ。

※願望実現のステップについては「その21 願望実現の3ステップ、こんどこそ」を見てね。

ソ ラ :願いを叶えて受け取られるのを待っている・・・なんかすごいですね。

エス太 :そして、その願いを最も抵抗なく受けとる方法が、感情のナビゲーションを使うことなんだ。

ソ ラ :感情のナビゲーション、ここで出てきましたね。どうやって使うのでしょうか?

エス太 :望み、願望が生まれると、それが叶っている場所や状態に対して感情がナビゲーションを始める。
俺たちは、生まれてから、生きていく中で、もっと言うと生まれる前からたくさんの願望をソースに打ち上げてきた。
それらを受け取れる場所や状態に向かって感情は常にナビゲーションしてくれているんだ。    

ソ ラ :僕たちが進む道を教えてくれているということでしょうか?

エス太 :簡単に言うとそんな感じだ。
気分がよければ、抵抗なく受け取れる状態。
気分が悪ければ、受け取りに抵抗している状態。
これが、感情のナビゲーションの使い方だ。
今いる状態より、1ミリでも気分のいい方向に思考を向ける。
それだけで、願いが叶う場所へ進んでいるということなんだ。

ソ ラ :つまり、気分がいいと、願望実現に対して抵抗のない道を進んでいて、その道から外れると気分の悪さを使って教えてくれているということでしょうか?

エス太 :そのとおり。天才か、お前は。

ソ ラ :ちぃーっす。

エス太 :なんだそれ、腹立つな。
ひとくちに感情と言っても、いろいろあると思う。だから、次回は感情のスケールについて話すとか、話さないとか。

ソ ラ :なんだそれ。

つづく

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