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エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その6 信念って何?

前回のあらすじ
こんにちは、ソラです。
なんか、前回は、というか、その前もなんですけど、この物語って、基本的にくだらないボケとか、雑談が多くて、話の進みがエグいくらい、遅いんですよね。
どうやら、これを書いているマッキーさんも頭抱えているようなんですよ。
自分で書いてるんだから、くだらないボケとか減らせばいいのに・・・アホなんですかね?
それでは続きをどうぞ。

エス太 :ソラ、言ってくれるな。あいつ(マッキー)はな、アホなんだ。

ソ ラ :僕たちの生みの親が、自分自信に追い詰められているアホって、なんか悲しいですね。

エス太 :むなしいよな・・・。
それとな、ソラ、今回のあらすじも全然、あらすじになってなかったぞ。

ソ ラ :のびしろですね。

エス太 :さて、前回の続きだが、今回は信念とは何なのか、信念がどうやって創られるのかを話そうと思う。

ソ ラ :そうでした。先生、信念とは何なのでしょうか?

エス太 :いいか、信念というのは、その人が繰り返し考えてきた思考のことだ。

ソ ラ :繰り返し考えてきたこと・・・ですか。

エス太 :そうだ。その人が繰り返し考えていることが信念(概念と言ったりもする)となり、その人の人生に影響しているんだ。
そして、その信念の多くは、過去に親や周りの大人から教わったことや、自身が体験したことがベースとなり、創られることが多い。

ソ ラ :なるほど。確かに心当たりはありすぎます。

エス太 :周りの大人は、別に悪気があって、苦労や努力することをソラに伝えてきたわけじゃない。
ただ、知らなかっただけなんだ。
誰も、この宇宙で作用する法則を学校で学んできたりなんかしない。
だから、その人自身がの信じていること、知っている世界観を子供たちに伝えていくんだ。

でもな、ソラ、お前は幸か不幸か俺に出会った。
これから、俺が知っていることをお前に伝えていこうと思う。
だから、きっとソラの信念はこれから新しく創られる。
ソラの人生も必ず大きく変化する。
別に信じても、信じなくてもいい。
お前が選んだらいい。
お前は自由なんだからな。

ソ ラ :先生、お願いします。先生の知っていることを僕に教えてください。

エス太 :あぁ、一人では無理なことも俺たち二人ならやっていける。乗り越えていける。
もう一度お前が俺の質問に答えた内容を確認してみよう。

人生について、難しい、大変。
仕事について、大変なもの。辛いもの。
お金について、めっちゃ欲しい。手に入れるのは大変。
両親について、安心させたい。喜ばせるもの。
人間関係について、苦手。気を使う。
健康について、今のとこ元気。
彼女について、欲しい。
目玉焼きについて、ソース。
これが、お前の信念であり、お前が今生きている世界観だ。

ソ ラ :これが、僕が信じている世界観・・・。
確かに、これら全てが、僕の今の人生を物語っている気がします。

エス太 :今のお前は人生について、迷い、苦労しているし、仕事でもちゃんと大変な思いをしている。
お金を稼ぐことにも大変な思いをしているし、人間関係もそこまでうまくいっていない。
もちろん彼女はいないし。
目玉焼きにはソースを・・・ん?お前・・・目玉焼きに、ソース?

ソ ラ :はい、昔からそうでした。

エス太 :え、ウソ、ないないない、目玉焼きは醤油でしょ。醤油一択でしょ。半熟の目玉焼きをご飯にのせて食ったりしないの? 
    
ソ ラ :いや、半熟でもいいですけど、ソースですよ。
半熟でご飯にのせるならそもそも、卵かけご飯で食べたらいいでしょ。

エス太 :いや、全然わかってないわ。それはそれで別物の料理なんよ。
お前さ、例えば、仮面ライダー1号と変身前の本郷剛は同じ人物の様で全く違うだろ?
 
ソ ラ :は?

エス太 :いや、だから、卵かけご飯はな、本郷剛の姿で頑張ってるわけよ。それはそれでいい味出してんだけど。
それでな、目玉焼きは1号ライダーに変身した状態だよ。
な?中身が同じ人物なのに全然違うだろ?

ソ ラ :な?じゃね~わ!!わかりづらいな。ずっと何言ってるんですか?
     
エス太 :確かに、ずっと何言ってるんだ俺は?
ちょっとゾーンに入ってたわ。
いや、でも目玉焼きにソースって、ちょっとショックだわ~。お前とはもうやっていけんと思う。

ソ ラ :いやいやいや、器ちっちゃすぎでしょ!!さっきまでなんか、めちゃくちゃいいこと言ってましたよ。
キメ顔で「一人では無理なことも俺たち二人ならやっていける」って。
やっていけなくなるの早すぎないっすか?

エス太 :あ~、お前ちょっとイジってきてんじゃん。
俺のカッコいい時のセリフのやつ、ちょっとモノマネしてイジってきてんじゃん。
お前、その感じだとムリだぜ、こっちもちょっと萎えるぜ。
あ~あ、いろいろと教えるのやめちゃおっかな~。

ソ ラ :いやいやいや、そもそもダサかったって。
なんか、モード入ってるな~って感じはしたけど。
元々そんなにカッコよくはなかったって。
ほんとに器がおちょこくらいに小さい人だわ~。
     
エス太 :やめて、そもそもダサいとか、モード入ってるとか、ハズいわ!!

ソ ラ :まぁまぁ、ここは仲直りして、甘いものでも食べませんか?

エス太 :そうだな。また、ムダな雑談が多くてマッキーが頭抱えてるわ。
ほんとアホだな~、アイツ・・・。

あのな、ソラ、今までのお前の人生がどうだったかなんてのは過去の話だ。
お前が過去に思考し、創り出した今の現実を観て、やっぱり人生はこうなんだとお前が信じていれば、過去の再放送がお前の人生にずっと流れ続ける。
お前が、常に考えてることがお前の人生を創る。
だから、たった今からは、自分が望むこと、望む未来について考え続けろ。
今、目の前の現実を観るよりも、自分の気分がよくなるような望む未来についてだ。
最初は難しいかもしれないが、少しずつできればいい。
そうしたら、お前の前に現れる現実も少しずつ変わってくる。
それが、証拠となり、体験となり、新たな信念となる。
焦らなくていい。一歩ずつでいい。

ソ ラ :望む未来について考える・・・。

エス太 :あぁ、そうだ。お前は何にでもなれるし、何でもできる。お前が望むものは何でも叶えられる。
だとしたらお前は、何を望む?
もし、望むものがわからないなら、自分がどう感じたいかについて考えろ。
未来に喜びを感じたいのか、幸せを感じたいのか、安心感を感じたいのか。
それが、お前の人生を変えるポイントになる。

ソ ラ :わかりました。それを僕の宿題にしてみます。

エス太 :あぁ、そうしろ。

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