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エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その66 成功の定義

前回のあらすじ
こんにちは、ソラです。前回は「生きる意味」について先生に聞いてみました。そしたら、「ソラの人生の目標は何か?」と聞き返されたんです。
正直に答えたら、先生は僕に「難しい人生ゲームをしている」と言いました。
そして先生は、エイブラハム大先生が言う、人生の目的について教えてくれると言いました。それはいったい何なのか?
それでは、続きをどうぞ。

ソ ラ :先生、エイブラハム大先生が言う人生の目的とは何ですか?教えてください。

エス太 :それはな。

ソ ラ :それは?

エス太 :それは~。

ソ ラ :それは?

エス太 :ここでいったんCMで~す!

ソ ラ :よし、もうメンターとか関係ない。いっそ、一思いに○ってしまおう。

エス太 :タイムタイム!冗談だって。冗談です!!何っ!?コワっ!!

ソ ラ :では、先生、気を取り直してお願いします。

エス太 :はいっ!!エイブラハムが言う、人生の目的とは「悦(よろこ)び」です!

ソ ラ :悦び・・・ですか?

エス太 :これって漢字的にどっちなんだろ?「悦び」?「喜び」?

ソ ラ :んなことはどうでもいいです。詳しく教えてください。

エス太 :詳しくも何も、人生の目的は悦びだって話。俺たちは悦びのために生まれてきてるんだよ。お金持ちになりたいのも、幸せな家庭を築きたいのも、全ては人生の悦びのためだ。根本でいうと、お金が欲しいのではなく、お金持ちになった時の「感情」を求めているんだよ。お金持ちになった時に得られる「満足感」や「安心感」、「癒し」、「安らぎ」、「自由」を求めているってこと。

ソ ラ :僕たちは「感情」を求めている・・・確かにそうかもしれない。

エス太 :だから、最初から人生の目標をその「感情」に設定すればいい。「満足感」を味わいたいのならば、今、満足できることにフォーカスすればいいんだ。それは、とても簡単なことだ。毎日ご飯が食べられること、水が飲めること、風呂に入れること、空気が無限にあること。あぁ~満足や~、感謝やな~。ってな感じでな。

ソ ラ :満足感はいつも手の届くところにあるということでしょうか?でも僕たちは、今目の前にある豊かさや、満足できることを見ようとせず、遠くの何かを追いかけていた・・・。それが手に入れば、いつか、その満足感が得られると信じて。本当はすぐそばにあるのに。

エス太 :そのとおり。そうすれば、「成功の定義」が書き替わる。何かを達成すれば、何かを得られたら、いつかそれが手に入れば、成功者になれるのではなく、悦びを感じられた時、すでに成功者なんだと。美味しいご飯に感謝が溢(あふ)れた時、お前は成功者だ。道端に咲く花を綺麗だと感じた時、お前は成功者だ。夕日を見て感動した時、お前は成功者だ。
人生はこの繰り返しだ。人生の成功は、いつも目の前にある。

ソ ラ :人生の成功はいつも目の前に・・・。

エス太 :そして、ここからがすごい話で、今目の前の感謝できることや、満足できることにフォーカスをしていると、引き寄せの法則により、願いが叶い始める。物質的な豊かさも、健康も、パートナーも。今までボルテックスに入れてきたあらゆる願いが叶い始めるんだ。これ、ヤバくない?

ソ ラ :激ヤバですね。

エス太 :だからな、今はまだ見えない何かを追いかけることもいいけど、今目の前にある自分を満足させるもの、自分を悦ばせるものを探していくといい。人生はその悦びの連続で、次の悦びを、そしてその次の悦びを見つけていると、いつの間にか素晴らしい人生になっているもんなんだ。ソースが必ず素晴らしい人生へと導いてくれる。
お金を持っていても幸せじゃない人、健康なのに幸せじゃない人、パートナーがいても幸せじゃない人は世の中にたくさんいる。そんな人たちは、今「幸せ」が目の前にあることに気づいていない。だから、その不足感を埋めてくれる何かを外側に探し続け、見つけられないまま人生が終わってしまったりする。「幸せ」は外側ではなく、自分の内側に存在することに気づくと人生はイージーモードだ。
それでは聴いてください。山崎まさよしで、「ワン モア タイム」
いつでも~捜しているよ~♪どっかに君の姿を~♪向かいのホーム 路地裏の窓 こんなとこにいるはずもないのに~♪

ソ ラ :先生、何て中途半端な歌唱力なんだ。その歌唱力、中途半端すぎてイジっていいのかすらわからない。だけど、先生のおかげで気持ちが少しだけ軽くなった気がします。素晴らしい話、ありがとうございました。

エス太 :願いがもしも叶うなら~♪今すぐ君のもとへ~♪

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