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エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その27 1歩ずつ

前回のあらすじ
こんにちは、ソラです。感情にはどうやら5、6くらいの段階があるそうです。
その約5段階のスケールをですね、僕は覚えました。それはもうすぐに覚えましたね、はい。
なんか、覚えるというよりは、スーっと入ってきた感じですね。

エス太 :22段階な。全然違うだろ。そもそも覚えたってやつは「5、6くらい」なんて曖昧な言い方しないだろ。

ソ ラ :まぁ、22段階ですよね?はい、もちろん22段階なんですけど、5、6段くらいのたたずまいと言いますか。

エス太 :あ~ムリムリ。「5、6段くらいのたたずまい」?何その気持ち悪い言葉。聞いたことないわ!!
ちなみに、感情のスケールの4番は何か言ってみろ。

ソ ラ :4番・・・ですね?4番は・・・鬼の形相です。

エス太 :違うわっ!!え、「鬼の形相」?感情ですらなくなってるじゃね~か!!出直してこい。     

ソ ラ :はい、すいませんでした。のびしろでした。

エス太 :今日は感情のスケールの上げ方について話そうと思う。
感情のスケールの1番上は「喜び、気づき、力があるという感覚、自由、愛、感謝」だ。
いい現実を引き寄せる上で、この感情でいられたのなら、それは最もパワフルで、そして最も願いが叶いやすい状態なんだ。

ソ ラ :まぁ、そりゃぁ、その状態でいられたのなら、人生を過ごすのも実際楽しいでしょうね。
でも、そうできないから、みんな悩んで、もがいてるんじゃないですか?

エス太 :そうだな。例えば、感情のスケールの1番下は「恐れ、悲しみ、うつ状態、絶望、無力感」だ。
今、この感情にいる人が、愛や、自由、感謝を感じようとしても無理なんだ。

ソ ラ :そうだと思います。では、どうしたらいいんですか?

エス太 :いいか、これは、俺やマッキー(この話の作者)のメンター(先生)がよく言っている言葉なんだけどな、「感情のスケールは一足飛びには上がることはできない」。
     
ソ ラ :「感情のスケールは一足飛びには上がることはできない」ですか?

エス太 :そうだ。まずは、今、自分が手をのばせるところ、届くところを目指すんだ。

ソ ラ :届くところを目指す・・・。

エス太 :まずは「怒り」を目指していい。

ソ ラ :「怒り」ですか!?

エス太 :そう、これについては次回話そう。まずは、感情のスケールは1mmずつ、1歩ずつ上を目指していけばいいということを覚えておくといい。
今いるところより1mm気分がよくなるような思考を探してみるんだ。

ソ ラ :1mm気分がよくなるような思考を探す・・・わかりました。

つづく

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