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エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その39 現実化への17秒

前回のあらすじ
こんにちは、ソラです。前回はエス太先生が、側溝(そっこう)に落ちて、犬のフンを踏んでいた話でした。
それでは、続きをどうぞ。

エス太 :おぉぃいぃぃ!!ナメてんのか!!

ソ ラ :いやいやいや、実際そんな話したじゃないですか。

エス太 :したけど!!メインはそこじゃねぇーだろっ!!メインは「思考の勢い」についてだろ!!

ソ ラ :あ、すいません。そっちがメインでしたね。そう言えば、そんな話もしてましたね。

エス太 :お前ってやつは・・・。

ソ ラ :先生、早速前回の続きをお願いします。

エス太 :そうだな。こんな無意味なあらそいはやめて、さっさと話を進めるか。

ソ ラ :はい。

エス太 :俺たちがある特定のものに思考を向けると、その思考は勢いを持ち始める話はしたな。

ソ ラ :しましたね。

エス太 :思考が勢いを持ち始めるまでには時間があるんだ。一瞬考えただけでは、その思考は活性化しない。
ある一定の時間、思考のフォーカスを向け続けると、その思考は活性化を始める。

ソ ラ :思考が活性化するのには、一定時間、フォーカスを向ける必要があるんですね。

エス太 :そう。思考が勢いを持つまでの時間をエイブラハムは17秒と言っているんだ。最近では、その秒数は15秒弱とか、少し縮まってきているらしいけど、ここでは基本の17秒で伝えていきたいと思う。

ソ ラ :17秒間、思考を向けるとその思考は勢いを持ち始めるんですか?

エス太 :そうだ。それは良いことも、悪いことも。17秒フォーカスを向けると、その思考は活性化し始める。
そうして、一度勢いを持つとその思考はどんどん活性化していって、68秒、約1分と覚えていてもいい、その思考はボルテックス(波動の現実)で現実化し始める。

ソ ラ :約1分で現実化を始める・・・。でも、約1分考えただけで、欲しいものが手に入るなら、みんな欲しいものを手に入れているはずですよね?

エス太 :この時、現実化されたのは、まだ目には見えない世界、見えない現実での話だ。エイブラハムはその世界を「ボルテックス」と言ったり「波動の現実」と言ったりしている。
そうして、ボルテックスに創造された現実を受けとる方法が・・・。

ソ ラ :気分の良さですね。

エス太 :そう、気分がいい状態のことを「受け取りモード」と言ったりする。受け取りモードでいると、望む現実を最高のタイミングで受けとることができるんだ。

ソ ラ :ネガティブなこともフォーカスを続けると現実化するのでしょうか?

エス太 :もちろんする。例えば、嫌いな上司がいたとするだろ?その人の嫌いな部分にフォーカスを向け続けていると、引き寄せの法則によって、その嫌いな部分が更に活性化されて、現実でもその嫌な振るまいを受けることになる。
これは、自分が思考し、引き寄せている結果なんだ。
そんな時はできるだけ、相手の嫌な部分からフォーカスを外す必要がある。
できるなら、愛の視点で相手を見てやれたらもっといいけどな。

ソ ラ :そうなんですね。ネガティブな現実も自分が創り出していたんですね。

エス太 :だからこそ、普段自分が何にフォーカスを向けているかを意識することが大切なんだ。
これを知ったソラは、いい気分の思考は17秒以上、悪い気分の思考は14秒未満にする練習をしていくといい。

ソ ラ :わかりました。

エス太 :まとめると、俺たちは17秒以上何かにフォーカスを向けると、その思考は現実化されやすくなる。
だから、フォーカスをどこに向けるかを意識することが大切って話だ。

ソ ラ :前回話していた、フォーカスし現実化するまでには多少時間がかかるって話もここで繋がりましたね。

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